3人のアンヌ (原題 IN ANOTHER COUNTRY)

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愛、アムール」、「ピアニスト」のフランス人女優イザベル・ユペール主演の韓国映画。

フランス人女性が韓国の田舎町を訪れ、韓国の男たちと火遊びをする、というシュールなストーリーが面白く、低予算と少ない材料だけで、ちょっと笑える映画に仕上がっています。76点(100点満点)

3人のアンヌのあらすじ

映画監督として著名なアンヌ(イザベル・ユペール)は、監督仲間のジョンス(クォン・ヘヒョ)と身ごもっている妻のクムヒィ(ムン・ソリ)と共に、モハン という海辺のまちを訪れる。ホテルに到着し、アンナがベランダで一服していると、ジョンスが以前交わしたキスのことについて尋ねてくる。

その後付近を散策 しに外に出たアンナは、途中で雨が降ってきたため、ホテルのオーナーの娘ウォンジュ(チョン・ユミ)から傘を借り……。

シネマトゥディより

3人のアンヌの感想

夜の浜辺でひとり」、「ソニはご機嫌ななめ」などで知られるホン・サンス監督による、おっさんとおばさんたちによるキュートなコメディドラマ。

女優イザベル・ユペールが韓国人とからんでも、上手くいかないんじゃないかと思ってたけど、案外上手いこといっていました。フランス人女性が韓国人の汚いおっさんとキスをする、というだけでもかなり非現実的で笑えます。

その辺のことをこの監督はちゃんと分かったうえで、イザベル・ユペール扮するアンヌを軸に、韓国人男性の滑稽さや愚かさを自虐的な感じで描いているのが好感が持てました。

韓国映画というとナルシストで男性優位主義という印象が強いのに対し、この映画はその逆を突いていましたね。とにかくアンヌにみんなが振り回されっぱなしなのです。微妙に3つの話が交差している、ところなんかもセンスがいいです。

外国人をからめる映画では会話のシーンで英語、あるいは他の外国語を使うことで、あまりの不自然さから、その映画自体を台無しにすることが多々あります。しかしこの映画は、外国人同士のつたない英語もセリフの棒読みではなく、自分の意思で喋っているように受け取れるうえ、アドリブもかなりあったんじゃないかと思わすような出来でした。

それにしてもイザベル・ユペールはもう60歳らしいですね。あの色気はなんなんでしょうね。道を歩けばなにか男とありそうなあの危険な香りは尋常じゃないです。悪い女でしたねえ、この映画でもやっぱり。あんな小さな田舎町で男をひっかきまわす女がいたらタチ悪いですねえ。

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コメント

  1. 加藤 より:

    うわぁ見たい!最近、バタバタして、映画みれてない!いや、またまとめてみます。映画男さんの評論は俺にとって宝モノ笑。こんないいナビはない。何年もこのナビ使ってますが、俺の中では揺るぎないっす。

    また、まとめて映画みたら、みたやつは必ず感想のせますねー。マイペースでずっと続けてください。ファンは俺だけじゃないけど、頼りにしてます人はけっこーいると思います。他にいないからねー。。