ラスト・ナイツの評判は最悪? 感想と評価とネタバレ 

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宇多田ヒカルの元旦那がハリウッドの有名俳優を起用して撮った演出下手な映画。テンポが悪く、じれったいシーンが多いだけでなく、肝心なシーンは全て見せない、という何がしたいのかさっぱりな作品。35点(100点満点)

ラスト・ナイツのあらすじ

狡猾(こうかつ)な政治家が台頭し、戦士たちが追いやられようとしている帝国。ある日、強欲な大臣から賄賂を要求されるも、それを断った上に彼に刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)が反逆罪に問われるという事件が起きる。

その後死刑判決が下され、自身のまな弟子であった騎士ライデン(クライヴ・オーウェン)の手で斬首されてしまう。1年後、ライデンは酒に溺れる毎日を送り、ほかの騎士たちも刀を捨てていた。だが、その裏で彼らは主君バルトークの敵を討ち、堕落した権力者たちへ報復する計画を進めていた。

シネマトゥディより

ラスト・ナイツの感想

なんか中途半端でしたね。有名俳優たちに普通の演技しかさせてないんで、特に印象に残るシーンがありませんでした。とにかくスピード感に欠けていて、早く次のシーンに行けよ、って言いたくなる無駄なシーンで埋め尽くされています。

ストーリーは「忠臣蔵」がモチーフになっているそうで、汚職で腐敗しきった帝国の政治家とそれに反発する騎士族の戦いで、帝国軍に親分を殺された騎士族が城に攻め込んで、仇を取るまでを描いています。

話は至って単純で、分かりやすいのに、なぜかすごく観にくい感じがしたのはどうしてなんでしょうか。映画で「観にくい」というのは「集中できない」だったり、「ストーリーがすっと頭に入ってこない」ということです。

特にダメだなと思ったのは、バルトーク卿(モーガン・フリーマン)が裁判で演説並みの長いセリフを言った後に散々引っ張って斬首されるシーンです。あそこまで引っ張って、視聴者に「首切るよ、もうすぐ首切るからね」と煽ったあげく、いざそのときになったら首を切る場面は見せない、という暴挙に出ていました。そこカットしてどうするんだよって。

まあまあ楽しめるのは騎士団が帝国の城に攻め込む下りでしょうか。剣によるアクションシーンも普通のレベルには達しています。ただ、バルトーク卿の仇を討つのなら、一番に殺さなきゃいけないのは処刑を言い渡した皇帝であって、大臣じゃないような気もしましたね。あれだけ命がけで仲間も命を張ったのに大臣殺したら満足っておかしくないですか。

この映画がアメリカでコケたのは斬新さや個性がないからでしょう。「忠臣蔵」を見たことないアメリカ人でも、どこかで見たことあるなあ、と思わせる内容だからです。

そもそも暴君に対して反乱を起こす市民の話なんてありきたりなわけで、「忠臣蔵」のストーリーうんぬん関係ないでしょ。こんなんだからこの監督はいつになっても「宇多田ヒカルの元旦那」って呼ばれるんですよ。

日本でこの監督の名前をフルネームで言える人いますか? 少なくとも僕はいえません。どうせなら映画の主題歌、挿入歌も全部宇多田ヒカルにしたらいいんですよ。映画のタイトルも「Last Knights」じゃなくて、「First Love」にしたらもっと売れたはずです。

コメント

  1. aria より:

    しくじり先生で散々邦画界をディスってましたねー紀里谷くん。
    たぶん映画よりそちらの方が面白かったと思いますw
    てゆうか私この映画西部劇かと勝手に思いこんでましたが違うんですね。
    モーガンさんが中世の騎士役?貴族役?
    なんか色々と無理があるような。
    無理矢理なヒーローモノなんかやめて、邦画界や映画批評家をこきおろした風刺映画とか撮ってもらった方が傑作が出来ると思います。ヒットするかは保証出来ないけどw

    • 映画男 より:

      ariaさん

      コメントありがとうございます。そうなんですか、邦画界を悪く言ってたんですか。その番組見てみたいです。