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オーロラの彼方へは何かが足りない!ネタバレと感想

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グレゴリー・ホブリット監督による、いまいちなタイムスリップSFドラマ。もうちょっと見どころがあるとよかったです。46点(100点満点)

オーロラの彼方へのあらすじ

1969年、ニューヨーク上空に珍しいオーロラが出現した日、消防士フランクは救助を終え、妻ジュリアと6歳の息子ジョンの待つ家へと戻ってきた。親子3人の生活は幸福な輝きで満たされていた。

ちょうどその日のオーロラのように。だが、その2日後、フランクは殉職する。息子ジョンは深い哀しみに暮れる。それから30年。再びニューヨークにオーロラが出現した日、ジョンはふと父が愛用していた無線機を見つける。そしてそこから男の声が聞こえてくる……。まるでそれは父と話しているようだった。

シネマトゥディより

読者の馬刺しさんのリクエストです。ありがとうございます。

オーロラの彼方への感想

ラジオを通じて別々の時代を生きる親子が交流を始め、それがきっかけで未来(現在)が左右していく「世にも奇妙な物語」風な怪奇現象ものです。

物語りは結構な寄り道、回り道をしますが、結局最後に行き着くのはアメリカ映画の典型的な家族愛です。序盤は火事の現場で若くして亡くなった消防士の父親を息子が未来からラジオを通じて救出するという話に終始します。

ところが父親の命を助けたことで未来が変わり、今度は母親が殺人の被害に遭います。ここからはもうただの連続殺人事件の犯人を追うサスペンス映画になってしまい、今まで東京から大阪に向かっていた新幹線が急にシベリアに向けて走りだしたぐらいの極端な路線変更が行われます。

そこからは母親を殺した殺人犯を未来の息子が突き止め、過去の父親に捕まえてもらう、というパラレルワールドの物語進行になり、過去の出来事の変化により、未来(現在)が変わるという下りは「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のようでもあり、ありきたりでした。

そういえば映画、小説、漫画などではタイムスリップして過去を変えると、未来ががらっと変わるという概念がいつの間にか浸透していますが、あれって誰が決めたんでしょうか。たとえ火事の現場を生き延びたとしても親父は次の現場でやっぱり死ぬ、というふうにしてくれてもいいんですけどね。寿命は予めだいたい決まっていて結局運命は変えられない、という発想はないのかな。

一番の突っ込みどころは過去の出来事に少しでも変化があると、がらりと未来が変わってしまうわりには、ワールドシリーズの結果だけは不変である、という点です。誰がホームランを打って、どのチームが勝つというのはなにがなんでも絶対に変わらないそうです。

登場人物たちが未来からのお告げを信じる、信じないを左右するのも全てはワールドシリーズの内容を知ってるかどうかにかかっている、というのも馬鹿ですねえ。それにしても「明日の試合は巨人が勝つ、それもホームランを打つのは阿部慎之助」などと言ってそれが当たったぐらいで、殺人容疑が晴れてしまう世の中なんて恐ろしすぎますね。

コメント

  1. 馬刺し より:

    リクエストを採用していただきありがとうございます。
    自分はこの映画やバックトゥーザフューチャーの様なタイムトラベルもので最後には丸く収まってハッピーエンドで終わる様な映画を好んで見ます。
    そういう終わりかたがあまり好みでないみたいですね

    バタフライエフェクトはいかがでしょうか?
    同じタイムトラベルものですが、ひとえにハッピーエンドとも言えない終わりかたとなってます。
    これも批評してもらいたいのですが…その前にポニョを…

    • 映画男 より:

      馬刺しさん

      リクエスト&コメントありがとうございます。タイムトラベルものは僕も嫌いじゃないですが、バックトゥーザフューチャーを超えるものがなかなかでてこなくて、なにかとあのときの設定がかぶっているような気がします。中でもバタフライエフェクトは最もひどい作品の一つと記憶しています(笑)。

      • 馬刺し より:

        タイムトラベルものが好きと言って「バタフライエフェクト」すすめておきながら実はまだ一回も見たことがありませんw。
        切ないハッピーエンドとは聞いてたので勧めてしまいました。
        タイムトラベルもので最低と言わしめる作品、ぜひ見てみたいと思います?

  2. 武藤耕治 より:

    >今まで東京から大阪に向かっていた新幹線が急にシベリアに向けて走りだしたぐらいの極端な路線変更

    全く同感です。
    途中休みながら、やっと最後まで見ましたが、サスペンス見るつもりは無かったので疲れました。

  3. 田原雪舟 より:

    まず、日本版題名が、悪い。 これじゃあお涙頂戴じゃないかなあ。という先入観を与える。
    元の題のフリークエンシーのほうが科学的で、ありそうな感じがある良い題名。 ラジオの電波の歪で異次元まで通じてしまう不思議な、エキサイティングな題名だ。

    オーロラの彼方じゃ、虹をわたって、みたいな、あまりにもチープな題名。つけた人は反省してほしい。

    この映画は非常に面白いストーリーラインで、 グイグイ引き込む。
    多少 疑問点は残るわけだが、そこは片目をつぶらないと、 この世に完全に近いようなのはめったにないわけだから、無い物ねだりしても人生が苦いだけ。ボロクソに言ってたら、何も楽しめないじゃない?

     アメリカ社会の変化、親子夫婦の移り変わりも面白かったし、一つの出来事が子どもや家庭の運命を変える部分も恐くなる。そういう大事な家庭の要素が壊れると 子どもや人の人生は全く変わる。そこが興味深い。

    もう一つは、死んだはずの父が違う次元に(過去)生きており、それと通信できるというファンタシー。有るかもしれないと思うと、興奮が起きる。私の祭典ではこの映画は85点。タイムトラベルの可能性と関わるし、楽しめる映画。