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ミラベルと魔法だらけの家はつまらないリフォーム映画!ネタバレ感想

この記事は 約5 分で読めます。

魔法の話なのに魔法を一切感じられない物語。可愛いキャラが一人もおらず、いい音楽も流れず、なんとなく家族が幸せになって終わっていく駄作です。15点

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ミラベルと魔法だらけの家のあらすじ

コロンビアの山奥にある町、エンカントに住むミラベルは代々魔法のギフトを授かる魔法一家に生まれ、育つ。しかしミラベルだけほかの家族と違って魔法が使えない特別な存在だった。そのことに彼女はいつも負い目を感じていた。

末っ子のアントニオが魔法のギフトを授かる大事な儀式の日、ミラベルは家に亀裂が入る瞬間を目撃する。魔法の力を象徴するキャンドルの火は今にも消えそうになっていた。そのことを祖母のアルマに報告するが、彼女は魔法が弱くなるはずはないといって一蹴する。

しかしミラベルはアルマが家の魔法が弱くなっては消え去ろうとしているのを心配しては嘆いている場面に出くわし、アルマがそのことを家族に隠していることを知り、自分でなんとかしようと決意する。

ミラベルと魔法だらけの家のキャスト

  • ステファニー・ベアトリス
  • ジョン・レグイザモ
  • マリア・セシリア・ボテロ
  • ダイアン・ゲレロ
  • ジェシカ・ダロウ
  • アンジー・セペダ

ミラベルと魔法だらけの家の感想と評価

ズートピア」と「塔の上のラプンツェル」のバイロン・ハワードとジャレド・ブッシュの共同監督によるディズニー映画。魔法一家が魔法の家の中で終始グダグダ家族喧嘩しているだけの話で、ストーリーがとにかく弱いです。

ストーリー性のなさを音楽でカバーしようとしているものの、肝心な音楽もインパクトに欠け、鑑賞後どんな歌が流れたのかすぐに忘れます。いい曲が流れたら曲名とか調べたくなるんだけど、今回は検索すらしませんでした。

それぐらいどうでもいいミュージカルだし、話も面白くなければ、音楽も楽しめないとなれば、あとの望みは絵の美しさぐらいでしょうか。

絵はまあそこそこ綺麗だけど、キャラクターがダメですね。主人公のミラベルをはじめ、とにかくキャラが薄いんですよ。印象に残ったのは筋肉ムキムキの女くらいなあ。なんなら彼女が主人公でも良かったんじゃないのっていうぐらいほかのキャラに個性がなかったです。

登場人物たちのキャラの薄さを知ってか、動物を登場させて可愛さを出そうとしているんだけど、それぞれに役割がないから意味を成していません。そういう意味でも作り込みがいい加減ですよね。

これもまた最近ディズニーで流行っているマイノリティをよいしょする作品の一つで、今回はコロンビアの女家族にフォーカスを当てています。それはいいんだけど、じゃあその材料をもとにどんな調理をするのっていう話なわけでアイデア不足が目立ちます。

とにかく最初から最後までずっと慌ただしくバタバタしていて、家族が一体何で揉めているのか理解できませんでした。彼らが口にすることと言えば、「魔法」、「奇跡」、「カシータ」、「ギフト」、「キャンドル」ぐらいで、この5つの単語をオウムみたいに延々と繰り返します。

魔法が使える家族、という設定はまだいいとしましょう。しかし魔力が弱くなるから大変だ、なんとかしなきゃ、みたいなところからストーリーが全然膨らんでいかないんですよ。

魔法が使えるなら、それも魔法でなんとかしろよって思っちゃったりもするんですが、魔力が弱まることに対する解決策が曖昧で、ゴール地点が不明確だから登場人物と一体感が持てず、何を応援していいのか困りました。

なんとなく分かるのはおばあちゃんのアルマが意地悪で、ずっとミラベルと喧嘩してるってことでしょうか。お互いがお互いに責任をなすりつけて口論し、二人が喧嘩しえたらあれよあれよという間に亀裂が入って魔法の家が壊れてしまうんですが、魔法うんぬんじゃなくてただの欠陥住宅じゃないんですか。それも魔法で直せよって。

