実写版ライオンキングは映像と懐かしさで楽しめた!感想とネタバレ

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懐かしさと映像の凄さと動物の可愛らしさだけで、なんとか形にしている作品。これといって名作の雰囲気はないけど、そこそこ楽しめます。58点(100点満点)

アニメ版はこちら

ライオンキングのあらすじ

「ライオン・キング」日本版本予告

サバンナの王国で生まれ育った、ライオンの子供シンバは、将来父親のムファサの後を継いで王になることが決まっていた。

ところがある日、自分の命を救おうとしたムファサが死んでしまい、重い責任を感じて王国に帰れなくなってしまう。

シンバは独りジャングルをさまよい、やがてイノシシやミーアキャットなどの動物たちと出会い、自由を手に入れる。

シンバはすっかり大人になり、自由で平和な生活を満喫していたが、捨てた故郷のことがずっと気にかかっていた。そんなときに彼の前に幼馴染のナラが現れる。

ライオンキングのキャスト

  • ドナルド・グローヴァー
  • JD・マックラリー
  • ビヨンセ
  • シャハディ・ライト・ジョセフ
  • ジェームズ・アール・ジョーンズ

ライオンキングの感想と評価

シンデレラ」、「美女と野獣」、「アラジン」、「ジャングルブック」などディズニーアニメの実写化プロジェクトの一つで、大人気アニメ映画のリメイク。監督はマーベル作品の俳優としても知られるジョン・ファヴローです。

アニメ版のファンなら見ても損はないだろうし、子供と一緒に当時の感動を共有する目的で見るのもありだと思います。

ただし、グレードアップした、新しい解釈や表現を求めて見る映画じゃないです。だって全く一緒だから。

動物をCGで表現したら、「ジャングルブック」と同じじゃない?と思って見たんだけど、ちゃんと違いも出てました。

ジャングルブック」は比較的シリアスだけど、こっちはユーモアが効いていますね。あとミュージカルシーンが効果的に使われていて、お馴染みの楽曲が優れた曲ばかりだから聞いていて心地よかったです。

オープニングのCircle of Lifeはもちろん、ハクナ・マタタとか、Can You Feel the Love Tonightとかちゃんと流れますよ。

Can You Feel the Love Tonight (From "The Lion King"/Audio Only)
Circle of Life/Nants' Ingonyama (From "The Lion King"/Audio Only)

ビヨンセも楽曲を提供しています。

Beyoncé – SPIRIT (From Disney's "The Lion King" – Official Video)

また、映像的に動物の動きがより滑らかにリアルになってるし、絵を見るだけでもそこそこ満足感を得られるレベルです。

それに対して、声優のパフォーマンスは、アニメほど目立たなかったように思いました。ビヨンセが出てたらしいけど、正直どれがビヨンセの声か識別できなかったし。キャストは黒人キャストを多く起用しているんですね。

関連記事実写版ライオンキングの出演俳優キャストまとめ!ビヨンセがあの役に

あと、あまりにもリアリズム路線を行っているばかりに、ライオンたちの外見的な個性が死んでいて、みんなリアルな動物だから誰が誰なのか見た目ではほとんど分からないことが多々ありましたね。

特に子供の頃のシンバとナラ、大人のメスライオンたち、ハイエナたちはそれぞれ見分けがつかないから、声で分別するしかない事態に陥っていました。

アニメだったら姿、形をデフォルメさせて特徴を持たせることができるのに対して、実写でそれをやったら嘘っぽくなっちゃうからね。

だから実写で動物だと、どうしても濃いキャラを作るのが難しくなりますね。特徴的なキャラってイノシシとミーアキャットぐらいじゃない?

思い切ってライオンの毛色を赤くしたりするなど、挑戦するのもありだったと思うけどなぁ。そういう意味では当たり障りのない動物世界を創った感はありますね。

なんせ動物なので、感情の表現も乏しく、表情もほとんど変化しないため、セリフと顔がアンバランスなのは否定できませんでした。

しかしそもそも本作の売りは何かといったらノスタルジーなわけで、昔をどれだけ懐かしめるかどうかが、作品の評価を左右しそうです。

そして昔の世代と合わせて、アニメのライオンキングを知らない新しい世代も一緒に巻き込むっていうディズニーの戦略は本当に上手いですねぇ。

だって大分部の視聴者が、知ってる曲を聞くために、分かり切ったストーリーをもう一度見るために映画館に行くんだから。それでも売れるってすごい現象だよなぁ。もちろんそんな作品ばかりになってる最近の傾向はどうかと思うけどね。

僕はアニメ版も子供の頃に映画館で見に行ってるから、やっぱり当時のことを思い出しました。誰と一緒に映画館に行ったかとかもちゃんと覚えてるし。

当時一緒に見に行った友達は、今でも連絡が続いていて、ついついメールしちゃいましたよ。「そういえばライオンキング一緒に見に行ったよなぁ。覚えてる? もう一人一緒に行った女の子がいたけど、あの子のことお前好きだったよなぁ」って。

特にこれといって絶賛する作品ではないし、見どころが多いわけじゃないんだけど、いい思い出を壊さなかっただけでも、十分に成功していると言えますね。ノスタルジービジネスも上手くはまればすごいなぁ。

逆にアニメを知らない若い世代にはどう受け入れられていくのかは気になるところです。「アラジン」は日本でかなり売れたみたいだし、果たしてこれも売れるんでしょうか。

アニメ版はこちら


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コメント

  1. タラヲ より:

    ポケモン映画もほぼ20年前と同じ内容で、ただ3Dにしただけみたいですね。これもほぼ同じ内容で実写しただけでしたね。日米ともに新しいキャラクターものをつくるのが難しくなってるのでしょうか。ちなみにポケモン映画はヒットラインは超えてるみたいですが、全盛期の動員数からは比べると大幅に減少してるみたいです。

    • 映画男映画男 より:

      金儲け主義に走っているのはどこも同じですね。リニューアルして新しい世代に届ける、という点では意味があるんでしょうが。