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映画神は死んだのかは宗教舐めてる!ネタバレと感想

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この記事は 約4 分で読めます。

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アホがアホのために作った宗教ドラマ。一事が万事キリスト教信者に都合よく描かれています。マイナス1500点(100点満点)

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神は死んだのかのあらすじ

大学に入学したばかりのジョシュ(シェーン・ハーパー)は哲学クラスの授業初日、ニーチェなどの無神論者を信奉するラディソン教授(ケヴィン・ソーボ)か ら神はいないという宣言書を提出するように言われる。

単位が取れないと危惧した生徒たちは宣言書を提出するものの、納得できないジョシュだけは拒否。そん なジョシュに対して教授は、生徒たちの前で神の存在を証明して見せろと迫り……

シネマトゥディより

神は死んだのかの感想

これまで見た映画の中で最も吐き気を促した最低の手法を使ったクソ宗教映画。B級俳優たちとB級ストーリーを基に無神論者とキリスト教徒を対比させていく、卑怯極まりない、殿堂入り間違いなしの文句が言いたくなる映画。

大学の授業で哲学の教授が授業を始める前に生徒たちに「神は死んだ」と紙に書くように強制し、書かなければ単位をあげないというところから物語はスタートします。

そもそもあれだけの他人種、他宗教文化の国アメリカでこんな馬鹿げたことを大学教授が言ったら即刻首になるし、訴えられるでしょう。

この映画は実際にあった訴訟を基にしたらしく、エンディングロールに「これらの訴訟にこの映画はインスパイアされました」といったメッセージが出てきますが、詳しい訴訟内容にまでは触れてなく、スタートからリアリティーが全くないのでかなり盛っているはずです。

笑えるのが哲学の教授を始め、生徒たちは主人公ジョシュを除いてみんな神を信じないという態で話が進んでいきます。神を信じない人と信じる人の割合が100対1ぐらいにしてあって対比のさせ方にも無理がありました。

なにより最も腹立たしいのは、神を信じる信じないの前に、この馬鹿ストーリーが「神」としているのはイエス・キリストのみで、ほかの宗教を完全に無視しているところです。仏教にもヒンズー教にも触れません。

一組だけイスラム教徒の家族が出てくるのですが、案の定その家族は「悪魔」として描いていて、厳格なイスラム教徒の家庭に生まれた娘がなぜか独りだけイエス・キリストを信じているという、これまた限りなく可能性の低い展開をねじ込んできます。

宗教自体はすばらしいものだし、キリスト教の教えに対しても僕は全く反対はありません。でもキリスト教徒以外はみんな悪といった考えはどうかと思います。

劇中ではキリスト教徒があたかも迫害されているかのような構図を作り、彼らを被害者にして視聴者の同情を得ようとしている手がミエミエでクライマックスでは他の登場人物たちまでキリスト信者に回心していく、といったタチの悪い手法が使われているのが嫌でしたね。

バチカンが出資しているのかとも思いましたが、それにしても陳腐な宗教宣伝映画でしたね。

日本で生活している宗教家の人たちは彼ら独自の世界の中で、あるいは胸の中で神の道を進んでいっているような慎み深さがあるような印象を受けますが、僕の住んでいるブラジルの場合は、国民の大半がカトリックだということもあり、社会の中でキリストを信じることはもはや当然のことといった雰囲気があって、宗教の自由もへったくれもありません。会社の朝礼でお祈りするところもあります。

この国で無神論者などと言ってしまったら、政治家はまず間違いなく選挙で落選します。そんな社会だから「神様信じてます」オーラ全開で生きている人がそこら中にいて、なにかに付けて神様を利用するのでむかつくことが多々あります。

仕事を期限までにやらなくても、「私はまだその仕事をやっていません。でも神様が望むなら、明日までには終わるでしょう」とかほざきます。こっちが何か手伝ってあげても、「いやあ、神様のおかげで上手くいったよ」とか言うので、助けなきゃよかったと思います。

近所迷惑を考えずにゴスペルや宗教ソングを夜遅くまで爆音で演奏する教会も少なくありません。そんなところに怒鳴り込みに言ったら、そこにいる信者たちは一体どんな顔をするのだろうかとふと想像しますね。

