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ソング・オブ・ザ・シー海のうたは脚本がグズグズ!ネタバレと感想

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この記事は 約3 分で読めます。

雰囲気重視でストーリーは結構めちゃくちゃなファンタジーアニメーション家族ドラマ。絵がユニークなのとヒロインの少女が可愛いくらいで、後は特に何もない映画です。38点(100点満点)

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ソング・オブ・ザ・シー海のうたのあらすじ

小さなベンは、いつもいろいろなおとぎ話や歌を教えてくれる心優しい母親ブロナーと、父親コナーと共に海沿いにある灯台の家で暮らしていた。赤ちゃんの誕生を心待ちにしていた彼は、ある晩、母に海の歌が聞こえる貝の笛をプレゼントされ、大喜びして笛を抱きしめたまま眠りに落ちる。翌日彼が起きると、妹のシアーシャを残したまま、母の姿はなく……。


読者の壁花さんのリクエストです。ありがとうございました。

ソング・オブ・ザ・シー海のうたの感想

ウルフウォーカー」のトム・ムーア監督によるアイルランドをはじめとする欧州諸国の合作アニメーション。アザラシ、フクロウ、犬、女の子など可愛いキャラを武器に神話やおとぎ話を織り交ぜた幻想的な家族ドラマです。

カラフルな風景に少女マンガのような瞳の大きいキャラクターデザインの融合がポップアートのようでもあり、その雰囲気に飲まれる人は飲まれてしまうでしょう。

でも僕はストーリー重視の人間なので、そんなことでは一切動じません。まず邦題のタイトルなんですかこれ。「ソング・オブ・ザ・シー・海のうた」って同じ単語二回繰り返してんじゃん。言ってみれば「ファーストキス・最初の口付け」みたいなタイトルですよ。

映像にはこだわりや個性が感じられるのに脚本がいい加減なところが許せません。ちょくちょく曖昧かつ強引に話が進んでいくのが気になりました。

例えばお婆ちゃんが子供たちを町へ連れ去ってしまったり、それに対する説得力のある答えが用意されていないのがダメです。アイルランドってお婆ちゃんが親権持ってるんですか?あのババア、ただの誘拐犯じゃないですか。

物語の設定として魔法が使えたり、海の深くまで泳げたりするのはいいんですが、それならそれで能力を統一してくれないと。

都合のいいときだけ嵐の中をスイスイ泳いだり、アザラシに乗ったりするのは反則です。シアーシャはアザラシの血を引いてるからまだ理解できてもお父さんとベンがあんなに泳げるのはおかしいですよね。

それにそもそもお母さんは人間じゃないならなんで波に持ってかれてるんですか。あいつが一番泳ぎ上手くなきゃおかしいのに。

子供を生んだらアザラシの自分は海に帰らないといけないっていうんだったら、なんでベンのときは良くて、シアーシャのときだけ帰るんだよって話ですよね。それってベンに失礼だろ。

シアーシャだけ人間とアザラシのハーフみたいになってたけど、そもそもベンとシアーシャは異母兄妹ってことなんですかね。こうなったらDNA検査したほうがいいんじゃないですか。光るGENJIの大沢樹生みたいなことにもなりかねないし。

DNA検査して「あなたの息子さんはアザラシの子です」って言われたらどうしたらいいんでしょうか。海に捨ててもいいってことかな。そもそも海が故郷なんだから。ついでにあのお婆ちゃんも崖から突き落としたほうがよさそうです。「あれ?アザラシだと思ってた」って言ってね。

コメント

  1. 壁花 より:

    リクエストにお答えいただきありがとうございます

    この素敵な雰囲気と音楽をを味わって
    いただきたくてリクエストしました。
    が、所々突っ込み所が多くてこれは子供用映画だからそこら辺詳しく決めてないのかなって思いました。

    • 映画男 より:

      壁花さん

      リクエスト&コメントありがとうございます。絵と音楽を楽しむ映画でしたね。

  2. ゆうた より:

    妹は女の子だからアザラシ感を受け継いだなど、観た人が色々想像を膨らませることができる物語もいいと思います。
    矛盾がない映画ってつまらないですよ。