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非常宣言は途中で飽きるつまらなさ!ネタバレ感想

この記事は 約4 分で読めます。

機内というシチュエーションもウイルスという材料も上手く使いこなせていない韓国産パニック映画。雑すぎてハラハラドキドキしませんでした。30点

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映画「非常宣言」のあらすじ

ある日、怪しい男が空港でキャビンアテンダントに乗客の数を聞いて回っていた。男は親子に突然話しかけたり、トイレの中でこそこそしたりと挙動不審だった。

まもなくして男はスカイ・コレア501便ハワイ・ホノルル行きに搭乗した。そこにはかつて優秀なパイロットだったパクが娘と乗っていた。ベテラン刑事ク・イノの妻も同じく乗客だった。

フライトが離陸すると、怪しい男はトイレに入った。すると、彼の後にトイレを使った乗客たちが体調の悪化を訴えはじめる。乗客たちの体には謎の湿疹が現れ、その直後に痙攣を起こし、泡を吹いてバタバタと倒れていくのだった。どうやら男が謎のウイルスを機内に撒いたようだった。そう、乗客全員が無差別テロの標的となったのだ。

映画「非常宣言」のキャスト

  • ソン・ガンホク
  • イ・ビョンホン
  • チョン・ドヨン
  • キム・ナムギル
  • イム・シワン
  • キム・ソジン
  • パク・ヘジュン

映画「非常宣言」の感想と評価

「ザ・キング」のハン・ジェリム監督による、機内を舞台にしたパニックスリラー。お金がかかっていてスケールが大きく、演技も悪くないですが、2時間20分以上の長さをノンストップで楽しませるまでには至っていない作品。

系統としては「新感染ファイナル・エクスプレス」のような密室パニックものを作ろうとしたんでしょう。しかしいかんせん詰めが甘く、途中でつまらなくなってきます。

刑事のソン・ガンホクもサイコパスのイム・シワンもいい仕事してるんだけど、なんか彼らのいい仕事ぶりを無駄遣いしてるんですよね。

前半30分は前振りに使われていて、これから飛行機の中でテロが起こるぞ、というのをテンポ良く、伝えています。

次の30分はテロリストの戦い+飛行機事故の回避に費やされていますが、この部分がクライマックスといっていいでしょう。

というのもテロリストがかなり早い段階であっけなく死んでしまうためヒーローVS悪者という構図が早々に崩壊してしまい、その後視点が定まらなくなっていくのです。

テロリストがいなくなった途端、対ウイルスという目に見えない敵との闘いになっていきますが、その肝心なウイルスの設定もかなり雑なため、ただただ主要人物が生き残って、そうでない人は死んでいく、というミエミエの展開になるのです。つまり2時間半もあるのに前半部分で見所のほとんどを消化してしまっているんですよね。

謎のウイルスは中東から秘密裏に韓国に輸入されたウイルスらしく、ものすごい強い感染力を持つだけでなく、感染したら発症、死に至るまでに数分か数十分程度しかかからず、それはそれはスピーディーなんですよ。

そんでもって好都合にもすでに抗ウイルス薬はできているそうで、「薬が効くから大丈夫、乗客全員韓国に上陸しても問題ないから早く帰っておいで」となるのです。

その間にアメリカに入国拒否されたり、日本の自衛隊に追撃されそうになったり、と大分現実から離れていきます。北朝鮮からミサイル撃たれまくっても、中国の戦闘機が空域に侵入しても全く出動しない日本の自衛隊が旅客機を容赦なく撃ちまくるっていうね。

そういった紆余曲折を経てウイルスとの闘いだったのが、いつに間にか飛行機が墜落するかしないかの話になっていきます。途中でパイロットが死んじゃったり、それでも運良く乗客の中にパイロットがいたり、ご都合主義にもほどがあります。

終盤はもうさっぱりなんの映画なのか分かないぐらいこねくり回した感があって警察、大臣、ドクター、パイロット、キャビンアテンダントたちが入り乱れての正義感祭りみたいな安っぽい人間ドラマへと化していきます。

正直、コロナのパンデミックを世界中が経験した今、この程度の話で感動したり、怖くなったりしないんじゃないのかなぁ。一般人のウイルスに対する知識、経験のレベルがかなり上がってるし、こんなに雑だと突っ込まれて終わりだと思うんだけどね。これでよく韓国でヒットしたなあ。

コメント

  1. シャインマスカット より:

    今晩は。本作、ソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演しているんですね。お金はかかっているんですかね?

    ソン・ガンホ、マ・ドンソクと並んでよく見る俳優さんだと思います。それだけ人気なんだとは思いますが、くれぐれも「困ったときの神頼み」的な出演にはならないでほしいです。