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実写版シンデレラは衣装が見どころ!ネタバレと感想と評価

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cinderella

ディズニー「シンデレラ」の実写版。これと言った現代風アレンジや見所はないけれど、映像、衣装、CGの効果で女性が見たらうっとりしそうな夢物語。48点(100点満点)

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実写版シンデレラのあらすじ

貿易商を営む父親が再婚し、継母とその連れ子である姉妹ドリゼラとアナスタシアと暮らすことになったエラ(リリー・ジェームズ)。だが、父親が不慮の事故で命を落とし、それを機に継母と義理の姉妹からつらく当たられ、召使いのように扱われる毎日を送る。

勇気と優しさが魔法の力になるという亡き母の教えを胸にひどい仕打ちに耐えてきたエラだったが、ついにこらえきれずに家を飛び出してしまう。森へと馬を走らせた彼女は、城で働いているという青年キット(リチャード・マッデン)と出会い、心惹(ひ)かれるが……。

シネマトゥディより

実写版シンデレラの感想

結構そのままんま「シンデレラ」です。アニメと何が違うかといえば、最大の相違点はミュージカル要素を排除した点ではないでしょうか。アニメ「シンデレラ」はバリバリのミュージカルですが、この実写版はミュージカルではありません。

ディズニーといえば劇中に流れる歌がお家芸という印象があるけれど、なぜか歌はほとんど挟みませんでしたね。僕的にはミュージカルはやかましいので「挟まないくれてありがとう」でした。

ミュージカルシーンがなかったのはいいとして、一方で期待していたよりBGMがそれほど効果的に使われなかったように思えました。予告のBGMの使い方が効果的すぎたのか、本編では「いつあの格好いい音楽が流れるのかな」とうずうずしてきて、映像を見ていたらほとんどBGMが耳に入ってこず、いつの間にか映画が終わっていました。

なんでも予告編のためだけに使われた音楽もあったみたいです。予告詐欺ね。いずれにしろ劇中に流すべきインパクトのあるテーマソングが欠けていましたね。それがないと、観賞後に記憶にずっしり残るものがないような気がします。

ウォルト・ディズニー・ジャパンが日本版「ベイマックス」にAIの「Story」を流したのもそんな理由からでしょう。これからはディズニーはむしろテーマソング製作からスタートしたほうが、いい映画が作れるんじゃないかとも思えました。

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強いて褒めるなら、キャスト、特にヒロインにほぼ無名の女優を起用した点でしょうか。一時はエマ・ワトソンのゴリ押しだったそうですが、彼女じゃなくて助かりました。ヒロインの無名女優特有のあどけなさや不慣れな感じがシンデレラの役に合っていましたね。

ただし、一番いい仕事をしたのは言うまでもなく、トレメイン夫人を演じたケイト・ブランシェットでしょう。彼女のほどのかなりの美人女優でもあんなに醜い役ができるんですね。

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見終わって一番最初に感じたのは、おそらくディズニーはこれからもどんなアニメの実写版映画を作ったところでアニメを超えるものはできないだろうなあ、ということです。それはリメイクだからインパクトが薄いというだけでなく、アニメのほうがおとぎ話に向いているからです。

僕の場合は特にアニメが実写映画になった途端、どうしても現実と重ねてしまってダメですね。例えばこのシンデレラだとしたら、奴隷労働させられている貧しい国の女の子(シンデレラ)が先進国のお金持ちの男(王子様)と出会ってやっとデートにこぎつけたけど、終電が終わる12時までに帰られないと郊外の遠くの家まで帰れなくなって大変だからシンデレラは必死で駅に向かって走る、といったリアルストーリーが浮かんできてしまいます。

あるいは王子様の前で魔法が解けることがなんでそんなにダメなの?と思ってしまいます。別にいいじゃん、優しい王子様なんでしょ。急にオンボロ姿になったシンデレラを見て引いてしまうような男だったら結婚しても続かないわけだし、ありのままの自分を見せちゃえよ、と。

それでももしシンデレラが夜中の12時直前になって、「どうしようかなあ、帰るのも面倒くさいし、今日は泊まって行こうかなぁ」なんて色っぽいことを言ってくれたら実写でも面白くなるんですけどね。

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