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ザ・マペッツはラストが強引すぎ!感想とネタバレ

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この記事は 約5 分で読めます。

人形と人間が共存する世界の平和かつ緩い出来事を描いた人形劇。決して面白くはないです。32点(100点満点)

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ザ・マペッツのあらすじ

人間のゲイリーと人形のウォルターは仲良しの兄弟。二人は子供のときからいつも一緒に暮らしてきた。

人形のウォルターは、彼のような人形たちが出演するテレビ番組「ザ・マペット・ショウ」が大好きだった。番組を率いるのはカエルの人形カーミット。

人形でも活躍できることを知ったウォルターはいつしかカーミットの大ファンになり、強い憧れを抱く。

そんなある日、ゲイリーが恋人メアリーとロサンゼルスへ行くことになると、ウォルターも同行することになった。ロサンゼルスには「マペットスタジオ」があるからだ。

ところがいざロサンゼルスに着くと、「マペットスタジオ」はすっかり寂れていて「ザ・マペット・ショウ」も終演していた。

ザ・マペッツのキャスト

  • ジェイソン・シーゲル
  • エイミー・アダムス
  • クリス・クーパー
  • ラシダ・ジョーンズ
  • ジャック・ブラック

ザ・マペッツの感想と評価

読者のクラッカーのウッディさんのリクエストです。ありがとうございます。クラッカーのウッディさんからはこんなコメントをいただきました。

ディズニーの「ザ・マペッツ」をお願いします!

映画男さんがリクエストを実施していると知って何をリクエストしようかたくさんの作品が思いつきましたが、考えてこの一本にしました!

僕はまだ子供で、子供ながらの気持ちで楽しんでいますが、この映画は大人になって見ても、子供の気持ちを取り戻せる映画である気がします。

映画男さんとは「万引き家族」や「バベル」、「ゾディアック」、「スターウォーズ帝国の逆襲」など好きな作品が同じということが何度かあるのでこの作品も気に入ってもらえると嬉しいです!

でも、気に入ってもらえなくてもいつもの映画男さんにしかない素晴らしい(笑)文句も期待しています

アリス・イン・ワンダーランド〜時間の旅〜」で知られるジェームズ・ボビン監督による人間と人形たちによるミュージカル劇。

かつて一世を風靡したものの、いまやすっかり廃れてしまった劇団グループを再結成するために人間のカップルと人形が奔走する様子を描いた、子供向けディズニー製作ハートウォーミングストーリー路線のベタな作品です。

人形を主人公にし、子供から大人まで楽しめる要素を含めつつ、アメリカ伝統のミュージカルで楽しませる、という狙いは王道ですね。

それが当たってか、このシリーズ8作品も製作されているんですね。1979年から続いてるってスターウォーズ並に息が長いじゃないですか。

ただ、特に面白い要素があるかといったらないですね。特別歌が優れているわけでもないし、踊りも適当だし、ストーリーは強引さが目立ちます。正直、アメリカでの高い評価と人気の理由が分かりませんでした。

この手の映画は見ていて、なんだかとっても楽しくならないといけないわけですが、おっさんの心にはぴくりとも響かなかったです。なんなら思わず踊りたくなるぐらいの効果があってもいいのに。

響かない理由の一つがウォルターがそんなに可愛くない、という欠点が挙げられそうです。

絵心のない僕が本気で人間を描くとだいたいこのウォルターみたいな絵ができるんですが、そのレベルのデザイン力ですよね。

髪の毛を真ん中分けにした途半端な人形より、思い切って動物に振り切ったほうがよかったんじゃないかなぁ。

カエルとか豚のぬいぐるみはまだ可愛げがあるんだけど、アメリカ人の子供は果たしてウォルターの人形を欲しいって思うのかな? どうも愛着が湧かないんだよなぁ。

キャストの中で印象的だったのは、エイミー・アダムスぐらいでしょうか。エイミー・アダムスは、ゲイリーの恋人役メアリーに扮していて、ロマンチックな旅を期待しているキュートな乙女キャラクターでしたね。

一方で恋人のゲイリーは乙女心を全く理解していないダメ男でした。せっかくの記念の旅行に兄弟を連れて行ったり、なかなかの失態を犯していましたね。

二人だけのデートや旅行に家族なんか連れてきちゃ絶対ダメだから。昔、ブラジル人の女の子で、遊びに誘うと必ずお父さんから後から来る奴がいたんだけど、ふとその子のことを思い出しました。

それもその子のお父さんがものすごく人相が悪く、Yシャツのボタンを下まで全部開けてるような強烈なキャラで、なぜか僕がお父さんの食事まで奢ってたからね。

まあそれはいいとして、あんまりメアリーとゲイリーが釣り合っていなかったかな、という印象です。

そしてゲイリーとウォルターの二人も兄弟としてバランスが取れているように見えませんでした。

ほんのちょっと盛り上がるのは、こんな作品にウーピー・ゴールドバーグやセレーナ・ゴメスといった有名人が本人役で登場する下りでしょうか。それでもほんのちょっとだけどね。

あと、ラストのゴリ押し感は半端ないですね。正直、あれの何がどうハッピーエンドなのか理解できませんでした。

お金が集まらなかったら劇場が人の手に渡っちゃうという話だったのにお金も集められず、なんであんなにみんな喜んでるんですか?

そもそもあんなに熱狂的なファンが道にごった返すぐらいいるなら、最初から廃れないだろっていう話だし、お金すぐ集まるでしょ。なんか歌と踊りで肝心な部分をごまかされた気分になったんだけど。

コメント

  1. りゅぬぁってゃ より:

    最近は日本でも「しょせん子供向け映画だと舐めたなら、思いの外シナリオが丁寧でメッセージも深いから保護者や批評家にウケた」
    ってパターンも多いです。
    それだけ気難しい映画の耐性が下がってるのかな?

    最近だと『映画 すみっコぐらし』が「絵柄の割にワケアリなキャラが多いし、最後もHappyではなく ”Not Bad”くらいのビターなエンド」
    ってのでカルト評価を得ています。

  2. クラッカーのウッディ より:

    ありがとうございます!僕はこの作品大好きですが、映画男さんの意見にも納得できました!

    これからも応援してます!