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地獄に堕ちるわよは地上波レベルのつまらないドラマ!

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期待していたのに内容が薄っぺらく、ネットフリックスも随分つまらなくなったなあって思わせるシリーズ。やっぱり日本のドラマ、映画はダメだね。24点

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地獄に堕ちるわよのあらすじ

ある日、作家の魚澄は、テレビで大人気を博していた占い師、細木数子の半生を基に小説を書くため、細木に会いにテレビ局の収録に行く。そこで細木は若手の女芸人をみんなの前で侮辱した末、「地獄に落ちるわよ」と捨てセリフを吐く始末だった。

魚澄はそんな細木に圧倒されながらも、細木の原点となる戦後間もないころの生い立ちから話を聞き、彼女がいかに貧困に苦しみ、大人になってからもホステス、高級クラブのママと夜の仕事を渡り歩き、その間に男に搾取されてきたかを知る。そしてやがて占い師となった細木が今度は搾取する側に回り、大金を手にして権力をふりかざしているのを目の当たりにして複雑な思いになる。

それでも魚澄は決して小説を書くことを辞めようとせず、いつしか細木の虚構に満ちた人生の真実を突き止めようとして動くのだった。しかしいざ真実を知ったところで細木の生きざまに惹かれることには変わらないのだった。

地獄に堕ちるわよのキャスト

  • 戸田恵梨香
  • 伊藤沙莉
  • 三浦透子
  • 田村健太郎

地獄に堕ちるわよの感想と評価

瀧本智行、大庭功睦監督による、細木数子の人生を基にしたドラマシリーズ。ネットフリックスにしては安っぽく一話一話が退屈で、”実話”のくせに全部作り話のように見えてしまうクオリティーの低さでした。

まず、脚本にかなり難があり、ストーリー構成が下手ですね。ドラマシリーズにおいて一番大事な第一話がまず面白くないっていうね。あそこに戦後の救いようのない物語を持ってきちゃだめでしょ。まずは華やかな生活ぶりと豪快エピソードを見せつけまくってから第2話ぐらいで回想シーンに行くならまだしも序盤から回想して、それからただの回想するだけの物語に成り下がっていくのが、まるで「フランケンシュタイン」を見ているかのようでした。

あと、まるで地上波のドラマかというぐらいあらゆる描写や演出をソフトにしていて、それならわざわざネットフリックスでやる意味なくない?って思いました。お色気シーンも本気度が薄いし、バイオレンスもいまいち。細木数子は成功するために手段を選ばない女だったというのなら、もっととことん下品にすればいいのに。

これだから有名俳優女優とかこういうドラマに起用しちゃだめなんですよ。どうせ制約があるんでしょ。だったらこういうところに出てくんなよ。地上波でソフトな芝居してろよって思います。

戸田恵梨香がすごいみたいなコメント見たんだけど、全然細木数子になり切れてなかったよね。体格も違うし。雰囲気もあんなんじゃなかったもん、細木数子って。もっともっと権力成金腹黒極悪人相クソ婆だったから。それもゴリゴリ反社と関わりあるっていうね。それを人々が喜んでありがたく見ていた時代だったんだよ。

尺の取り方もおかしなもんで、戦後のエピソードと島倉千代子のエピソードに時間かけすぎじゃねえ? 細木数子の面白いのってテレビでブイブイ言わせてたときなんだから、そのときのヤクザとのつながりや恫喝と訴訟について掘り下げればいいのに、なぜか転落の箇所にほとんど触れなかったよね。テレビ番組を降板したときの裏側とか見せればいいのに。上層部にどんなこと言われて、どんなふうに喧嘩したかとか。

なんで「週刊誌に取り上げられたことでスキャンダルが明るみになり、レギュラー番組を降板した」ってナレーションが入って終わりなんだよ。むしろその流れが一番の見どころなのにそこカットするの? 細木数子はテレビ番組に出ることに執着したのか。それとも潔く去ったのかというシーンがあるだけでもまた違ったのにね。

僕は細木数子みたいな人嫌いなんですよ。カルト教の教祖みたいな、権力の象徴みたいな感じが苦手で、滅茶苦茶言ってんなあって思いながら当時テレビを見ていました。嫌いなら見なきゃいいじゃんって思うかもしれないけど、当時はほんとどのチャンネル付けても出てたからね。

ただ、好き嫌いや善悪は置いておいて、細木数子が強烈なキャラの持ち主であることには違いないでしょう。その時点でテレビタレントとしての資質として考えたら十分で、見世物としての価値があったのは誰も否定できないでしょう。あるいは人間ってゆっぱり悪い奴に惹かれる性質を持っているんでしょうか。関わりたくないけど見たくなっちゃうみたいな存在だったでしょ。それでときどき優しいこと言ったりすると、すごく人情味が溢れるような感じに見えたりしてね。なんだろうね、ああいう人。嫌いだわあ。ほんと、嫌い。

皮肉にもテレビから消えた後も細木数子は占いでボロ儲けしたって言うんだから、やっぱり才能なんでしょうね。それにしても日本の占い文化ってほんと謎だよね。色んなものがある中で、なんでそこにお金かけるんだろう。

そうそう、細木数子と言ったらこの本が面白かったですよ。少なくともこのドラマより面白いです。

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コメント

  1. chisakiri より:

    びっくりしました。同じ感想過ぎて。
    いきなり終戦当時の荒れた東京から始まるとは、思ってもいなかった。
    え?そんな、彼女の子ども時代からずっと生涯を描くドラマ?と言う疑問からスタートしました。
    同時にどれだけ長くなるんだ?という疑問も。
    何故ならテレビに出出してからの、彼女の悪どさが中心に描かれると思って(期待して)いたから。
    そしてイヤ〜ここからかい!と思ったら、そこが中心だった、って言うガッカリ感。

    ましてみんな薄っぺらくて、コスプレみたいな衣装とヘアスタイル。ヘアのハイライトも仮装かよ、ってわざとらしいレベル。
    そしてその衣装が見事に似合わない(貧相な)体格の細木(戸田恵梨香)さん。
    あんなスレンダーな人物なら、あの体格に似合う衣装着せてあげてよ。

    そして島倉千代子さんの着物と着こなしも、中国の韓国客?ってレベル。もう少しふっくら着付けられなかったのかな。

    伊藤沙莉って、声が硬くてうるさい。この人の独白もセリフも聞いているのが辛い。存在感が薄くて頑張っている子役みたいだった。
    面白そう、と期待していたからこそ、キャストもストーリーも展開も、みんなガッカリの一言でした。

  2. r より:

    個人的に表現しづらかったこの全部見終わってからの全然面白くなかった感を的確に形にして頂いてて、とても腑に落ちた感覚になれました。
    誠にありがとうございました〜笑

  3. keiji より:

    細木数子の人生の暗部を切り込んで描かなかったのは、遺族への配慮だそうですよ。そうしなければ作れないのに製作するっていうのが、Netflixの判断なんでしょうね。
    ピークからの転落後をまるで描いていないマイケル・ジャクソンの伝記作品も同じ理由だと思いますが、予告されている2作目には、その辺りを限界まで描いて欲しいと思っています。