ウィ・アンド・アイ(原題 THE WE AND THE I)

thewe

10点(100点満点)

ストーリー

学期末を迎えたニューヨークのブロンクスにある高校では、終業のベルと同時に生徒たちが飛び出してくる。これから夏休みを迎えるということもあり、マイケル(マイケル・ブロディ)をはじめバス帰宅組の悪ガキたちは、いつにも増してやりたい放題だった。すると、休んでいたテレサ(テレサ・リン)が駆け込んで来る。テレサは、金髪のカツラをかぶっていて……。

シネマトゥディより

文句

TOKYO!」のミシェル・ゴンドリー監督による大失敗作。悪ガキ高校生をたちをドキュメンタリー風に撮った学生ドラマで、大部分のシーンがバスの中という聞いただけでも見る気の失せる映画。不良をテーマにすれば売れる、と思っている甘っちょろい考えがダメダメでした。

主要登場人物が全員馬鹿です。おそらく良識のある人なら、バスの中で高校生たちが繰り広げる非常識な行動に腹が立つでしょう。もしかすると、あまりにもむかついて近くにいる人に熱いお茶をぶっかけてしまうかもしれません。あ、良識のある人はそんなことしないか。とにかく高校生たちの非常識な行動を最初から最後まで見せられるというありえない構成になっていて地獄でした。なんでミシェル・ゴンドリー監督はフランス人なのに、この映画の舞台をニューヨークにしたんでしょうか。フランス人だけにアメリカのことを勘違いしてんじゃないのかという印象を与えるシーンが多々ありましたね。

僕はアメリカの高校に行ったので、アメリカのアホな高校生とも数年付き合いました。もちろんバスに乗って不良どもが騒ぐことはあるでしょう。しかしこの映画のような度が過ぎる騒ぎを起こしたら、アメリカでは運転手はもちろん一般の乗客だって黙っていないはずです。普通のおっさんおばさんが不良とだって普通に言い合うし、ケンカするでしょう。バス内では飲食ももちろん喫煙も禁止だし、破ろうものなら容赦なく多額の罰金を課されたりもします。それなのに劇中ではバスの運転手がピザを食べ、生徒たちが涼しい顔をしてタバコを吸ったりします。アメリカをかばうつもりはありませんが、アメリカなめんなよってアメリカ人なら言いたくなるでしょう。

また、実際の高校生、つまりは素人俳優を起用しているだけにセリフが棒読みで、中にはかなり無理しちゃってる女の子とかがいて演技が話になりません。練習不足にもほどがあるぞって。なにより市内の学校から家に着くまでにあのバスはどんだけ時間がかかるんだよ。昼に出て、家に付く頃には夜になってたからね。遠距離バスかよ。

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