「お前たち、うるせえよ、馬鹿野郎。何がハレルヤだよ。こっちは眠れねんだよ」

「哀れな子羊よ、イエスに対する侮辱ですぞ。イエス様、この男の罪を許したまえ」

「お前の罪はいいのかよ」

問題はいつだって神ではなくそれを信じる、あるいは信じない個人なのです。アホはどうあがいてもアホなわけで、アホが神を悪用するとこういう映画が生まれるのです。

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コメント

  1. 加藤 より:

    お久しぶりです。映画男さん。5周年記念のときに、初コメントした加藤です。

    いや、凄い(笑)。思わずのけぞってしまいました、この点数(笑)。ある意味観たくなりましたよ(笑)。相変わらず、切れのいい批評、文句が読んでいて楽しいですね。『神は死んだ』ってニーチェの引用なんですかね。でもニーチェは神の源(キリスト以外)なるものを探求しますが、何か、この映画はきな臭さそうですね~。

    映画男さんの映画評は誰にも似ていなくて(たぶん日本にいらっしゃらないから)、俺は惚れ惚れしてしまいますね(笑)。これからも、期待してます。いや、期待を裏切ることも大切かと思いますので、そういう意味で、楽しみにしております。

    また遊びに来ます!

    • 映画男 より:

      加藤さん

      コメントありがとうございます。ぜひこの映画を見て感想をお聞かせください。バカバカしくて笑えると思います。

  2. 大西 より:

    こんばんは。私はクリスチャンです。

    映画男さんはキリスト教に対してしっかりとした意見があるようで、キリスト教に無関心な意見が多い中で、私としては光栄に思います。

    とりあえず映画自体はそんなに悪くなかったと思います。
    確かにいくつかの違和感は感じました。特に最後の方で、生徒全員が「神は死んでない」と言いながら、立ち上がるところとか。
    全員一致は流石に無いだろとツッコミたくなりました(笑)
    キリストを信じてる信じてないは置いといて、ある程度キリスト教の知識が無いと茶番の過ぎる内容に取れるかもしれませんね。

    さて、この映画は視聴者に「神様があなたを愛していて、あなたは神様のことを愛したいと思いますか?」と問いたかったのだと私は思います。
    キリスト教の神様とは知っての通り、この複雑多様な宇宙と自然、そして人間を創り、今もなお生きて存在する方です。
    そんなとてつもない力を持っている方があなたを死ぬほど愛しているとしたらあなたはどう答えますか?
    問題はあなたと神様との心を通した関係であり、周囲は全く関係ありません。
    神様に色々と疑問はあるでしょうが、それでも神様はあなたをずっと愛しています。

    もし少しでも気になるのであれば、こう聞いてみてください。心の中でもいいです。
    「神様、あなたが本当にいて、私を愛しているなら答えてくれ。」
    これだけでいいです。難しい事は神様が全部やってくれますから。
    私達は今の生活の中で心から楽しんで生きていけばそれでいいのです。
    それだけですよ。

    God bless you.

    • 映画男 より:

      大西さん

      コメントありがとうございます。キリスト教自体はすばらしい宗教ですが、この映画は最悪でした。キリスト教徒の人たちは、劇中のキリスト教の部分を全てイスラム教に置き換えた別バージョンを鑑賞したら、もっと冷静に見れるはずです。

  3. 阿羅漢 より:

    映画の見方は様々であると思います。どの様に見えるかはその人の心になにを描いているかで、見え方は違ってくるのでは無いでしょうか。
    この映画に対して、かなりのご批判をされていますが、全世界的に見て、信仰という事が薄らいでいたり、偏ったりしている現代の中にあって、神の存在につい考える一助になると思います。

    特に、現代の日本人の方々にお勧めしたい内容であります。
    日本では、共産主義・社会主義が蔓延しており唯物論一色になっています。とても惨めな人生観を持っている方達が多いのでは無いかと思います。また無神論は中国の思想に通じ、日本が中国ナイズされやすい状況を作ることも忘れてはなりません。

    この映画の手法については、色々な意見があると思いますが、メインテーマである「神の存在」について議論する事は、人類にとってとても有意義な事であります。この映画を批判することにより、中国の日本自治化戦略に荷担することにもなるのではないでしょうか。(貴方が中国の工作員だったら、納得しますが。)

    私は、この映画を多くの方達に御勧めしたいと思っています。
    また、私は神仏を信じている者です。

    • 映画男 より:

