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シェフ・三ツ星フードトラック始めましたはデブ映画!感想とネタバレ

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食べ物をテーマにした、バツイチのブーちゃんがやたらといい人ぶってる醜い映画。家族愛を描いたつもりなのか、それとも美味しい料理を見せたいのか、どっちつかずにもほどがあります。20点(100点満点)

あらすじ

一流レストランの料理人カール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)はオーナー(ダスティン・ホフマン)と衝突。創造性に欠ける料理を作ることを拒み、店を辞めてしまう。マイアミに行ったカールは、とてもおいしいキューバサンドイッチと出会い、元妻(ソフィア・ベルガラ)や友人(ジョン・レグイザモ)、息子(エムジェイ・アンソニー)らとフードトラックでサンドイッチの移動販売を始めることにする。

シネマトゥデイより

読者のホサさんのリクエストです。ありがとうございます。

文句

ジャングル・ブック」のジョン・ファヴロー監督が撮ったフードドラマ。基本いい話をまとめただけのサクセスストーリーで、主人公の料理人としての成功を家族愛に結び付けているリアリティーのない映画です。

一応、序盤で主人公が一流レストランのシェフから転落するといったフリをつけているものの、それもおまけに過ぎず、話はトンドン拍子で何もかも上手くいくようなノリで進んでいきます。

主人公の料理人カール・キャスパーは料理の腕前は抜群で、その業界では知る人ぞ知る存在です。他の従業員たちからは尊敬され、絶大な信頼を寄せられ、仕事が終わるとみんなで集まって仲良くバーで打ち上げをしたりします。

そんな彼には金持ちで、若くてセクシーなブロンドのラテン系美女の元妻がいて、離婚後も仲良く連絡を取り合っていて、定期的に息子とも時間を一緒に過ごす、良き父親の一面も持っています。

さらにレストランの飛び切りの美女であるフロアマネージャーともできていて、悩みを相談したり、自宅に彼女を連れ込んでは夜中に料理を作ってあげる優しくてできる男、それがカール・キャスパーです。

ここまで読んで妙な嘘くささに気づいた人は鋭い感覚の持ち主といえます。逆にえ?何が問題なの?なんて思っている人は、この映画の突っ込みどころに気づかずに楽しんで鑑賞できる幸せな人たちでしょう。

まず、あんなに元妻に優しくて、子供の面倒見もいい男だったら、そもそも離婚なんてしてないし、あれほど人気で有名なシェフなんだったら雇われ料理人じゃなくて、自分の店持てるでしょ。少なくてももっといい環境で働けるはずです。

魅力的な男の要素を詰め込みすぎたせいで設定がちくはぐなんですよ。監督自身が自ら演じるキャラクターを使って、これでもかというほど「いい父親」を演じているエゴとナルシシズムが気持ち悪いんです。一体どうしたらあんなブーちゃんが自分をあんなにできた男に設定できるんだよ。お前の鏡の向こう側はブラッド・ピットかよ。

あれで家庭内ではDV癖があって、酒癖が悪くて、人間としてはクズで、女子供には嫌われているけど、料理を作らせたら誰にも負けないとかならまだリアリティーがでるんだけど、ただのいい男には何の魅力も感じませんでした。

また、アメリカ人が薄っぺらい知識で、外国文化を取り上げるのはいつもの痛いパターンですよね。主人公がマイアミを訪れたら、そこで美味しいキューバンサンドに出会い、それをラテン系の仲間とフードトラックで売ったら大成功するという、ヒスパニックかぶれのストーリーが嫌悪感を覚えます。

この気持ち悪さを理解するには、キューバンサンドを寿司とかラーメンに変えたらいいだけです。たまたま食べたラーメンに感動したアメリカ人が思いつきでフードトラックで売り出したら、SNSで拡散されて大繁盛したとか言われたら、そんなに甘くねえよって思うでしょ?

一番注目して欲しいシーンは、主人公が息子に食べさせる料理シーンです。一流レストランの料理人が愛する息子のために作る料理がベーコンに卵焼きだったり、食パンにスライスチーズを挟んだだけのトーストサンドなのには絶句しました。

僕が彼の息子だったらあんなものを朝食かおやつに出されたらキレますよ。女には夜中でも凝ったパスタを作るくせに息子の俺にはこれかいって。

それにただのジャンクフードをジュージュー言わせてなに美味しそうに映してんだよって話ですね。ハンバーガーしか食べてない人の作るフード映画なんて所詮そんなもんです。あのシーンにこの映画の全てが集約されていました。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました (字幕版)
ジョン・ファブロー
¥ 199(2018/10/26 23:35時点)

コメント

  1. 大阪の40代 より:

    今日は、初めてコメントします。

    この作品、世間ではやたら評判良いんですが私はダメでした。
    良い人過ぎる主人公とご都合主義のストーリー、監督兼主演の
    ジョン・ファブローが好き放題してるだけの映画ですね。

    映画男さんの辛口コメントには大いに共感することもあり、
    逆に「それは違うな~。」と疑問に思うこともあり。
    作品によって色々ですが、今後も毒舌コメント楽しみにしております。