2016/11/07

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅

shiro

ディズニーによるアリス・イン・ワンダーランドの続編で、タイムスリップを題材にした子供向け映画。ストーリーがトントン拍子で深みがなく、ささっと簡単に作った感じが出ている平凡な作品。家族で見に行ったら子供しか楽しめないでしょう。40点(100点満点)

あらすじ

ワンダー号での3年に及ぶ船旅からロンドンに帰郷した後、青い蝶アブソレムにマッドハッター(ジョニー・デップ)のことを聞いたアリス(ミア・ワシコウスカ)。マッドハッターは、ワンダーランドで死んだ家族の帰りを待っていたのだ。ワンダーランドに着いたアリスは、白の女王(アン・ハサウェイ)たちから頼まれ、マッドハッターの家族をよみがえらせるべく、過去を変えようとする。時間の番人タイム(サシャ・バロン・コーエン)から時間をコントロールできる“クロノスフィア”を盗み、時間をさかのぼったアリスだったが……。

シネマトゥディより


文句

映像が綺麗で、小学生ぐらいまでの女の子が見たら喜ぶでしょう。ただ、それ以上の年齢にはストーリーが穴だらけということがバレてしまう内容です。

物語は、冒険の旅から帰国したばかりのアリスがひょんなことから鏡を通じて不思議の国に行くところからスタートします。アリスはそこでかつての親友マッドハッターと再会。ところがマッドハッターが元気をなくし、今にも死にそうな精神状態にあることを知ります。

マッドハッターは死んだ家族のことを急に思い出しては悲しみに暮れ、アリスに家族を元に戻してくれと頼みます。マッドハッターの家族を助ける手段はただ一つ、過去に戻って彼らが命を落とす前に救出すること。そのためにアリスは過去に戻ることができるタイムマシーン、クロノスフィアを探しに行く、、、、というのがあらすじです。

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テンポの良いファンタジックなアドベンチャーなんですが、アリスがあまりにも間髪いれずに次から次へと場所を移動するので、「いいから一旦座って落ち着こうよ」って言いたくなりましたね。

マッドハッターを助けよう、それにはクロノスフィア(タイムマシン)が必要だ、じゃあそれを探しに行こう、みたいな感じで事情も飲み込んでないうちから、迷うことなく前に突き進むアリスのノリの軽さはアホな女子高生みたいでした。

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なにより最大のミスはストーリーに「タイムスリップ」をねじ込んできたことですね。もうそれをやったらなんでもありじゃん、という気がするんですよ。だって過去に戻って全部なかったことにすればいいんだから。「バック・トー・ザ・フューチャー」はタイムスリップそのものがテーマだからまだ楽しめるんですよ。

でももともとそんな話じゃなかったのに「タイムスリップ」を持ち出したらおかしくなりますよね。いちおう過去は変えられない、変えてしまうと時間軸が破壊されて世界が止まるみたいなストーリー上の制御はかけていたけれど、それを言い出したら、アリスのこのアドベンチャーそのものが意味がなかったってことになるからね。

登場キャラたちも前作からほとんど変わってないし、みんなどこか役不足でした。時間を操るタイムが最強の敵かと思いきや実は一番まともな奴で、結局はまた赤の女王が悪さをする話に成り下がっています。でも一番の悪党は白の女王ですけどね。

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褒めるとしたら、ピンクの主題歌が映画の内容とマッチしてることでしょうか。ラストまで流れないのが残念でしたが。

それにしてもこれなんでわざわざ続編作ったんでしょうか。そもそも前作が面白くないのに続編作ったってそりゃあ面白くなるわけないでしょ。ディズニーもネタ切れしてるよなぁ。

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