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「ナイアドその決意は海を越える」はつまらない!ネタバレ感想

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この記事は 約5 分で読めます。

テーマ自体は素晴らしいけど、映画としてはつまらない実話もの。熱血、感動、インスピレーションを求める人はラストだけそれを味わえるでしょう。39点

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ナイアド〜その決意は海を越える〜のあらすじ

60歳のダイアナ・ナイアドは、刺激のないマンネリする生活に飽き飽きしていた。周りはなにか趣味でもしたほうがいい、身体を動かしたほうがいいなどと言うが、なにをやってもどうもしっくりこなかった。

ダイアナはかつて30年前にキューバからフロリダまでの110マイルの距離をノンストップで泳ぐという前人未踏の記録に挑んだことがあった。あのときは偉業達成のために夢中になっていたことを思い出し、そんな若き時代が懐かしかった。当時は惜しくも最後まで泳ぎ切ることはできなかったが、もう一度挑戦してみてはどうかとふと思った。

彼女は親友でかつてのパートナーであるボニー・ストールに相談し、トレーナーとして付き合ってもらうことにする。ボニーは危険だから止めるように忠告したが、ダイアナは人の忠告を聞くようなタイプではなかった。

やがて二人は航法士ジョン・バートレットを招聘し、スポンサーを募るなどしてキューバからフロリダを泳いで横断するチームを結成していく。そして迎えた2011年8月、ダイアナは1978年以来再び偉業に挑むのだった。

ナイアド〜その決意は海を越える〜のキャスト

  • アネット・ベニング
  • ジョディ・フォスター
  • リス・エヴァンス

ナイアド〜その決意は海を越える〜の感想と評価

実在するスイマー、ダイアナ・ナイアドの半生を基にした伝記映画。エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チンによる共同監督作品で、アカデミー賞においてジョディ・フォスターが助演女優、賞、アネット・ベニングが主演女優賞にノミネートしています。

60歳を過ぎた元水泳選手が退屈に打ち勝つために、もう一度大きな挑戦しようと心に決めて、キューバからフロリダまで泳ぐ、というぶっ飛んだ実話ベースの物語です。

ナイアドは根っからの負けず嫌いな自己中オラオラ系といった感じで、人の意見は聞かないわ、自分の話しかしないわ、口は悪いわ、証人欲求の塊で、自信過剰で、早い話が面倒くさい「おっさん」そのものです。ちなみに彼女はレズビアン。

そんなナイアドにとっては、なにか特別なことがしたい。すごいことを成し遂げたい。またみんなからチヤホヤされたい、という思いがあったのか60歳を過ぎてもう一度キューバからフロリダまで泳ぐなどと言い出します。なんならありきたりの毎日のリズムをぶっ壊すには、それぐらいしかやることないぐらいの勢いです。

キューバからフロリダといえば不法移民がボートに命懸けで渡るお馴染みの密入国ルートで、途中ボートが転覆したりして過去に何度も死亡者が出ている鬼門です。距離にして約177キロ。それを泳いでいこうっていうんだから頭おかしいですよね。

もちろん海にはクラゲもいれば、サメもいる。水に一晩中浸かっていたら低体温症になる。日焼けで肌が焼ける。なにより体力、筋肉がもたず、浮いてられないといった数々の困難があるわけで、どれだけ命知らずかは想像に難くないでしょう。

ただ、それは冷静に考えると、過酷な条件の中、山登りをするクライマーの挑戦と同じで、人間の中には限界に挑戦することに全てを賭けられる人たちが少なからず存在するんですよね。そのタイプの人たちのスピリッツは到底理解できないんだけど、理解はできなくてもなにかしらのインスピレーションは受けることができるでしょう。

特にナイアドの場合、60歳を超えての挑戦なので第三世代にはかなり刺激的な内容になっているんじゃないでしょうか。上手くいくか行かないかはどうでもよくて、その歳で挑戦してるだけでもすごいよね。それぐらいテーマや題材は映画として申し分ないです。

一方で一つの作品として冷静に見てみて、正直面白くなかったですね。だってさ、53時間の耐久レースなんてずっと見てられないじゃん。それをいくら2時間にまとめたとはいえ、実際泳いでいるときのシーンは至って地味だもんね。まさに長距離レースの問題的が浮き彫りになってましたよ。だって駅伝大会だって、五輪マラソンだって、よっぽど好きな人じゃない限り最初から最後まで食らいついて見れなくない?

それを映画でやろうっていうんだからまあ難しいですよ。じゃあどうやって2時間にまとめるのかなあって見てたら過去の思い出の回想シーン、失敗の連続から立ち上がる展開、おばちゃん同士の喧嘩が大部分を占めていて、まあつまらなかったです。スポ根映画なんて興奮が売りなんだから、もっとテンポも速くしないといけないし、ロッキー並のアゲアゲのBGMも使わないと。なんなら最初と最後だけ見ればいいよね。途中、まあ集中力が切れました。

演技もまあ普通でしたよ。アカデミー賞にノミネートされた二人も特別いいかといったらそうでもないよね。アネット・ベニングは、面倒くさい女をやらせたらまあ上手いんだけど、なんか見飽きちゃいましたね。ジョディ・フォスターも普通だったし。主にこの二人のやり取りが大半を占めていて、さらにほとんどがうるさい口論なので夫婦漫才みたいでしたね。

それでもラストだけは、すげえなあって拍手したくなりました。ほんと、見所といえば最後の最後だなあ。エンディングロールと重ねてナイアド本人の映像に切り替わるんだけど、もうこの映画のまんまのキャラで笑いました。キャラ濃すぎだし、強そうだし、なによりパワーがありすぎて一緒にいたらこっちの生気を全て吸われてしまいそうでしんどそうでした。こういう人ってそもそも生き物として強いんだよね。あんなにいいキャラしてるならドキュメンタリーのほうがいいじゃん。The Other Shoreっていうドキュメンタリーもあるみたいだから、なんなら本作いらないんじゃないのかな。

それかフィクションなんだから、最後は誰かがナイアドに触っちゃって失格にするとかのほうがよかったかもしれませんね。

コメント

  1. ちー より:

    あまり期待していなかった、というのもあるかもですが、それを抜きにしても純粋にじんわりと来るものがありました。

    偉業を成し遂げちゃうようなアスリートの人ってかなりのドMな気がするので、たぶんこのままのほほんと死んでいく自分なんて考えられなかったんでしょうね。
    また運もかなり強い人だなと思いました。

    私はジョディフォスターの演技に、あぁやっぱり彼女は名優なんだなあと改めて感じました^ ^

    • 映画男 より:

      二人とも普通に上手いんですけど、もっとすごい演技してる作品がほかにもあるから今回はあんまり印象に残りませんでした。

  2. うの より:

    正直な感想ありがとうございます!!同感です!僕も観ましたが、途中は結構退屈でしたね💦ラストは素晴らしかったですが、、、120分は長く感じてしまいました。