名探偵ピカチュウは可愛くないしつまらない!感想とネタバレ

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B級監督がB級俳優を集めて作った、誰得ポケモン映画。古くからのファンにとっては懐かしさが感じられないし、今の子供が見ても大して面白くないであろうゴミ作品です。10点

名探偵ピカチュウのあらすじ

『ポケモン 名探偵ピカチュウ』 予告編 (2019年)

21歳のティムはかつてポケモンのトレーナーになることを夢見ていたが、現実では保険会社で勤務する平凡な毎日を送っていた。

彼は母親を失ったのを機に祖母と暮らし、探偵だった父親のハリーとは何年も疎遠になっていた。そんなある日、ハリーが交通事故で亡くなったことをライムシティの警察から知らさせ、警察署を訪れる。

ライムシティではポケモンと人間が仲良く共存していた。多くの人にはポケモンのパートナーがいた。

ティムが父親のハリーが住んでいたアパートを訪れると、TV局のレポーターの見習いのルーシーと遭遇する。ルーシーはティムの事故を陰謀だと信じ、真相を追っていた。

さらにハリーのアパートに入ると、ピカチュウと遭遇し、あろうことかティムはピカチュウの話す言葉を理解できた。ピカチュウは記憶を失い、ほとんど何も覚えていないといった。なんでもピカチュウはティムの父親のパートナーだったらしい。

ピカチュウはハリーはまだ生きいていると信じていた。ティムも同じことを感じていた。こうしてティムはピカチュウと共にどこかにいるであろうハリーを探すことにする。

名探偵ピカチュウのキャスト

  • ジャスティス・スミス
  • キャスリン・ニュートン
  • 渡辺謙
  • ビル・ナイ
  • クリス・ギア
  • スキ・ウォーターハウス

名探偵ピカチュウの感想と評価

ロブ・レターマン監督による、日本が世界に誇るゲームキャラクター、ポケモンをもとにした、子供から大人まで楽しめない駄作。

映像はゴミゴミ、ストーリーはごちゃごちゃ、俳優の演技はボロボロで、よくもまあここまでひどい映画を作れるなというレベルの完成度です。

まず、俳優たちのレベルが全体的に低すぎますね。主演を演じたジャスティス・スミスが特に残念で、どうやってオーディションを合格したのが不思議です。

ジャスティス・スミスって「ジュラシック・ワールド/炎の王国」でラズベリー賞にノミネートされてるぐらいの大根役者なんですよね。

さらに彼をサポートするヒロイン役のキャスリン・ニュートンもほぼ素人に毛が生えたような演技を見せています。

そして一応日本のファンに気を使って、渡辺謙を起用していて、渡辺謙さえ出しておけば、日本人は喜ぶでしょ的なああいうノリも腹立ちますね。

明らかにキャスティングのギャラを節約しているのがミエミエで、おそらくピカチュウ役のライアン・レイノルズが人件費の9割ぐらい一人で持っていちゃってるんじゃないでしょうか。

ライアン・レイノルズのようなおっさんをピカチュウに起用している時点で、ポケモンの中でも最も人気あるキャラを完全に殺していますね。

それもストーリー上、おっさんがピカチュウであることが必然になっていて、その企画そのものがアウトです。

しょうもないからネタバレしちゃうと、ピカチュウはティムのお父さんの魂が乗り移ってるから、おっさんなんだって。なんだそのオチ。

普通に考えても一番出番の多いポケモンキャラクターが可愛くなかったら、見ていて面白くならないじゃん。

これが「テッド」のように一見可愛いけど、口が悪いキャラとかなら、おっさんでもいいけど、そうじゃないなら絶対ダメだよね。子供たち泣くだろ。可愛くないポケモン映画ってなんだよって。

ストーリーは青年のティムが、亡くなったと言われている父親を探しに行き、その過程で悪徳企業の陰謀を突き止める、という内容になっていてシンプルなようで、途中途中にいらないエピソードを付け足しているせいで、ものすごくゴチャゴチャした印象を与えます。

最初は父親を探す旅だったのが、ミューツーを探す旅になったり、研究施設に忍び込むことになったり、色んなハプニングを起こしすぎなんですよ。

そんでもってミューツーはどこにいるかといったら、関東地方にいるんだって。なんだよ、そのざっくりな情報。居場所分かってないのと同じじゃねえかよ。

終盤はストーリーを説明するだけになっていて、誰が犯人とか、誰の陰謀とかどうでもよくなってきますね。

例えばピカチュウとリザードンのバトルシーンとか全カットでいいよね。あれに時間使い過ぎだから。

また、何度も笑いを狙いにいって、ことごとく滑ってるので、おそらくそれがギャグかどうかすらも日本の視聴者は気づいていない可能性がありますね。

パントマイムのシーンをはじめ、ものすごい寒いことを主人公にやらせていて、笑いが起こるべきところでコメディが成立していないのがいけません。

映像もCG技術の未熟さとセットの安っぽさが目立ちます。だいたいポケモンたちが映像的に人間世界に馴染めてないですよね。共存してる感が全然出てないもん。

やっぱりCGキャラと実写の融合はものすごくセンスが問われるタイプの映画で、CGキャラが多く出れば出るほど、実写とのミスマッチ感が増しますね。スターウォーズの新三部作が最もな例じゃないでしょうか。

でもポケモンの場合、多くのモンスターを登場させないことには醍醐味が失われてしまうので、ピカチュウだけ登場させるわけにもいきません。

つまるところ実写化する計画自体に無理があり、それがしっかりと結果に現れたといえそうです。もう素直に任天堂にごめんなさいしような。

コメント

  1. 通りすがり より:

    アメリカ人が作ったドラえもんの同人実写ショート映画で、スキンヘッドの白人巨漢が体中ブルーペインティングで腹に白いポケットのアップリケ付けて演じてるのがあったな。
    アパートの一室でポテチ食ってコーラ飲みながらTV見てゴロ寝していたら、のび太役らしきアジア人の兄ちゃんが「ドラえも~ん、ジャイアンにイジめられたよ~(泣)何か仕返しする道具を出しておくれよ~!」みたいに泣き付いてきて、ドラえもんが面倒くさそうにポケットからコルト・ガバメントを出して、のび太に投げつけるとかいうのが。
    子供向けアニメの実写化とか、そのぐらいやってくれないと笑いはとれない。

  2. あかつき より:

    自分も観ましたが映画男さん同様微妙でした。

    日本では絶賛してた映画でしたね。
    本編は微妙だけどアニメのようなエンドクレジットシーンで感動して傑作だという人が多数いて、一体1時間半も何を観てたんだと公開当時思ってました。ある意味多くの日本人の心を掴んだという部分では上手くやった映画なんでしょうね

  3. JohnMetavolita より:

    先日話題になっていたので録画して観てみたんですが、あまりの酷さにひょっとして…と思いお邪魔しましたら取り上げていらしたのでスッキリいたしましたw
    声優陣と訳の酷さも目に余るものでしたが一応、最後まで観るという拷問を完遂いたしましたm(_ _)m