2017/04/21

ワイルド・スピード ICE BREAK(原題THE FATE OF THE FURIOUS)

質より量で、知能より筋肉で勝負して大失敗している、ザ・アメリカン馬鹿映画シリーズ。インテリジェンスがこれっぽちも感じられない、ひどいストーリーに絶句すること間違いなしです。0点(100点満点)

あらすじ

誰よりも仲間を愛し大切にしてきたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りにより、彼らの結束は崩れようとしていた。だが、彼の行動には謎のサイバーテロリスト(シャーリーズ・セロン)が関与していることがわかる。レティ(ミシェル・ロドリゲス)やローマン(タイリース・ギブソン)らはドミニクを取り戻すため、最大の敵デッカート・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と手を組むが……。

シネマトゥデイより

ワイルド・スピード ICE BREAKはサントラが残念

スポーツカーがカーチェイスして、筋肉馬鹿たちが喧嘩するだけの低脳アメリカ文化を象徴する映画で、シリーズ8作まで続いていることが全く理解できないです。

前作はウィズ・カリファとチャーリー・プースの主題歌「See you Again」が映画を盛り上げた部分が大きかったでしょう。主演のポール・ウォーカーが亡くなったこともあって話題性は十分でした。

それにつけて今回はサントラすら残念な結果に終わっています。とにかく選曲がベタですね。

ワイルド・スピード ICE BREAKはストーリーがしょぼい

ミッション・インポッシブルしかり、ボーンシリーズしかり、最近のロング・シリーズもののアクション映画で面白い映画って本当ないですよね。出演者が違うだけで内容と展開が全部同じなのが信じられません。

ストーリーはとっくの昔にネタ切れしているから、舞台を変えることぐらいしかできず、本作ではキューバ、ニューヨーク、ロシアなどを舞台に必然性のない、それっぽいエピソードをなんとかつなげようとしていました。

とにかくたくさんの車と大勢のキャストを投入して数でごまかそうとしているのがミエミエで、救いようがないですね。爆発音がやたらうるさいのに中身が空っぽだからちょっと気を緩めると眠くなるので注意が必要です。

序盤のキューバのシーンなんて唐突にレースを始めたり、キューバ人が英語喋ってたり、ストーリー上何の意味もなく、全カットでいいぐらいです。

最近アメリカと国交が復活したかと思ったらキューバをもうあんな下らないことで利用していると思うと、腹が立ってきます。どうかお願いだからお前らの馬鹿な文化をキューバに持っていかないでくれって。

キューバで無意味なカーレースを勝利で終えた主人公のドミニクはドヤ顔で町を徘徊し、路上でサイバーテロリスト、サイファーと遭遇します。

そこで昔の恋人と息子が拉致されている動画を見せられ、悪の組織に協力させられるはめになります。ドミニクは彼らを救出するために仲間たちを裏切り、兵器を強奪し、逆に仲間と政府から身柄を追われることになります。

次々とテロリストたちの悪事に手を染めていくドミニクは正義と悪のはざまに立たされ、葛藤に苦しみながらもサイファーを倒すチャンスを伺う、というのがストーリーラインです。

時間が経過するにつれて話のスケールはどんどん大きくなり、最初はサイバーテロリストを捕まえるのが目的だったのが、いつのまにやらロシアだ、核兵器だ、世界征服だ、地球を救うだっていう話になります。

話を詰め込むにしても、結局同じ材料しか詰め込まないから、他の映画の焼き増しになるんですよ。いまだにロシアを絡めるってのが笑えますね。冷戦中から何も成長していないメンタリティーがさすがです。

爆笑なのがロシアの基地に攻め込むときに大雪の中、とても車なんか走らせられないような山奥で、わざわざ派手なスポーツカーで突入することです。あれらの車はアメリカからコンテナで運んだんでしょうか。あんなに目立つオレンジ色の車に乗って極秘作戦とか言われてもねぇ。

ワイルド・スピード ICE BREAKのラストのネタバレ!ブライアンが登場?

ラストはファミリーが集まって、やっぱり家族っていいよねえ、みたいな感じで終わっていきます。肝心のサイファーはパラシュートで逃亡に成功し、彼女すら捕まえてないのに問題解決みたいな雰囲気が漂うのが意味不明です。むしろミッション失敗だろって。

そして極めつけはドミニクが自分の息子の名前をみんなに発表します。

「彼の名前はブライアンだ!」

このシリーズまだ続ける気なんでしょうか。ありえねぇ。

ワイルドスピードの旧作は以下のサービスで視聴できます。

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