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すべてが変わった日はみんなが不幸になる話!ネタバレとあらすじ

この記事は 約5 分で読めます。

見方によっては主人公が悪い奴に見えなくもない話。法律なんて何の意味もないよ、という前提でできている結構無茶苦茶なストーリーです。50点

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すべてが変わった日のあらすじ

1961年モンタナ州、すでに退職した元保安官のジョージは妻のマーガレット、息子のジャームス、息子の妻のローナ、赤ん坊のジミーと共に暮らしていた。ところがある日、ジェームスが落馬し、命を落としてしまう。

3年後、ローナはドニー・ウィボーイと再婚し、ジョージもマーガレットも式に参加し、二人を祝福した。しかしある日、マーガレットが町中でローナが新しい夫から暴力を振られているところを目撃し、不安になる。

やがてあろうことかローナとドニーはジョージとマーガレットに何も言わずにジミーを連れて街を出て行ってしまった。

マーガレットは暴力的なドニーの下でジミーが暴力を振られているんじゃないかと思っては心配で仕方なかった。そのことを夫のジョージに相談すると、二人は居ても立っても居られなくなり、ジミーを取り返しに行くことにする。

すべてが変わった日のキャスト

  • ダイアン・レイン
  • ケビン・コスナー
  • レスリー・マンヴィル
  • ウィル・ブリテン
  • ジェフリー・ドノヴァン
  • ケイリー・カーター
  • ブーブー・スチュワート

すべてが変わった日の感想と評価

「幸せのポートレート」、「恋するモンテカルロ」などで知られるトーマス・ベズーチャ監督による、同名小説を基にしたスリラー。孫をめぐって家族同士がトラブルを起こし、闘争に発展する様子をつづった、ちょっと怖い話です。

息子が亡くなり、息子の嫁が再婚したことで自分の大事な孫がやばいDV家族に育てられるはめになった老夫婦のストーリーで、老夫婦が孫をなんとかして取り返そうとするまでをスリリングに描いていきます。

モンスターファミリーが危険な雰囲気をプンプンさせていて、心理的に肉体的に不快で怖い状況を作りだしているためその緊張感を楽しむにはいいでしょう。

悪役を演じた俳優たちのパフォーマンスが良く、特にウィボーイ一家のお母さんを演じたレスリー・マンヴィルは昔話に出てくる悪い魔女のような、ホラー映画のお化けのような恐ろしさがありました。あの下品さや内面から湧き出る暴力性の表現の仕方はすごいですね。

そんな家族と食事をするシーンはずっと居心地が悪くて気持ち悪いし、誰が何をしでかすか分からない危険な香りがして迫力がありました。

一方で主人公のケビン・コスナーはいくつになっても相変わらず男前で、役柄も男前というベタなキャラに収まっていました。どうせなら悪役をやればいいのにね。

また、ダイアン・レインが演じた肝っ玉母さん役は若干うざかったです。正義感が強すぎて面倒臭いおばちゃんになっていました。自分ひとりでなんでもやるんだったらいいんだけど、結局は旦那が助けてくれることを知りつつ、わがまま言ってるような気配があって、ずるかったです。

「もういいわ、だったら私が一人でやる」とか言って「ちょっと待てよ」と旦那に言われるのを待ってるみたいなところあるでしょ。あれはずるいわ。結局そのせいでとんでもない代償を払わされることになるんだからたまったもんじゃないよね。

全体的に善悪をとても分かりやすくしていて、老夫婦を正義の味方、孫のジミーを渡そうとしないウィボーイ一家を悪として対立させているのが特徴です。言い換えると正義の味方が悪をどうやって退治するか、といういかにも映画的な話になっていて、そこをどう捉えるかによって評価が分かれそうです。

冷静に見るとモラル的には老夫婦がジミーを救い出す救世主といえるかもしれないけど、法的にはむしろウィボーイ一家に分がある話なんですよね。

だってジミーの親権を持っているのは紛れもなくジミーの母親と父親なわけで本来なら祖父母が「この家にいたらジミーが可哀想だから、私たちと暮らすべきだ」なんてことを口出しできる話じゃないからね。

主人公のジョージが元保安官ならなおさら法を通してDV家族を訴えて、ジミーの親権を奪うべきじゃないですか。それを家に押しかけて行って「さあさあ、私たちと一緒に暮らしましょ」などと言い出したら、普通に怒られるし、歓迎はされないよね。

当然家の中でもジミーは虐待を受け、妻のローナもDVに怯えて暮らしているという想像の下で老夫婦は孫を救い出そうとしていたけど、実際どういう生活してるかなんてわからないからウィボーイ一家の目線でアナザーストーリーがあってもよかったですね。

ウィボーイ一家の目線だと、ある日突然老夫婦が訪ねてきて、孫と嫁を連れ去ろとしたっていう話には違いないから、そうなると老夫婦がものすごく極悪に映りそうなもんです。

そういう意味では演出次第で、まるっきり見方が変わってしまうストーリーだなあ、という気がしました。印象操作ってこういうこというんだね。

アクションシーンは結構フラストレーションの溜まるシーンが多かったです。銃を抜くまでの状況に陥っているのに元保安官のジョージが全然撃たないんですよね。撃つ気がないなら銃なんて抜くなよ。ウィボーイ一のお母さんは大事なところで誤射してるし、どいつもこいもなにしてるんだよって。

最後、マーガレットがジョージの耳でごにょごにょするシーンもいらないです。火がすぐそこまで迫ってきてるのにそんなことしてる場合じゃないから。

結局、あの救出ミッションは成功だったのか失敗だったのかもよく分からないエンディングでしたね。誰も幸せになってないし、あんなに死人が出てもマーガレットたちは果たして罪に問われないのかどうかも気になるところです。だって人の家に不法侵入してる上に銃をぶっ放してるんだからね。普通にダメでしょ。

それにしても邦題の「すべてが変わった日」ってものすごくいい加減なタイトルじゃないですか? すべてとか、変わったとかどんだけ抽象的なんだよ。今すぐ考え直してください。

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