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アングリーバード(原題THE ANGRY BIRDS MOVIE)

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angrybirdsmovie

鳥と豚が卵をめぐって戦う、子供向け動物アニメーション。それなりに笑えるシーンはあるものの、全体的にストーリーが弱く、うるさく、忙しく、ごちゃごちゃしている映画。35点(100点満点)。

アングリーバードのあらすじ

たくさんの鳥たちが平和に生活しているバードアイランドで、個性的な太いまゆを持つレッドはなぜかいつも怒ってばかり。ある日、島を緑のピッグたちの集団が訪れ、心優しい鳥たちは彼らを丁寧にもてなす。だが、レッドは珍客たちの悪だくみに気付き、お調子者のチャックと、体は大きいがビビリのボムと共に真相を探ろうとするが……。

シネマトゥディより

アングリーバードの感想

ファーガル・ライリーとクレイ・ケイティスによる共同監督アニメ作品。一定のレベルには達していますが、子供が見て楽しめる程度で大人にはそれほど受けないであろう映画です。

アニメなんだからもっとシンプルにすればいいのに画面に映る情報量が多すぎるのと登場人物たちがやけにせっかちなので見ていて疲れました。

ズートピア」といい、「アーロと少年」といい、この映画といい、最近動物アニメを立て続けに見て思ったのは、結局は動物をかわいらしく描いて、ユーモアを織り交ぜて笑わせて、正義感と友情で感動させるというパターンができあがっていて、このパターンからどう脱却するかが今後の課題となってきそうです。

主人公レッドは皮肉屋で、口が悪く、怒りっぽく、アンガーマネージメント(怒りをコントロールする療法)のクラスに通わされるほどの劣等な鳥で、そこそこ面白いキャラだったんですが、物語が進むにつれてただのいい奴になるのがつまらないですね。あの皮肉屋の性格からしたら、普通ならとてもヒーローになんかならないタイプなんですけど、アメリカ人が関わると、誰でもかんでもヒーローになってしまうというのが残念ですね。

ストーリーはたったこれだけです。

  • 鳥たちが平和に暮らすバードアイランドにある日船で豚たちがやってくる
  • 豚たちが隙を見て卵を奪って逃げる
  • 怒った鳥たちが一致団結して卵を奪い返しに行く

よくもまあこれだけの話をあそこまで伸ばしたなあ、という感じがするんですが、ほとんどがストーリーラインとはほぼ無関係の笑い狙いのシーンになっています。

いくつかほかの映画作品のオマージュなんかがあって面白いのもあったんですが、笑いのシーンにしても、「動物が人間みたいなことをしている」というだけがポイントで、豚にトランポリンをさせたり、鳥に絵を描かせたりする、よくある擬人化コメディーです。

擬人化されすぎているからか、そのうち主人公のレッドなんかはただのクレーマーのおっさんにしか見えなくなってきます。

あれだった可愛らしさなんかいらないから、汚い言葉や下ネタをバンバン喋らせて「テッド」みたいにしても良かったかもしれませんね。いずれにしろこれからこの手の動物アニメの世界の幅が広がる可能性は薄そうです。

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