      阿羅漢さん

      コメントありがとうございます。何度も言いますが、神の存在について考えるのはとてもすばらしいことです。それについては議論の余地はありません。僕が言いたかったのはこの映画の演出、ストーリー、演技、オチはどれをとっても数ある映画の中で最低レベルだということだけです。それを書くことによって僕が中国の日本自治化戦略に加担することになるというのは、日本であなたがエロ動画を見たら、インドの性犯罪にあなたが加担したことになる、というのと同レベルだと思います。

  4. […] 神は死んだのか(原題 GOD’S NOT DEAD) ただ文句が言いたくて(2014年1月17日閲覧) http://www.tadamonkugaiitakute.com/8236.html […]

  5. エリック・カートマン より:

    宗教関係はヤバい奴に粘着されちゃうから、手出さないほうがいいかもね。
    あいつら人の意見に耳を貸さずに、押し付けることしか出来ないから。

  6. felipe より:

    fala ai mano blz? oh nao sei se tu sabe ler ou escrever portugues , mas como tu escreveu que mora no brasil claro que sabe ne kkk
    entao mano, etendi a sua parte que vc nao esta julgando o cristianismo mas sim o filme, mas se liga cara,
    pra mim o que mais incomoda não é a musica da igreja ou gospel porque acho que é bem animador e legal, mas sim esses carros com som mo alto e correndo pela pistas e de madrugada tocando uns funk cheio de palavras eroticas e besteiras. umas coisa que a sua irma pergunta o significado e voce nao tem nem respostas certas pra lhe dar( ela tem anos) . entao quando tu for escrever como voce escreveu aqui no site falando do brasil dessa forma, nao esqueca de escrever tambem esses loucos de som bombando no carro que passa de madrugada espalhando verdadeira merda pro país inteiro. a igreja acaba no minimo as 23:00 ou a maioria. agora as balada ou o baile e esses caras com som muito alto comeca depois da meia noite, que é o horário que realmente a maioria do povo esta dormindo. nao te conheco mas acho que vc nao dorme as 20:00 da noite ne colega kkkk
    abraco

    • felipe より:

      ah so concertando o erro, minha irma tem 10anos, o culto termina no maximo as 23:00. é isso ai vlw

    • 映画男 より:

      Felipe

      Obrigado pelo comentário. Não sabia que tinha leitor brasileiro no meu blog mas fico feliz. Quanto à música da igreja, não é a música em si que me incomoda mas sim o volume que eles tocam. De qualquer forma como você diz não só a igreja mas também outras pessoas como os funkeiros também costumam tocar música horrorosa bem alto. No post só queria dar um exemplo relacionado ao assunto do filme. Não tenho nada contra os cristãos. Bom, seu comentário sempre será bem vindo aqui. Falou.

  7. レナ より:

    はじめまして。ぼくは18歳のクリスチャンの者で、教会の牧師先生に連れられてこの映画をみたのですが、ぼくも映画男さんの意見と全く同じです。こんなクソみたいな映画はありません。

    イエス・キリストについてはぼくも信じているんですが、キリスト教徒は全体的に他の宗教に対して排他的なところがあり、その点がこの映画には強く現れているとぼくは思いました。

    映画にでてきた教授については、ぼくは思わず失笑してしまいました。他人に意見を押し付ける時点でまず教授失格であります。

    論争のシーンがあったのを覚えているでしょうか?あのシーンは、ぼくが思うに本当にニーチェ哲学を専攻している人間なら簡単に論破できてしまうんですよ。ぼくはクリスチャンでありながらニーチェについて勉強しているんですが、学徒の身であるぼくでもあの浅はかな論争で勝利を納めることができます。あの映画をつくった人間は非常に頭が悪いです。

    また、ぼくもイスラームに関する偏見には非常に腹立たしく思いました。イスラーム側はキリスト教徒を啓典の民として認めているのに、この映画ではイスラームをまるで悪の様に扱っている辺り、見ていられませんでした。

    本当に最低な映画だと思います。同じクリスチャンとして非常に恥ずかしく、また腹立たしい。二度とみたくないです。

    • 映画男 より:

      レナさん

      コメントありがとうございます。レナさんのような若くて良識のあるクリスチャンが日本にいることを誇りに思います。これからも偽善を抜きにした真実の信仰の道を進んでいってもらえたら嬉しいです。

