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セインツ -約束の果て- (原題 AIN’T THEM BODIES SAINTS)

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刑務所を脱獄した夫が警察の追手をかいくぐりながら妻に会いに行くショボショボ恋愛ドラマ。

きれいな映像や味のある雰囲気を出しつつ、いい映画のフリをした中身ボロボロの駄作で、セリフの言い回しや演出にじれったくなってくる一本。22点(100点満点)

セインツ 約束の果てのあらすじ

ルース(ルーニー・マーラ)が妊娠し、一緒に窃盗などを繰り返してきたボブ(ケイシー・アフレック)とルースはこれを最後にしようと銀行を襲うも、ルースが拳銃で放った弾丸が保安官パトリック(ベン・フォスター)に当たってしまう。

そこでボブは、ルースの身代わりとなり投降し刑務所へ。4年後、娘を育てるルースのもとに、ボブが脱獄したとの知らせが入る。そのころボブは危険を冒し、ルースのもとへ向かっていた。

シネマトゥディより

セインツ 約束の果ての感想

ピートと秘密の友達」のデヴィッド・ロウリー監督による悲劇の夫婦愛を描いた失敗作。

銀行強盗を働き、警官に囲まれ、撃ち合いになった夫婦のうちなぜか男だけが刑務所に入り、妻は娑婆で呑気に子供を育てるという物語の立ち上がりでいきなりひっかかりました。

銃撃戦の現場に女もいたし、銃には女の指紋もべったり付いてるのにどうやったら男が女の身代りになれるのかが視聴者は首をかしげたくなるはずです。あの状況で逮捕されたら女だって数年の刑はまず免れないだろって。

その女がまた自分が銃で撃った保安官と恋仲になる、というあり得ない登場人物同士のつながりが笑えます。

保安官も保安官なら自分が担当している事件の捜査対象の女の家にプライベートで訪れたりとふざけすぎです。

それなのに終始登場人物はみんなシリアスな顔しているのが虫唾が走りますね。さも真面目に仕事をやってるみたいな顔で平気でサボるタイプの人間ばかりなのです。

よくよく冷静に考えると、自分たちが悪さして警察に追いかけられているわけだから、女にも男にも応援したくなるような気持ちが湧くはずもなく、あんな二人に「ただ家族と幸せに暮らしたいだけ」みたいなことを言われてもねえ。

ふと、これを見ながら「パーフェクトワールド」の映像が脳裏に浮かびました。そういえば「パーフェクトワールド」も舞台はテキサスで刑務所を脱走した男の話でしたね。

登場人物の格好つけた感じ、テンポも似てるし、そういえばラストも同じような終わり方です。みなさん、この映画完全にパクッてますよ。パクったにしても元ネタには足元にも及ばない出来ですけどね。

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