2016/10/23

フィフス・ウェイブ(原題THE 5TH WAVE)

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エイリアンと戦う子供たちの地球滅亡映画で、どこにもいいところが見当たらない犯罪レベルの退屈さに失望するしかないSFアクション。3点(100点満点)

あらすじ

人知を超えた知能を誇る生命体アザーズが、地球を4度にわたって攻撃し世界人口の99パーセントが死滅。そんな荒廃した世界で、女子高生キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は離れ離れになった弟の行方を追っていた。アザーズが人間の内部に侵入できるために他人を一切信用できないという状況下で、彼女は一人の男性と出くわす。彼をアザーズではないかと疑いながらも惹(ひ)かれるキャシー。弟が連れ去られた可能性のある基地に二人で向かうが、アザーズによる第5の攻撃が始まろうとしていた。


文句

どこに勝算があって、この企画を映画化したのか、まったく検討つかない駄作中の駄作です。よくもまあ大金を叩いてこんな低レベルの映画をわざわざ作りますね。

地球滅亡、滅びた街、エイリアン、パラサイト、子供たちが主役という「アイアム・レジェンド」、「メイズランナー」、「ダイバージェント」をミックスしたような設定がクソすぎます。

いきなり空中に未知の飛行物体が現れたかと思ったら、次の瞬間には津波が来て、世界中の都市は沈み、パラサイトがいるとかで大人と子供が隔離されて、子供たちが兵士にさせられるという意味不明な展開に誰が付いていけるんでしょうか。

ここまでひどいと、どこを直したらいいとかの問題じゃないですね。キャスト全員を取り替えても無理だろうし、脚本を書き直しても、監督を交代したところで無駄でしょう。そもそも「地球滅亡」をテーマにした時点で失敗なんですよ。なんで分からないんだろう。「インデペンデンス・デイ 」から何も成長してないお前たちが地球の脅威だよって話なんですよ。

それにしても、永遠に同じテーマで毎年のように誰かしらがこの手の映画を撮りますよね。もうこんなネタで釣れる人なんてアメリカにもそういないんじゃないですか。誰もそんなに地球滅亡とかに怯えて生きてないから。

パニック映画の駄作って必ず美男美女が生き残って一緒に手をつなぎながら敵から逃げたりなんかして、途中からデートみたいになるじゃないですか。この映画でも女子高生キャシーがたまたまイケメンの男と出会って、森でイチャイチャしだすんですよ。生きるか死ぬかっていう緊急事態でも暢気にキスとかしてるから、お前たちは地球の運命を背負ってるんじゃねえのかよって言いたくなるんですよ。

どこの映画館で見ても上映が始まるときは、「携帯電話の電源をお切りください」といった注意のアナウンスが流れるかと思いますが、この映画に関しては携帯電話を触わり放題にしないと、視聴者はおそらく耐えられないでしょう。

ラストは「メイズランナー」とかと全く一緒で、続編を匂わせて幕を閉じていきます。製作者は本気でこの映画が成功して、続編も作れると思っていたようです。まさにエイリアンですね。

そういえば第5の攻撃(ウェーブ)って言ってたけど第3と第4の攻撃ってありました? 全然ストーリーが頭に入ってこなかったわ。

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