  8. TG より:

    こんばんは
    B級映画配給/販売会社のサイトからどんな映画かと流れてきました。
    まさかここに流れ着くとは思いませんでしたがw

    教授の授業の話で「…ん?」と思っていましたが(ご指摘の箇所)
    やっぱりろくでもない映画みたいで
    借りる前にここを見れて良かったです。

    駄作以下のひどい映画にはビタ一文払う気はないですから…。

  9. 無宗教の熱烈な信者さん より:

    聖書の記述ではどこをどう読もうがイエスのみが唯一の神であり後は邪教であることがはっきりと書いてある。それが”聖書の教え”なのだが見ないふりをする人がやたら多い。ブラジルに住んでいる人がそんなこと言うとはびっくりくりくりだ。こういう映画を作ることも含めてキリスト教なのだ。それがいやだというのならキリスト教の教えは良いのだが云々かんぬん言わず、最初から反キリストを標榜してればいい

  10. さらお より:

    こんばんはm(__)m
    昨日と今日、2回家族とこの映画「神は死んだのか」を見ました。私は小さい頃からクリスチャンで、一時期色んな葛藤もありましたが、今は「神様のおかげ」で幸せです。
    あなたの言い分、所々は理解できるところもあります。
    私が思うに、神様、イエス様は、とにかく凄すぎて、素晴らしすぎて、映画にしたら、収まりきることはないと思います。だから、見ている人が違和感を感じる、ここは論破できると思ってしまう、そう思います。出てくる言葉など(悪魔は時に平坦な道を歩ませる。神様に取られたくないから)ではいい映画でしたが、全体的に飛ばしてたかなぁと感じました。私みたいに小さい頃から神様に触れ合ってきた人は、物語の芯を理解できると思いますが、本当にこういう福音が必要な人には少し伝わりづらいかなぁと…。
    イスラム教も、そういう意味で映画に入れたのではないと思います。わかります。神様を愛している人が、伝えようとしている人が、イスラム系の人を陥れようとしていないということは。うーん、なんて言ったらいいのか…。実際に、イスラム系の人は非常に厳しい人が多いのは現実ですね。でも、あのお父さん、葛藤してましたね。苦しそうでしたね。きっと現実でも、愛か自分の宗教か…強制ではなく選ばせるなら、本当の答えが見つかる気がします。それぞれの親子に。
    こういう映画って難しいですよね…。作る人の苦労が計り知れません。
    どうか、あなたの周りの人の喜びを少し感じてみてください!言葉にはできないくらい、大きな想いが詰まった歌です。声です。あなたが笑顔で神様を褒め称える日が来るように、心からお祈りしています(^^)

  11. 馬刺し より:

    リクエストです

    日本の宗教映画のレビューもやってみてくれませんか?
    試しに観てみたかったのですが勇気が出なくて…

    たとえば○○○○の映画とか

  12. 馬刺し より:

    ○が一つ足りませんでしたすいません

  13. 返信が遅れましたすいません より:

    返信を感謝します

    リクエストをしようと考えていた映画を調べてみたところ
    宗教の思想が色濃く出ている作品の様なので、内容を批評しようとすると、どうしてもその思想を批評する事になってしまうので、適切ではないと感じました。
    すいません
    今回は別の作品にさせていただきます

    日本映画の「容疑者Xの献身」という作品です
    とてもヒットした作品の様で一年に一回ぐらいのペースで放映されてます。
    観て観たいな、と思いつつまだしっかりとは観れていません
    感想を聞いた上で借りる価値があるかどうか判断させていただきます
    お願いします。

  14. フィクション好き より:

    この映画を観てあまりの酷さにキリスト教が嫌いになってしまうレベルで激しく同意です。
    内容も演技もオチもキリスト教信者以外は嫌悪感を抱いてしまうと思うし、布教したいはずが逆効果過ぎて大丈夫かと思うくらいでした!