そして二人が仲直りし、家をみんなで立て直したことで魔法が戻ってきてはめでたしめでたしになるっていうのがさらに理解に苦しむところです。ただぼろい家をリフォームしただけじゃねえかよ。どうせならビフォア、アフターの写真を比べてリフォーム前後の違いを見せてくれよ。

なんでしょうね。この圧倒的なスケールの小ささは。ほとんどの出来事が家の中か家の周辺で起こるっていうのはコロナのステイホームを意識してるんでしょうか。映画の中ぐらいもっと冒険しろよ。

それにしても最近、ディズニー映画がほんと話題にならなくなりましたよね。「あの夏のルカ」にしろ、「ソウルフル・ワールド」にしろ、そもそもみんな見てないでしょ。ディズニー映画が上映されるっていうワクワクがないもんね。MCUも低調だし、ディズニーブランドがかなり落ちてきていることを実感します。結局のところ作品作りすぎなんだよね。

最大の原因はディズニープラスだと思うよ。動画配信にしてから常時新しいコンテンツを作り続けないといけないから、どうしてもクオリティーの低い作品を量産するしかなくなるんですよ。そうすると一つ一つの作品に希少性や特別感がなくなるんですよね。あくまでもたくさんあるうちの一つになるわけだから。お金は稼げるんだろうけど、長期的に見たら結構ヤバいと思うよ。

コメント

  1. タラヲ より:

    最近のディズニーは相変わらず?大宣伝してるわりに全く話題になりませんね。あとミュージカルアニメが多いですが歌が全部アナと雪の女王にしか聴こえません(そこから進歩していないのか、あまりにヒットしたからその路線に頼っているのか)。アナ雪はいろいろ欠点や不満な点はありますが、とりあえずそこそこ面白いかな。それにしてもアナ雪ってもう8年前の作品なんですね。その間にディズニーチャンネルができて収益は凄いかもしれないですけど、映画男さんの言う通りいつまで持つやら。まあそれは他のネットフリックスやアマゾンプライム映画もそうですが。

    • 映画男 より:

      宣伝には変わらずお金かけてるんですね。僕は宣伝すらあまり見かけてなかったので。

  2. Jun より:

    いつも面白い評価をありがとうございます。      次は、黒澤明監督の生きるの評価を宜しくお願い致します。

  3. miror より:

    特技は文句を言うこと。
    すごい。本当に文句だらけでしたね。
    つまらないリフォーム映画?
    ちゃんと映画を見てないことがよく分かりますね。

    キャラがたってないと言いますが、普通の家族が突然魔法をもらっただけなので。魔法を際立たせる為に薄くしたんじゃないんですかね。
    私はそれぞれの性格がよくわかって面白かったですよ。
    ちなみにもしムキムキの女が主人公だったら、私はこの映画見ないですね。

    欠陥住宅というツッコミには笑いました。確かに魔法で直せたらいいですよね。でもそんな都合いい魔法を映画で登場させてたらそもそも話にならないっすよ。

    魔力が弱まるから大変だ、じゃないですよ。どこみてるんですか。

    これは祖母が家族の心を聞かなかったこと、家族が悩みを話さなかったこと、それを主人公が反抗期のように噛み付いて家族が崩壊した話です。
    魔法はきっかけだっただけで、魔力が弱まるのを何とかしなきゃと動いてる話じゃないんですよ。

    歌だってアナ雪と比べたらちゃんとミュージカル曲になってて、劇団四季をよく観る私からしたらしっかり作ってるなと思いました。
    良い曲があったら検索する?貴方の好きな曲があったらの間違いですよ。

    そもそもが違うんでしょうね。
    貴方が好む映画の作り方ではなかっただけだと思いますね。
    だから批判の内容も薄いんでしょうね。笑

    ディズニープラスの件についてはその通りだと思います。ディズニープラスでよく観る映画は前のものばかりです。最近の新しい映画は観てもあまり面白くなく、挑戦できなくなりました。

    批判お疲れ様でした。
    他の映画でもたくさん批判しているようですね。興味が持てたら読んでみたいと思います。