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【動画】ファースト・マンはやり逃げ男の宇宙物語!感想とネタバレ

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アメリカが世界に力を誇示するために月に無理やり人を送り込む退屈な話です。早くもう一度月に行けよって言いたくなります。40点(100点満点)

ファースト・マンのあらすじ

『ファースト・マン』特報

1961年、NASAのテストパイロットであるニール・アームストロングはロケットプレーンX-15を操縦していたが突然大気圏で弾き返されてしまう。

ニール・アームストロングはなんとかモハーヴェ砂漠に不時着し、命拾いするものの注意が散漫であることを理由に任務から外されてしまう。

ちょうどその頃、ニール・アームストロングの娘カレンは脳に腫瘍ができ、もがき苦しんでいた。ニール・アームストロングは娘の病気の詳細をメモし、治療法を探ったが、努力もむなしくカレンはまもなく息を引き取った。

それからしばらくしてニール・アームストロングは、NASAのジェミニ計画に志願し、見事審査に合格する。アメリカは冷戦下にあったソビエト連邦に宇宙開発で完全に遅れをとっていた。

ジェミニプロジェクトはアメリカの面子を守るためにも重要な役割を担っていた。ところが今度はニール・アームストロングの同僚のテストパイロットたちが実験中に事故で命を落としてしまう。

それによってニール・アームストロングがジェミニ8号を率いることになったら、いざ宇宙飛行に飛び立つと宇宙空間でスペースシャトルが故障し、命からがら地球に戻ってくることに。

ジェミニ8号の失敗により、ニール・アームストロングはメディアや国民から様々な批判を受けた。それでも彼は決して諦めず、今度は人類初の月面着陸を目指すアポロ計画のパイロットに任命される。

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ファースト・マンの主なキャスト

  • ライアン・ゴズリング
  • クレア・フォイ
  • ジェイソン・クラーク
  • カイル・チャンドラー
  • コリー・ストール
  • シェー・ウィガム
  • ジョン・バーンサル

ファースト・マンの評価と感想

ラ・ラ・ランド」、「セッション」でお馴染みのデイミアン・チャゼル監督による、同名ノンフィクションの映画化。

ニール・アームストロングの宇宙飛行士としてのバイオグラフィーで、ジェミニ計画とアポロ計画をメインにつづっていきます。

宇宙飛行を薄く、分かりやすく、いかにも映画的に映した物語で、エイリアンが出てこないだけまだましだけど、あまりにも淡々としていて特にドラマ性はないです。

そのせいか家族やパイロットの死を使って主人公を揺さぶり、ドラマチックにしようとしては失敗していましたね。

主人公ニール・アームストロングが、邦画に出てくる高倉健かよっていうぐらい、とにかく寡黙で、家族や友人の死にも負けず、黙々と働く日本男児みたいなキャラになっていて、ちょっと違和感がありました。

この映画のニール・アームストロングは奥さんとも息子たちともほとんど喋りません。誰かが死ぬと、全部自分一人で消化しようとします。頭には宇宙のことしかありません。まさに仕事一筋の男、「鉄道員(ぽっぽや)」の駅長そのものです。

一方実際のニール・アームストロングはこんな感じです。

Neil Armstrong interview, BBC 1970.
#NeilArmstrong #interview NEIL ARMSTRONG RARE INTERVIEW

確かにしゃべり方からは物静かな雰囲気がありますが、どちらかというとライアン・ゴズリングのイケメンイメージをそのままキャラにしたみたいな人物描写になってましたね。

宇宙飛行にフォーカスしているものの、結局裏側は何も見せてくれませんでした。訓練中、ニール・アームストロングが遊園地の乗り物のようなものに乗せられたせいでトイレに駆け込み、ゲーゲー吐く下りがあります。

しかしいざ本番でそれ以上の危険な目に遭っても全然吐かないし、基本的には綺麗に描こうとしていますよね。

パイロット同士、「やばいわ。今の揺れでウンコもらしちゃったよ」とかいう会話があってもいいのにねぇ。

宇宙スーツのマスクのところが汚物まみれになって、それでも気合で月面着陸したよっていうなら、やっぱりすごいわってなるんだけど、結局アメリカナンバーワンをアピールする政治プロパガンダ映画だからヒーローはあくまでも格好いいだけなんですよね。

アメリカを象徴するようなこの手のドラマを批判的に描いたり、リアルな現実を見せてくれるアメリカ人監督がいたら面白いのになぁ。裏話もないし、あまりにも有名な話だし、今さら映画化する必要あるかなぁ、って思うんですよね。

この時期に公開していることを考えるとやっぱりアカデミー賞狙いなんだなっていうのをどうしても勘ぐってしまいます。「ラ・ラ・ランド」しかり、この映画しかりあざとさを感じます。

唯一誉めてあげたいのは、「ファーストマン」っていう絶妙なタイトルですかね。これの本当の意味を考えると、やり逃げ男ってことなんですよ。

だって一番最初に月に着いたもん勝ちっていうアメリカ政府の哲学ってまさにやり逃げ男と同じ感覚だから。処女を奪えば勝ちみたいに思ってるでしょ?

それでやったらやったでその後は無関心になるっていうね。1960年代に有人の月面着陸を成功させたのにアポロ計画後なんで誰も月に行かないんだよ。

あれだけ犠牲を払ったのは何だったのかね。結局、ソ連にやられる前に最初の男になりたかっただけじゃん。

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