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映画生理ちゃんは楽しいし笑える!感想とネタバレ

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生理というデリケートなテーマを面白可笑しく表現している斬新な作品。しかし蓋を開けたら結構普通の恋愛ストーリーです。52点

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映画生理ちゃんのあらすじ

編集者の米田青子は職場で慌ただしい毎日を送っていた。大事な仕事があるときに限って生理は彼女のところにやってきた。

米田青子には年上のシングルファザーの恋人がいる。米田青子は彼からある日、突然プロポーズされるが母親になれる自信がなく迷ってしまう。

掃除婦の山本りほは、いつも気になる出来事が起こると携帯をいじってツイートやブログを書いていた。山本りほは人付き合いが下手で、家でイラストを描いたり、レトロなゲームをしているのが好きだった。

山本りほの書いたブログを読んだ編集者の米田青子と同僚の山内は、山本りほにコラムを書いてもらえないかとオファーする。しかし山本りほは自分のような人間にはおしゃれな雑誌で書くのは無理だと断ってしまう。

ところがそれを機に山本りほは山内に思いを寄せるようになる。

映画生理ちゃんのキャスト

  • 二階堂ふみ
  • 伊藤沙莉
  • 松風理咲
  • 須藤蓮
  • 野見恭兵

映画生理ちゃんの感想と評価

品田俊介監督による生理をテーマにしたコメディタッチの群像劇。上映時間が70分ほどの尺の短い映画で、深く考えずにさくっと見れるポップな作品です。

まず、タイトルがインパクト十分ですね。反則級のネーミングセンスです。ただ、内容はタイトルほどインパクトはなく、当たり障りのない、ほのぼの人間ドラマになっていました。

生理をぬいぐるみのキャラに例え、その痛みと苦しみを可視化する、という発想が面白いです。痛みって言語化するのが難しいし、生理痛の場合、人やそのときによっても程度が違うからなおさらですよね。

そんな他人には伝えにくい生理痛の苦労を、大きくて重いぬいぐるみを背負ったり、なかなか前に進まないリアカーを引く登場人物の姿を使ってユーモアを交えて表現しているのは賢いなぁと思いました。

決して笑えないほどつらいことだけど、笑いにしてくれることで救われる人もいるんじゃないでしょうか。これをもしシリアスに整理の大変さを語っていたら逆に理解も広まらないんじゃないかなぁ。

また、ヒロインが生理痛で苦しんでいるときにも無理難題を要求してくる上司やタイミング悪くプロポーズしてくる彼氏など、男の無神経さや男には理解されないつらさもつづっています。あの辺りも女性視聴者には共感されそうですね。

その一方で生理にまつわるエピソードは前半部分に集中し、後半からは普通の人間ドラマになっていくような印象も受けました。途中からほとんど生理と関係ないですよね。

女性キャラたちが生理ちゃんと共存していく姿を見せようとしているのか、生理ちゃんに恋愛相談とかしたりなんかして生理ちゃんが悩みのもとなのか、頼りの綱なのか分からない存在になっていましたね。生理に対して愛着が湧くっていう感覚は男には到底理解できないなぁ。

でも年齢が来て、生理がなくなると寂しくなるっていうから、それはある種の愛着といえるのかもしれないですね。

生理ちゃんのほかにも性欲君とか童貞君っていうぬいぐるみが登場するのは笑えました。生理と性欲を同等な扱いしたら怒られるだろ。

性欲君が登場するたびに卑猥なキーワードを発していくのはいいですね。それも全部AV関連のキーワードっていうのがバカですねぇ。マジックミラー、モザイク、ナース、女教師、ごっくん、、

その性欲君が出てくるヒロイン米田青子の妹、ひかるのエピソードは謎でした。あのパートだけ群像劇の物語としてあまり成立してなかったです。なんのオチも発展もない性欲君だけが頼りのパートでしたね。

一方で伊藤沙莉扮する山本りほのエピソードはちょっと面白かったです。オタクで、ネガティブで、懐疑心が強く、自己否定の塊みたいなキャラがリアルだし、伊藤沙莉の演技がはまっていました。

気合入れて化粧して編集者の青年に会いに行くところとか憎めないですね。そんな日に限って青年が同僚の可愛い子を連れて来る運の悪さもなかなかなものがあります。また、山本りほのキャラ的にアンラッキーなのが似合うから最高です。

二階堂ふみ扮する米田青子の恋愛ストーリーはシングルファザーの男がクズでしたね。年頃の娘がお母さんが亡くなったトラウマから立ち直っていないのに「彼女には新しいお母さんが必要だ」とかいって結婚を焦るっていう自分勝手さが残念ですねぇ。

米田青子が乗り気じゃないことに全然気が付いてないし、娘と恋人との間で火花が飛んでいることにも無頓着ってどんだけ空気読めないんだよ、あいつは。

あんな状態なんだったら結婚なんてしないで普通に付き合ってればいいじゃん。なんであえて娘と恋人に負担をかけさせるんだろう。

あれ、男と女が逆の立場で、息子連れのシングルマザーとあんな状況に陥っても絶対結婚するの嫌だけどなぁ。その点、理解しようとしてあげた米田青子は偉いですよ。

でも最後、ヒロインが娘とだけ関係を続けるっていうエピソードは嘘っぽいけどね。大人はそんなに暇じゃないから。

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