映画「義兄弟」はスパイと同棲する馬鹿話。感想とネタバレ

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gikyo

男同士の友情にフォーカスをあてたコテコテの韓国スパイアクション。韓国の情報員と北朝鮮の工作員の関係性が幼稚すぎて笑えるレベルで、スパイ映画と呼ぶには恥ずかしすぎる作品。22点(100満点)

映画「義兄弟」のあらすじ

北朝鮮の工作員として韓国に潜入していたジウォン(カン・ドンウォン)は、“影”と呼ばれる暗殺者(チョン・グックァン)と共にある指令を受ける。彼らは、国家の裏切り者である金正日の身内を葬ることに成功するが、国家情報員ハンギュ(ソン・ガンホ)に計画をかぎ付けられ包囲される。ジウォンは何とか逃げ切るが、その後再び長い潜伏生活を送ることになる。

シネマトゥディより


読者のyoshiさんのリクエストです。ありがとうございます。

映画「義兄弟」の感想

タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」などで知られるチャン・フン監督によるしょぼしょぼスパイ物語。

いやあ、つまんなかったです。スパイ映画って本当につまんないですよね。僕の大好きなジャンルなんですけど、99%はくだらないんですよね。

特に韓国映画のスパイものって、必ず北朝鮮絡みって決まっているじゃないですか。なんでそこを意表ついて中国のスパイとか日本のスパイとか、ロシアのスパイとか、CIAとかっていう設定にしないんですかね。

それで必ずストーリーの流れで北朝鮮のスパイが韓国人と恋人になったり、友達になったりしません? シリアスなテーマを扱っているのに肝心のスパイの意気込みがユルユルなんですよ。スパイ活動は遠足じゃねえんだよってスパイでもない僕が説教したくなるんですよ。

この映画も例に漏れず、北朝鮮の工作員が韓国の国家情報員と仲良くなり、あろうことか仲良し同棲生活を始めて、お互いがお互いの本性に気づかないふりして、白々しく友達のフリをしているうちに本当に友達になってしまう、なんていう話です。

笑えるのが北朝鮮の工作員が細身、長身、ジャニーズ系のイケメンで、格闘技の腕もすごく、他人に優しくて人間味にも溢れる完璧男だということです。それだったら普通に韓国の芸能界で働いたらいいんじゃないの?って思わずにはいられなくなります。

工作員の彼はスパイの活動報告をメールでするんですが、ネットカフェに行ったり、人の家のパソコンを普通に使って、普通の文章を書いてメールで送ってました。そんな不注意なスパイがいるわけねえだろって。文章は暗号化しないと読まれちゃうでしょ。なんでもっと気をつけないの。こういうダメスパイは「シチズンフォー」でも見てスノーデンを見習いなさい、スノーデンを。

一方で韓国の国家情報員は、韓国映画界のボス的俳優ソン・ガンホが相変わらず熱い男を演じていましたね。ソン・ガンホは演技も上手いし、いい俳優なんですが、ここまで多くの作品の主演を独占しているのはちょっと普通じゃないですね。何か裏でブラックな権力がうごめいているような気配がして嫌です。

韓国の映画界なんて日本の映画界より、ズブズブの権力とコネによって操作されていそうなので、もう誰もソン・ガンホから主演を奪えないんじゃないのかとさえ思ったりもします。

それにしても日本で公開されている韓国映画って全部パターン決まってませんか。韓国と北朝鮮のスパイものか、連続殺人事件ものか、恋愛コメディーか、キム・キドクだけじゃないですか。もっと面白い映画持って来いよって。

コメント

  1. まきべい より:

    初めてコメントします。

    いつも楽しく読ませていただいています。

    確かに韓国映画は北朝鮮のスパイものが多いですね。「シュリ」「新しき世界」「JSA」などなど。有りがちなストーリーだけどなんか見ちゃうんですよね~。それなりに演技力のある役者さんに引き込まれてしまうのでしょうか…

    映画男さんのコメントが面白く思わず書き込みしてしまいました。今後も引き続き楽しみにしています!

    • 映画男 より:

      まきべいさん

      コメントありがとうございます。役者確かに日本の俳優より上手い人が多いですよね。ただ、北朝鮮のスパイものはしばらく勘弁してもらいたいです。