    神の存在を証明した学生の話と聞いて観てしまったのですが彼が証明した事と言えば教授が本当は神の存在を信じている事を認めさせただけでがっかりしました。
    一番酷いのは教授のわざとらしい演技で一目見てこの俳優はクリスチャンだなってわかって、無神論者ってこういう奴だよね、っていう彼の中の偏見が見えて嫌でした。
    勿論実際には他宗教や多様性も認めているクリスチャンの方もいるのにこの映画ではキリスト教しか認めない了見の狭さしかなく割と身近に感じていたキリスト教が本当に嫌いになった。こんな最低な映画を作るのかと思うとそれも当然ですよね。

    • 映画男 より:

      フィクション好きさん

      コメントありがとうございます。全くもって同感です。ひどい映画でしたね。

  15. 通りすがり より:

    Netflixで配信されたの見ましたが、お決まりすぎてびっくりしましたね・・・
    反キリスト教の団体が作ったのかと疑いたくなりました。
    それとも、宗教に入り込みすぎるとこうなるんですかね・・・
    終盤には、課題の「神は存在するのか」から宗教の自由に勝手に置き換えてたり、さらっと「科学で神は証明されてる」と断言してたり・・・
    もう無茶苦茶・・・

  16. 映画ビジネス より:

    映画男さんこんにちは。いつもすばらしいコラムですね。

    監督のハロルド・クロンクの作品の多くが宗教系なんですね。

    2014年全体で圧倒的にROIの高い成績の映画で、
    2億で興収62億という成績でした。

    米国比率が97%だったので、アメリカ中の600万人の
    クリスチャンとハロルド・クロンクファンが観たのでしょうね。

    • 映画男 より:

      映画ビジネスさん

      コメントありがとうございます。宗教系の映画っていつも売れますよね。

  17. 映画の深み より:

    もう少し公平な立場で映画を観賞してはどうでしょうか
    確かに宗教的映画でカトリックの神だけを神として扱うのはどうかと思いましたが
    無神論は一理論であって無神論者であるからクビになるといった考えは逆に思想の多様性に反するのではないでしょうか、映画内の言葉で言うならば「飛躍している」といえますね
    また途中のイスラム教の描写ですがある意味リアルに描けていると思います
    イスラム教の家系に生まれた娘がキリスト教に改宗するという描写も映画内の「自己意志による選択の余地」を表していたのではないでしょうか
    また生徒たちは無神論を前提とした哲学的な解釈の授業だとわかっていて受けているので強制的にしていたわけではなく授業の前提として「神はしんだ」と書かせたのではないでしょうか
    神の存在の証明も分かりやすい説明でした
    結局教授は母の死によって神に対して懐疑的になり無神論者となったわけですが、
    感情的になり神はいないと決めつけ宗教の根本的な部分を見ていなかったという姿は、
    感情的になり布教映画と決めつけ映画そのものの評価を正確にできていないこのサイトの主ににていますね
    映画に対して公平に向き合ってくださいという一つのメッセージかもしれませんね

    • 加藤 より:

      映画の深みさんへ

      仰いたいことはわかります。しかし、
      宗教的な描写について、ひとつの作品として
      指摘することと、「飛躍するように」、
      映画男さんの映画評のすべてを象徴する
      ような言い方と決めつけも感情論であり、
      多様性ではないし、安っぽいすり替え
      でないでしょうか。

      宗教としての価値観やその描写についての
      話しは、ひとつの見方として合点がいく
      ものですけどね。。

  18. 通りすがりB より:

    イスラム教とキリスト教とユダヤ教は同じ宗教なんですよね、実は
    それぞれ、同じ神を崇めています
    というか、イスラム教とキリスト教は成立時ユダヤ教の一宗派にすぎませんでした
    救世主を誰として扱うかでそれぞれの宗教になり、キリストを救世主とすればキリスト教
    ムハンマドを救世主とすればイスラム(ちなみにイスラムではキリストを予言者の一人として扱います)
    救世主はまだ出てきていないとすると、ユダヤ教になります
    もともとは中東付近の神話、民間信仰に端を発し、エジプトの神話などからも影響を受けているようですね
    ちなみに旧約聖書ですが、死海文書の写し(写す際に多少改造が施されている)であるのは有名な話ですね
    そして、死海文書も別の書物の写しであることが分かっています
    その上で、イスラム教の家族が悪魔の様に描写とか、お前らのキリスト教と同じ神なのに悪魔とは、まさに天に唾す状態なんですよね…
    いやはや…全く知らずに作ってるんですかね?
    この映画はあまりにも『稚拙』と言わざるを得ないと思いました

    余談ですが、キリスト教とイスラム教、神は同じですが紙(キリスト教には新約聖書がある)は違います。HAHAHA