トロールズ・ミュージックパワーはちょっと笑える!感想とネタバレ

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可愛いトロルたちが歌って踊るのを親子でクスクス笑うための映画。つまんなそうだけど、意外と楽しめました。58点

トロールズ・ミュージックパワーのあらすじ

【公式】『トロールズ ミュージック★パワー』10月公開/特報

ポピーはポップ族のクイーンになったばかりで市民の信頼をなんとか勝ち取ろうと奮闘していた。そんなある日、ロック族のクイーン、バーブから招待状が届く。

それによるとポップ、ファンク、クラシック、テクノ、カントリー、ロックの6つの種族を集結させ、一大パーティーを開催し、音楽をひとつにするという。

ポピーはこれを素晴らしい試みだと思った。ポピーの父親はほかの種族は危険だといって反対したが、ポピーはバーブとは親友になれそうだと言って手紙を返信する。

しかし実際バーブは、それぞれの種族が大事に守っている弦を奪って、世界をロック一色にしようと企んでいた。

そうとも知らずポピーはバーブに会いに行くために親友のブランチを連れて旅に出ることにする。

トロールズ・ミュージックパワーのキャスト

  • アナ・ケンドリック
  • ジャスティン・ティンバーレイク
  • ジェームズ・コーデン
  • オジー・オズボーン
  • レイチェル・ブルーム
  • アンダーソン・パーク
  • ジョージ・クリントン
  • サム・ロックウェル

トロールズ・ミュージックパワーの感想と評価

「トロールズ」の続編にして、ウォルト・ドーン監督による、音楽好きのトロルたちが繰り広げるアニメーションミュージカルコメディドラマ。

テーマやメッセージが明確なうえ、伝えたいことをシンプルに伝えている非常に分かりやすい作品。

上映時間は1時間半ほどで、テンポが良く、音楽とストーリーがノンストップで進んでいくため、あっという間に終わります。子供が喜ぶのはもちろん、大人が見てもそれなりに笑えるので、さくっと映画を見たいときに家族で見るといいかもしれません。

世界における国、人種、文化、宗教などの違いを「音楽」を使って表現していて、それぞれの種族が特定の音楽を聴いている、という設定のお話になっています。

ある種族はロックを聞き、またある種族はポップが一番だと信じています。悲しい音楽を好むトロルがいれば、音楽は楽しくなくちゃと思っているトロルもいます。

そんな中、ロック族が世界をロックで埋め尽くそうと企み、ほかのトロルたちの音楽をロックに塗り替え、支配してしまおうとするのを、平和を愛するポップ族が食い止める、というのがあらすじです。

行きつく先はお互いの文化を尊重して、仲良くやろうぜ、というベタなメッセージなんだけど、子供向けの映画にそれ以上のメッセージ性なんてむしろ必要ないからね。

これを変にスピリチュアルや哲学的にするのが最近の邦画アニメの傾向ですよね。それに対しハリウッドアニメが世界に通じるのは愛と平和と友情といった単純で普遍的なテーマにフォーカスしているからでしょう。だって可愛いトロルが宇宙とか人類の起源について話しだしたら寒いでしょ?

音楽をベースに民族の違いを描くのは面白い試みですね。それもポップ、ファンク、クラシック、テクノ、カントリー、ロックのほかにKポップやヒスパニック系のグループを登場させたり、最近のヤングカルチャーの傾向をしっかりくみ取って作っているのがいいです。

やっぱりKポップはアメリカでも認知されてるんですね。Kポップギャングとかまじ受けるんだけど。

有名な曲をトロル風にアレンジしてるのも面白いし、選曲や曲のミックスの仕方もなかなか上手でした。

若者向けの音楽だけ流すかと思いきや、いきなりMCハマーとかシンディーローパーを流すところを見ると、お母さん、お父さん世代のこともちゃんと考えてるんですね。

キャストもジャスティン・ティンバーレイクとかアナ・ケンドリックとかサム・ロックウェルなど結構本気のキャスティングで勝負してるんですね。KポップのメンバーはみんなRed Velvetだそうです。

若干、ミュージカルシーンがうるさい箇所もありますが、映像は美しいし、キャラクターは可愛いし、見ていて楽しいので、ファミリーエンタメ映画の基準はしっかりクリアしています。

もちろん感動するとか、思い出に残るとかっていうタイプの映画ではないですけどね。消費して終わり、というタイプの作品には違いないです。

この映画、実はアメリカではコロナの影響で劇場ではほとんど公開されず、すぐDVD販売およびオンライン上映したそうです。

にも関わらず、かなりの収益を上げたせいで一部の映画館オーナーたちが激怒し、今後一切、本作を製作したドリームワークスの作品は上映させないと断言するまでの事態に陥ったそうです。

映画館側からしたら、なんで映画館をスルーしてオンライン配信してやがんだよ、この野郎って感じなのでしょうね。

映画界には映画は映画館でまず上映するものといった、古い掟のようなものがいまだに存在するんでしょうか。まじ、そんな映画館死ねって思いますね。

そして掟を無視して、環境や状況に合わせてオンライン上映を成功させたドリームワークスを僕は賞賛します。トロールズ、まじロックだわ。

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