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フランス映画ジュリアンは壮絶なDV離婚劇!感想とネタバレ

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DV夫が妻と息子たちを苦しめていく実際にありそうな家族物語。独身女性が見たら一生結婚したくなくなる映画です。66点(100点満点)

フランス映画「ジュリアン」のあらすじ

CUSTODY (2018) – Official HD Trailer

アントワーヌは裁判所で子供たちの親権をめぐって妻のミリアンと争っていた。

娘のジョゼフィーヌも息子のジュリアンもDVを繰り返す父親とはもう会いたくない、という意思を伝えていたが、アントワーヌは妻のミリアンが親権を得るために子供たちを自分と敵対させていると主張し、面会を許可するように要求した。

果たしてアントワーヌは本当に暴力的な父親なのか。それともミリアンが子供を奪おうとしているだけなのか。

裁判官が決定を先延ばしにすると、ミリアンと子供たちはアントワーヌに内緒で新しい住所に引っ越してしまう。それを知ったアントワーヌは激怒し、引っ越し先を突き止めることにする。

フランス映画「ジュリアン」の感想

グザヴィエ・ルグラン監督による、リアルすぎる夫婦の離婚劇。親権をめぐる裁判ドラマかと思いきや途中から急展開を見せてホラーになっていく大人のフランス映画です。

物語の最初の疑問点は、果たして夫婦のどっちが本当のことを言っているのか、ということじゃないでしょうか。

どっち側に立って物語を見たらいいか分からない序盤はまるで自分が裁判官になったような視点で、夫と妻の行動をチェックしていくはずです。

僕は、てっきり妻のほうが計画的に子供たちを洗脳して、父親から引き離そうとしているのではないかと勘繰ってしまいました。DVの主張も嘘の可能性があるんじゃないのかと。

離婚裁判って基本的に男のほうが不利なようなイメージがどうしてもあって、アントワーヌもまた不当に親権を奪われていく可哀そうな男の一人なんじゃないのかと思ったわけです。

しかし、物語を追っていくと、アントワーヌの感情の起伏を目の当たりにし、こりゃアウトだわ、という結論に至ります。

アントワーヌはいつ暴力を振い出すか分からない爆発的な怒りを抱えていて、同時にしつこく相手を付け回すストーカー気質だったのです。大柄で、力も強い男が暴力的とかタチ悪すぎです。

そんな彼の本性がひとたび現れると、たちまち可哀そうな家族VS犯罪者の構図になり、追いかける夫と逃げ回る家族たちというゴリゴリのホラー映画になっていきます。

それもそれぞれの俳優たちが迫真の演技を見せ、クライマックスに行きつくまでの演出やフリが上手く効いているのでトラブル発生時の緊張感が違いましたね。一見、普通のお父さんがDVおやじになる瞬間を見事に描いていました。

特にジュリアンを演じた子役俳優の演技が最高です。父親と目を合わしたくなさそうにする仕草やふてくされた態度。そして何より怖い父親を怒らしたときの恐怖におののく彼の表情が印象的でした。

これはDV被害に遭ったことがある人は見ちゃダメなやつですね。きっと恐ろしい記憶がよみがえりますよ。

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