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【動画フル】解禁! JFK暗殺事件の未公開ファイルの感想

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この記事は 約5 分で読めます。

アメリカ政府から50年ぶりに解禁された情報をもとにジョンF・ケネディ大統領の暗殺事件を検証していく記録番組。ミステリー好きには楽しめる内容になっています。

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解禁! JFK暗殺事件の未公開ファイルのあらすじ

2017年10月26日、連邦政府は、ジョンF・ケネディ大統領の暗殺(1963年)に関連する2891通の最高機密文書の公開を発表した。この1時間のスペシャルで元CIA事務官の“ボブ・ベア”は、彼が以前作成した報告書と新しく公開された機密文書の新情報を比較精査し、最も衝撃的な結論を導きだす。

ヒストリーチャンネルより

解禁! JFK暗殺事件の未公開ファイルの感想とネタバレ

ヒストリーチャンネルによる、アメリカ史上最大のミステリーのひとつ、ジョンFケネディー大統領の殺人事件にまつわるドキュメンタリー。連邦政府が公開した機密文書をもとに元CIA事務官が事件前後の出来事を検証した番組です。

ジョンFケネディー大統領の殺人事件には様々な陰謀説が出回っていますが、この番組はおおよそキューバ主導による殺人として話が進んでいきます。

というのも実行犯であるリー・ハーヴェイ・オズワルドが犯行前にメキシコを訪れ、ソ連政府やキューバ政府とコンタクトを取っていたことが重要書類から明らかになり、組織的な犯行である可能性が高いことが発覚しています。

オズワルドがコンタクトを取った相手というのがまたソ連の暗殺者とキューバの暗殺者というメンツで、オズワルドがアメリカの敵国から支援を受けていた証拠を次々と暴いていきます。

その証拠の裏付けとして事件直前にイギリスの新聞社に「重大な事件が起こるからアメリカ大使館に電話しろ」という匿名の密告を受けていた事実があります。

また、アメリカの無線を盗聴する機関で働いていたキューバの元諜報員が、殺人の当日だけワシントンから事件現場であるダラスに盗聴先を変更するように上部から命令を受けていた衝撃の証言なども紹介しています。

つまり事前に殺人のことを知っていた人々が複数いるということで、まず単独犯による犯行ではない、と結論づけています。

ただ、単独犯であるなんて誰も思っていないので、その辺の話は別にぃって感じでしたね。それでもしっかりとした証拠を挙げてくれるのは説得力があるし、興味深いですね。

また、FBIは事前に犯人や関係者の情報を掴んでおきながらCIAやほかの機関と共有しなかったという事実が余計に事件の怪しさを倍増させています。

リー・ハーヴェイ・オズワルドは逮捕後、すぐに別の男に口封じのために殺害されていますが、その事件にしても事前に警告が警察に届いていたにもかかわらず、FBIは動かなかったそうです。

情報を隠滅していたのはFBIだけでなく、CIAもまた多くの重要な証拠や証人の存在を隠していたらしく、同番組によるとその理由のひとつは、キューバ政府が大統領殺害にかかわっていたため公になるとキューバとの戦争が避けられなくなり、核兵器の応酬になるリスクがあったからです。

隠蔽を主導したのは当時のFBI長官ジョン・エドガー・フーヴァー。彼がまた多大な権力を握っていてケネディ大統領と対立していたことも事件の真相と関係がありそうです。

ジョン・エドガー・フーヴァーについては、映画「J・エドガー」で詳しく描かれているので興味のある人はぜひ見ておいてください。

ケネディ大統領の殺人に関してはマフィアが犯人説、CIAやFBIによる内部犯行説、ソ連やキューバなどの敵国による犯行説など様々なセオリーがありますが、いずれにしてもどんだけ敵が多いんだよって話ですよね。

人々からは絶大な支持を受けていた大統領が実は裏ではものすごい憎まれていた、というのがなんとも皮肉で、FBIの長官が堂々と証拠隠滅を図るなどなんでもありの時代性も重なって、事件は不可避だったんだろうなぁ、という印象すら受けます。

これからもきっと様々なセオリーが語られるだろうけど、結局こういう映画や番組って決して犯人を断定してくれないですよね。

アメリカ政府の機関はいつだって自分たちの面子とプライドを守ることに関して必死になるだろうからこれからも真相は闇の中に埋もれたままの可能性が高いです。

同事件についてはたくさんの関連本があり、これまで何冊も読んだけど、真実っぽい話もたくさんあるんだけど、やはりできれば政府の公式の見解が聞きたいですよね。「実はCIAが殺しました。どうもすみません」とは口が裂けても言わないだろうけど。

ちなみに同番組はアメリカでは「JFK Declassified: Tracking Oswald」というシリーズものとして放映されていたようです。

それが日本語字幕版は現在のところ40分程度の1エピソードしか配信されておらず、なぜかダイジェスト版のようになっていました。これ続編、作らないのかなぁ?

ちなみにアメリカのオリジナルバージョンはシーズン途中で突然なんの説明もなく打ち切られたそうです。もしかしたら政府から圧力がかかった可能性がありますね。

機密文書はまだ全面公開には至っていないし、やたらと引っ張っているのがじれったいなぁ。もう50年以上も経っているんだから、いい加減全部明らかにすればいいのに。日テレの演出みたいなことになってるじゃん。

コメント

  1. RenoBank より:

    これ、面白かったですね。
    ただ、残念だったのはおっしゃる通りダイジェスト版みたいな体裁になっていたことです。
    それと、僕が一番知りたかったFRBとJFKの関係については触れられていませんでした。

    ケネディは1963年に政府発行の5ドル紙幣を大統領令で発行し、その後すぐ暗殺されました。
    要するに通貨発行権を民間から国に取り戻そうとした。
    つまりJFKはFRBを無力化しようとして殺された。

    機密文書の公開でこの辺りが暴露されるのかと長年楽しみにしていたのですけど、そんな話全然なかったのが残念です。あまりにヤバすぎるネタなのかも。
    ちなみ日銀の日本政府以外の株主(40%所有)もFRB関係者だと言われてますね、非公開ですけど。

    • 映画男 より:

      FRBとJFKの関係については聞いたことなかったです。もしくは本で読んだけど、頭に入ってなかったかも。いずれにしてもJFKはなにかと敵が多いですよね。

  2. れお より:

    はじめまして。ちょっと辛口コメになっちゃいますけどすいません。

    まずHistory Channelってことだけで見る価値がないw。ヒトラー生きてたとか今時恥もなくやっちゃうとこだから。まともなもんをやってない。

    「ソ連政府やキューバ政府とコンタクトを取っていた」って暗殺指令を出したって確証もないわけだし、大体彼らにとってもオズワルドは不審者なんですよ。そんな人に仕事を頼むと思いますか?常識的にw。ばれたら大問題ですからね国際的に。悪けりゃ戦争始まりますよ。そんな大事な仕事をろくでもない過激思想の人間に頼みますか?普通しないでしょ。

    最初から陰謀なんてないんですよ。あれだけ調べてんだから。(全部推測の域を出ない)陰謀説があるのはそれでメシが食ってる連中がいるだけ。金の問題です。
    オズワルドの人生に焦点を当てると彼の人となりがわかって理解しやすいと思います。お奨めです。