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ホーム・アローンは微笑ましいけど名作じゃない!感想とネタバレ

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この記事は 約5 分で読めます。

ませた少年がひょんなことから一人でクリスマスを過ごすことになるドタバタ劇。クリスマス映画の定番です。55点

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ホーム・アローンのあらすじ

子沢山のマカリスター家はクリスマス休暇をパリで過ごす予定だった。ところが出発前夜8歳のケビンが兄と喧嘩したために罰として屋根裏部屋で寝ることになったせいで、家族はあろうことかケビンを置いて出発してしまう。

いつも自分ばかりいじめられ、怒られることに嫌気が差していたケビンは家族の顔を二度と見たくないとさえ願っていたため、彼にしたらちょうどよかった、。

家でケビンは一人の時間を満喫した。アイスクリームをバカ食いしたり、兄の部屋を荒らしたりした。しかし楽しい時間はそう長く続かなかった。

マカリスター家の豪邸を二人の泥棒が狙っていた。クリスマスシーズンになると、この地域の家が留守になることを知ってハリーとマーヴが目を光らせていたのだ。

やがてハリーとマーヴが自分の家を狙っていることを知ったケビンは怖がるのを止めて、彼らと戦うことにする。

ホーム・アローンのキャスト

  • マコーレー・カルキン
  • ジョー・ペシ
  • ダニエル・スターン
  • ジョン・ハード
  • キャスリン・オハラ
  • デヴィン・ラトレイ

ホーム・アローンの感想と評価

読者のなおさんのリクエストです。ありがとうございます。こんなメッセージをいただきました。

ホーム・アローンという映画の批評をしていただきたいです。
ホーム・アローンはシリーズが3まであります。個人的に好きなのは1作品目です。
子供が知恵を絞って泥棒を撃退していくのが非常に笑えて面白いです。映画でこんなに笑えた作品は初めてです。

ミセス・ダウト」、「ピクセル」などでお馴染みのクリス・コロンバス監督による、クリスマス映画。ファミリーコメディドラマの王道ともいえる作品で、劇場公開から30年が過ぎた今でもクリスマス時期にはTV放映される大人気シリーズです。

同シリーズは正しくは3ではなく、4まであるんですが、実際人々の記憶に残っているのは本作だけじゃないでしょうか。それぐらい興行成績的にも圧倒的なものを残しましたよね。

なんせ数十年ぶりに見たので、細かいストーリーは完全に忘れていました。豪邸に一人で残された少年ケビンが泥棒と戦う、という部分だけ覚えていたんですが、ケビンが置き去りにされた理由はそもそも家族が大家族なのと、遅刻していたから空港まで大急ぎで行った、という背景があったんですね。

あれだけ大勢のメンバーがいたら一人ぐらいはぐれても気づかないことも当然あるでしょう。ただ、海外旅行に行く時に忘れて飛行機に乗っちゃうかというと、さすがにそこは映画的でしたね。

物語はケビンが家に一人残されてからどうやって生き残るか、が焦点となっており、二人の泥棒を分かりやすい敵キャラとして登場させています。

今回初めて気づいたんだけど、泥棒の一人はマフィア映画でお馴染みのジョー・ペシだったんですね。ジョー・ペシは強面役も間抜けな男役もなんでもできますよね。

一方のマコーレー・カルキンがはまり役だったのは今さらいうまでもないでしょう。当時のマコーレー・カルキンの可愛さは最強レベルですね。いまだに当時のマコーレー・カルキンの可愛さを超える子役俳優ってできてないんじゃないかなぁ。

この映画って悪役のジョー・ペシも主役のマコーレー・カルキンもどっちも可愛いんですよね。だから子供も安心して見ていられるんじゃないかなぁ。

そして下品にも暴力的にもなり過ぎない安全、健全な内容に終始したことで、見事に世界中の家族に受けたんでしょうね。

ただ、今見返したら、当時ほどの衝撃や笑いはなくなっていた、というのが正直なところです。笑いはほとんどがずっこけタイプの笑いです。氷で滑って転ぶとか、物に頭をぶつけるとか。そのほうが子供に分かりやすいからね。

一方でセリフや言葉の掛け合いの中に笑える箇所があるかといったらほとんどなく、大人になった今でもゲラゲラ笑えるかというと、笑えなかったです。微笑むことはできるけど。

この映画ってお父さんお母さんが子供と一緒に見て、子供が笑っているのを見て、お父さんもお母さんも幸せになる映画なのかもしれません。だから子供から大人まで楽しめるとか、不朽の名作か、というと語弊があるんじゃないかな。

家族映画といえど、それほど家族愛を感じさせるものでもなかったしね。本気でケビンのこと心配してたのお母さんだけだったじゃん。

僕の記憶ではノンストップでケビンが泥棒と対決するイメージでした。しかし実際は合間に結構サブストーリーが入ってくるんですね。ケビンが万引きしたり、隣に住む孤独な老人との交流があったり。

中でもケビンが教会に行く下りは全体のリズムを崩す、足かせになっていて、カットできなかったのかなぁ、と疑問に思いました。教会での会話がラストの伏線になっているのは分かるんだけど、老人の家族エピソードが果たして必要だったかなぁ。

ケビンの家族エピソードすらそれほど膨らまない終わっていくのに隣人の話を美談にする意味が分かりませんでした。

実は本作にはマコーレー・カルキンの実の弟キーラン・カルキンも従弟役で出演していたんですね。どうりでマコーレー・カルキンに似てると思ったよ。彼もまた可愛い顔してますね。どうせなら従弟じゃなくて、弟役にしても良かったかもしれませんね。そしたらシリーズ途中で主演を入れ替えれば、ホームアローン6ぐらいまでできたんじゃないかな。

コメント

  1. アオヤンマ より:

    これは何が面白いか分からない映画で、自分はまるっきりダメでした。カルキンの顔がジュリアロバーツに似てるがしてたことくらいしか印象ありませんでした。