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新宿スワンの名場面に気づいた? 感想とネタバレ

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kyoken

ヒミズ」、「恋の罪」、「冷たい熱帯魚」、「Tokyo Tribe」、「地獄でなぜ悪い」、「アンチポルノ」などで知られる、最近やっつけ仕事しかしていない監督、園子温による当たり障りのない映画。リアリティーはなく、水商売を題材にしているわりに色気がない物足りない作品。30点(100点満点)

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新宿スワンのあらすじ

一文なしだが野心だけは人一倍ある白鳥龍彦(綾野剛)は、新宿・歌舞伎町に乗り込んで一旗揚げようと決意する。ひょんなことから彼は、名の知れたスカウトマンとして数々の伝説を持つ真虎(伊勢谷友介)に誘われてスカウト会社バーストの社員に。歌舞伎町をゆく女性たちに声を掛けては、水商売、風俗、AVの仕事をあっせんし、その紹介料をつかんでいく龍彦。さまざまな人物や出来事と対峙(たいじ)しながら、彼はスカウトマンとして、一人の人間として大きく成長していく。

シネマトゥディより

新宿スワンの感想

当たり前の話ですが、漫画からの映像化だけにストーリーも至って漫画的で、裏社会の話の割りには不良映画みたいな軽いノリだったのがイマイチでした。スカウト会社同士の抗争や内部紛争なども単純すぎて、喧嘩したら仲直りみたいな青春漫画みたいな展開が鼻につきます。漫画のままの演出ならそもそも実写化する必要があったんですかね。

それにしても出演者たちがトレンディーですね。綾野剛、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介などなど。綾野剛の演技は初めて見ました。

もっと下手なのかと思ったら意外と普通でした。それよりなによりクラブのママ山田優の棒読みセリフにはたまげました。あれでOK出しているんだから、園子温監督もスパルタとか言われているわりには甘いですね。

この中では丸高愛実と沢尻エリカが結構良かったと思います。丸高愛実はいかにもセミプロの女っぽさが出ていたのに対し、沢尻エリカは終始安定してましたね。ただ、脱がないとダメですね。

ひとつ名場面があったので紹介しておきます。ボーリング場で秀吉がパンパンと拍手をすると、その場にいた人たちが解散していきます。実はボーリングをしていたお客さん全員がサクラだった、というシーンです。

sono

ちりちりに解散していく感を出したかったのでしょうか。なぜか何人かの客はレーンのある矢印の方向に歩き出します。

このボーリング場はレーンのほうに出口があるのか、ピンが立っているところを潜って外に出るのかは分かりませんが、ありえない演出でしたね。この映画で一番印象に残ったシーンはこれです。というかこれ以外何も記憶に残りませんでした。

コメント

  1. meb より:

    こんにちは。いつもツタヤでビデオを借りる際の参考にさせてもらっています
    フィッシュタンクとある過去の行方あたりは、見て良かったです。
    単なる誤字の指摘ですが、風俗讓➡︎風俗嬢です。ではでは

  2. タラヲ より:

    スカウトマンが何故縄張り争いの喧嘩をするのでしょうか?スカウトマンとヤクザをごちゃ混ぜにしているのでしょうか?とにかく分からない映画でした。