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マンダロリアンはスケールが小さい!感想とネタバレ

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この記事は 約5 分で読めます。

インパクトのあるキャラクターがいるわけでもなく、ライトセイバーのバトルが見れるわけでもない、スターウォーズのコアなファン以外はスルーしていいシリーズ。44点(100満点)

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ザ・マンダロリアンのあらすじ

帝国軍が滅びてから5年後、マンダロリアンの賞金稼ぎはある日、帝国軍の残党たちから仕事を依頼される。

その仕事とは砂漠の惑星アルバラ7からあるターゲットを連れて来ること。その人物についての詳細は何も伝えられず、分かっているのは年齢が50歳ということだけだった。

アルバラ7は岩山に囲まれた砂漠地帯だった。マンダロリアンは到着するなり、狂暴なクリーチャーに襲われるが、地元の水分農家のクイイルに命を救われる。

そしてクイイルの助言をもとにターゲットの居場所を突き止め、救出に向かう。

ザ・マンダロリアンのキャスト

  • ペドロ・パスカル
  • カール・ウェザース
  • ヴェルナー・ヘルツォーク
  • ジーナ・カラーノ
  • ニック・ノルティ
  • タイカ・ワイティティ

ザ・マンダロリアンの感想と評価

アイアンマン」、「ライオン・キング」、「ジャングル・ブック」、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」で知られるジョン・ファヴロー監督による、スターウォーズスピンオフシリーズ。ディズニー+にて公開されている作品です。

マンダロリアンと呼ばれる賞金稼ぎの種族の男を主人公にした物語で、彼が依頼主から捕まえて来るように言われた、あるキャラとの交流を西部劇ロードムービーです。

スターウォーズユニバースにしてはスケールが小さいのが最初に受けた印象ですね。登場人物は少なく、映像やロケーションに壮大さが感じられません。

最近、映画業界で大ヒットを飛ばしまくっているディズニーが動画配信サービスのスタートと共に第一弾の目玉商品として提供している作品にしてはお金のかけ方が正直甘いと感じました。

一応、スターウォーズ特有の砂漠の惑星っぽさを出すために山岳地帯で撮影したようですが、ロケはほとんどがアメリカみたいですね。

セット丸出しの集落は味気なく、なによりキャラクターがスターウォーズっぽくないのが問題で、まるでスターウォーズの劣化版SFシリーズスタートレックの登場人物みたいなエイリアンやモンスターが登場します。

例えばこれとか顔に色塗っただけじゃん。

このクリーチャーとか普通にダサいですよね。

スターウォーズがジョージルーカスの手を離されてからというもの、色んな人の手に渡り、世界観に統一感がなくなったのはいうまでもないですね。

このまま行くと、そのうちマーベルユニバースとかディズニープリンセスとかの世界とクロスオーバーしたりするんじゃないかと僕はひやひやして見ています。

このドラマの最大の問題点は、主人公がマスクをかぶっているキャラクターであることです。なんでもマンダロリアンは一度マスクを外すと、もう二度と付けられなくなる、マンダロリアンとしてみなされなくなるらしいです。なんでそんな設定にするんだよって。

当然マスクをつけている限り、表情が分からないから、感情移入するのが難しいです。

ただでさえ登場人物が少なく、数少ない人間のキャラクターなのにそいつが顔を隠してしまっているって結構致命的ですよね。

もともとディズニーは人気キャラクターのボバ・フェットのシリーズを作るつもりだったんだそうですが、お蔵入りになり、このマンダロリアンに企画が変わっていったようです。

でも僕が思うに、ボバ・フェットのほうが、まだすでに知っている固定のファンがいるし、感情移入もしやすかったと思うんですよね

それにボバ・フェットの過去や背景はまだ興味があっても、この名も無きマンダロリアンって誰だよって話じゃないですか。

一応、エピソード1のラストにはサプライズを用意しています。サプライズとは、50歳のターゲットといわれていた人物が実は、ベイビーヨーダだった、というオチです。

同シリーズの舞台は、スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還から5年後なので、もちろんヨーダ本人はすでに死んでいます。

となると、このベイビーヨーダは一体誰なのかというのがミステリーとして浮上しており、それだけでシーズン1を引っ張る魂胆です。

それも展開はいつも同じです。マンダロリアンがある惑星に行き、賞金稼ぎの仕事をもらい、敵と戦い、また別の惑星に仕事をもらいに行く、というパターンが続くだけです。

また、荒くれ者の男が赤ん坊を引き連れて旅をする、っていうプロットはどこかで聞いたことがありますよね。

そう完全に「子連れ狼」なんですよ。スターウォーズシリーズが侍カルチャーからかなり影響を受けているのはご存じの通りで、おそらくこのシリーズもそうでしょう。いわば黒澤明の映画を再びSF西部劇風にしようとしたんではないでしょうか。

ちょっとずるいのは、ベイビーヨーダが可愛いんですよ。実際は強力なフォースの使い手のようなんだけど、立ち位置としては完全に癒し系で、スターウォーズもついに赤ちゃんや小動物といった類の癒しを売りにしてきたか、と思ってはなんだか複雑な気持ちになりました。

コメント

  1. より:

    スターウォーズのコアなファンです。
    あのマンダロリアンが賞金稼ぎにまで落ちぶれている。
    そしてどちらかと言うと悪役が多いマンダロリアンの中でも今回は正義?側。
    確かにウェスタン子連れ狼を思わせますが、3話終了時点で88点。
    マンダロリアンに伝わる黒のライトセイバーの行方次第では、ひょっとすると私の中でシリーズ最高傑作になるかもしれません。

    • 映画男 より:

      今のところ展開がスローで、エピソードごとにほとんど話が進まず、引っ張るだけ引っ張る印象ですね。まあそれでも見ちゃうんですが。

  2. より:

    年間300本以上見ているようですがスタートレックシリーズはどの程度ご覧になったのでしょうか?
    「スターウォーズの劣化版SFシリーズ」と書いてあることを見るにとても見ているとは思えません。
    見た上で嫌うことはあるかもしれませんが、スターウォーズと完全に別物なことくらいはわかるはずです。
    よく知りもしないのにアレコレ書いてしまうのは恥ずかしいことですよ。
    聞いた話やイメージで赤の他人を叩くような人間となんら変わりません。
    ケチつけるならまともに見てからにすれば笑

  3. LL より:

    頭悪そう