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ヴェノム・レット・ゼア・ビー・カーネイジはつまらない!ネタバレ感想

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この記事は 約4 分で読めます。

ソニーピクチャーズによる、スパイダーマンの敵キャラを主人公にした駄作シリーズ。マーベルファンであっても、見ても見なくてもいい作品です。31点

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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのあらすじ

1996年、クレタス・キャサディは恋人のフランシス・バリソンが自分たちのいる孤児院から無理やり連れ去られ、犯罪者を収容するレイブンクロフトに移動させられるのを目撃する。

移動中フランシス・バリソンは音波を使って輸送車を破壊し、警察官のパトリック・マリガンを攻撃する。パトリック・マリガンがすかさずフランシス・バリソンを撃ち、銃弾は彼女の目に直撃した。

パトリック・マリガンはこのときにフランシス・バリソンを射殺したとばかり思っていたが、フランシス・バリソンはまだ生きていた。そしてそれからもずっと恋人のクレタス・キャサディが助けに来てくれることを信じていた。

時は過ぎ現在。パトリック・マリガンは刑事になっていた。彼はエディ・ブロックに連続殺人犯のクレタス・キャサディと面会するように要請する。クレタス・キャサディはエディ以外とは誰とも話したくないというのだ。

エディがクレタス・キャサディと話したことで、彼に寄生しているヴェノムはクレタス・キャサディが殺人事件の犠牲者の遺体をどこに隠したのか突き止めることに成功する。その結果、クレタス・キャサディには死刑判決が下され、刑の執行を待つのみだった。

その前にクレタス・キャサディはエディをもう一度面会に呼び出した。そこでクレタス・キャサディの挑発に乗り、ヴェノムが彼を攻撃してしまう。そのときクレタス・キャサディがエディの腕に噛みつき、シンビオートの血を吸ったことでクレタス・キャサディの体内でカーネイジが誕生する。

やがてカーネイジを宿したクレタス・キャサディは死刑執行の際に刑務所を破壊し、次々と人々を食い殺していく。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのキャスト

  • トム・ハーディ
  • ウディ・ハレルソン
  • ミシェル・ウィリアムズ
  • ナオミ・ハリス
  • リード・スコット
  • スティーヴン・グレアム

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジの感想と評価

俳優であり、「モーグリ: ジャングルの伝説」、「ブレスしあわせの呼吸」などで知られるアンディ・サーキス監督による、マーベルのダークヒーロー映画第二弾にして「ヴェノム」の続編です。

人の体に寄生する地球外生命体シンビオートのヴェノムが、別のシンビオート、カーネイジと対決する様子をつづったアクション映画で前作よりはちょっとましかな、というぐらいの作品です。

シンビオート同士のバトルにつながっていくストーリーはシンプルで分かりやすく、子供が見る分にはいいでしょう。

しかし前作と同じく捻りがなく、全てが予定調和の下、進んでいきます。こんなに予想通りなシナリオも珍しいです。予告動画だけでストーリーの全貌が見えちゃうんじゃないのっていうレベルです。

トム・ハーディ、ウディ・ハレルソンなど個性派俳優がでているものの、二人とも平凡なパフォーマンしかしていないです。特にウディ・ハレルソンに狂気を感じませんでした。印象に残らないヴィランでした。

前回同様主人公のエディとヴェノムのやり取りをコミカルに描いていて、彼らの兄弟喧嘩コントみたいな掛け合いが初めから最後までダラダラと続きます。

前作は一発目だからそれでもまだ微笑ましく見れた人はいるだろうけど、さすがに二作目まで付き合いきれる人は多くないと思います。

また、コンビニの中国人女店主との寸劇もお約束通りという感じで、特に笑えるシーンはなかったです。話を膨らませられないのか、それとも新しいキャラのネタがそんなにないのか、再びエディの昔の恋人アン・ウェイングが登場したり、彼女のフィアンセのダン・ルイスが出てきたりとメンバー的にも真新しいものがあまりなく、ずっと同じメンバーでやる気なんですかね。

同シリーズの最大の問題点はヴェノムが絵的に格好良くない、ということに尽きますね。ヴェノムが格好良くないのに、それと似た同じく格好良くないカーネイジをヴィランにしているから醜い者同士の戦いになってるんですよ。うにょうにょと手足が伸びるグロテスクキャラ同士の戦いは結構ヴィジュアル的にきついものがあります。だからどっちも応援したくならないっていうね。

前作ですらあれだけひどかったのに、とりあえずそこそこお金になるから続編を作りました感が強かったです。やっぱりアメコミ作品って評価がどうであれ興行的には手堅い商売なんでしょうね。世界中で公開されるしね。見に行くならそのつもりで見たほうがいいですよ、とりあえずそこそこ売れるから作りましたっていう作品を見るつもりで。

 

コメント

  1. きのこ より:

    観に行かない事に決めました、1900円助かりました。
    「最後の決闘裁判」のレビューも楽しみにしています。

    • 映画男 より:

      これはスルーでいいと思います。「最後の決闘裁判」見る機会があれば見てみますね。

  2. 野郎 より:

    初書き込みです。
    いつも楽しく拝見しております。

    そうですかー。
    私はトム・ハーディが好きなのですが、前作は映画ど素人の私ですらわかるクソ映画だったので「今回は前作の反省を活かして面白くなっているのでは」と期待していただけに残念です。
    サブスク配信まで待とうと思います。

    気になる新作映画があると、外国で一足早く視聴している映画男さんの点数を見て映画館に行くか決めるのが習慣になっています。
    今後の感想も楽しみにしております。

    • 映画男 より:

      サブスク配信で見ればいいと思います。このブログの点数を参考にしていただけるなんて嬉しいです。

  3. 高橋 より:

    お疲れ様です

    まぁ、でも
    プラスに捉えれば前作より20点上がってるから
    ちょっとはバージョンアップしたのかなという印象

    確か監督がR指定ぎりぎりを攻めたと
    言ってたので
    どこまで攻めたのかって所も
    注目して観てみようかな
    (しかも90分で見やすいし
    あっという間そうだな)

    まぁカーネイジの、
    ファンなので映画館で観るかもです笑

    なんせ小学生の頃から
    スパイダーマンのアニメに出てきたカーネイジ
    ずっと実写化待ってましたから笑
    ホントようやく実現しましたよ
    (ってカーネイジファンが大勢いる現状
    かなおそらく
    ヴェノム量産型体制には肯定派です

    R指定ホラーコメディにしてくれたら
    尚更嬉しいけどね
    (その場合単発か)

    もっと面白くできる可能性はまだまだありそう)

    • 映画男 より:

      カーネイジのファンっていう人もいるんですねえ。そういう人にはいいのかもしれません。