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メアリと魔女の花は気持ち悪い!感想とネタバレ

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この記事は 約4 分で読めます。

最初の5分でつまらない映画であることがバレ、最後までつまらないままで終わっていく超駄作。使い古しのアイデア満載のストーリーに絶句すること間違いなしです。10点(100点満点)

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メアリと魔女の花のあらすじ

無邪気で不器用な少女メアリは、森で7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を見つける。この花は、魔女の国から盗み出された禁断の花だった。一夜限りの不思議な力を得たメアリは、魔法大学“エンドア”への入学を許されるが、あるうそをついたことから大事件に発展してしまい……。

シネマトゥデイより

メアリと魔女の花の感想

思い出のマーニー」でお馴染みの米林宏昌監督による、全くワクワクしない魔女のお話。ジブリ映画なのかと思ったらスタジオポノック製作で、絵はジブリのスタイルを受け継ぎ、ストーリーは児童文学を基にしている、オリジナリティーの欠片もない、恥ずかしい作品です。

そもそも日本人監督が欧州文学を元に映画を撮るなんてやめたほうがいいんですよ。その時点で滑ってることになんで気づかないんだろう。

米林宏昌監督は欧州のどこの国に住んだことがあって、どれだけ欧州文化を理解してるんだろうっていう話で、名前だけ外国人の登場人物が、現在なのか過去なのか分からない欧州っぽい場所で、ゴリゴリの日本語で話す、ちんぷんかんぷんな世界という印象しか受けないんですよ。

ペラペラの日本語で話すお婆ちゃんの名前がシャーロットって。誰に向けて映画を撮ってるの?

ヒロインのメアリを紹介するのに全く手がかりとなる情報がなく、どこでなにをやっている人なのか、バックグランドが全然分からないまま、ストーリーが進んでいきます。

そして現実社会も満足に見せていないのに早々に魔女の世界を見せられるからパラレルワールドがまず成立していません。

メアリって学生っていう設定なんですか?だったら学校の風景でも映したらいいじゃないですか。学校のシーンがないなら、「はじめまして、転校してきたメアリ・スミスです」っていうセリフいらないじゃん。

メアリとピーターの関係もおかしいですよね。そもそも友達ですらないし、数回しか会ってないのに、ピーターが誘拐されたってメアリにはあんまり関係ないんですよ。なんでメアリが救出しなけゃいけないの?

あの猫にしたって他所の家の猫だし、メアリが自分の猫みたいに思ってるのが意味不明ですよね。あの町に来たばかりのメアリはまだ誰とも親密になっていないんだから、誰かの為に行動を起こすだけの必然性がないんですよ。

そんなメアリがなんとなく魔法使いのおばあちゃんとおじいちゃんと戦うだけで、どこに面白味を感じていいのか分からないですね。

メアリはいかにもジブリキャラって感じだし、脇役の動物やモンスターたちのデザインがいちいち可愛くないのも気になります。なにからなにまで安っぽい。

魔法にもアイデアがないし、「全ての魔法を解除する魔法」ってなんだよ。そんな魔法あったらもともこもないじゃん。

挙句の果てにはメアリが「魔法なんていらない!」とか言ってたしね。主人公が自分の映画の題材を否定してるの初めて見たわ。

それにしても日本のアニメっていつまでいい歳したおっさんが少女を描くつもりなんだろうね。白髪だらけのおじいちゃんやハゲたおっさんが少女の気持ちになって脚本とか書いてるところを想像するだけでも、だいぶ気持ちが悪いんですけど。

それも日本人の少女じゃなくて欧州の少女だったらなおさらのことで、作り手の歪んだコンプレックスと憧れが見え隠れして気持ち悪さが増しますね。せめて少年の話にしたら?

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コメント

  1. タラヲ より:

    これ原作がたいして面白くない普通の魔法使いものです。とにかく必要なシーンが少なく、無駄なシーンが長かった。おじいさんの庭のガーデニングシーン、あんなに長くいります?というか話の上で必要?あと魔女がさらった動物を実験して監禁するなどグロテスクなシーンもあるし。一応ハッピーエンドぽくしてるけど、この後魔女たちの軍団が地上侵略してきそうですね^_^

    • 映画男 より:

      そうなんですか。原作もつまらないんですか。なんでそんなのからアイデアを拝借したんだろう。

  2. より:

    地上波で見ました
    いやいや、外国人の名前と顔でバリバリ日本語使ってるって…。
    字幕だと見にくいしその方がいいと思うんですけど。
    っていうかそんなの他の作品にもいくらでもあるでしょ。

    メアリはマダムに迫られてついピーターの居場所を教えてしまった。
    結果ピーターは拉致されてしまった。
    悪気はなかったかもしれないが助けるのは普通だと思います。
    まぁちょっと二人の信頼度も低すぎる気もしないでもないですけど。
    それにしても親密な仲ではないから助ける必然性がないって…笑

    最後の「魔法なんていらない」ってのは魔女の花があると争い事が起きるからそう言っただけで別に自分の映画の否定をしたわけではないと思うんすが。

  3. 四里餅 より:

    唯一の美点といったら作画くらいですよね、この映画は……。

    これはあくまで私が感じた事なんですけれど、メアリの声優さんの声がイマイチ受け付けられませんでした……。

    あと、猫の体の色が変わるときなど、劇中のシーンで都度メアリーや他の登場人物による状況説明的な台詞がうっとおしく感じてしまい、「見てる方はもう理解してるから!」と途中でイライラし始めましたのも覚えています。