ソニック・ザ・ムービーは可愛くて笑える!感想とネタバレ

この記事は 約5 分で読めます。

テンポが良く、アクションと笑いを中心に物語が進んでいくゲーム映画。少なくとも「名探偵ピカチュウ」には勝ってます。60点

ソニック・ザ・ムービーのあらすじ

『ソニック・ザ・ムービー』日本版予告

青いハリネズミのソニックは特別なパワーを持っていた。それは超音速のスピードで、誰よりも速く走ることができた。

彼の保護者であるフクロウのロングクロウは、いずれきっと誰かが彼のパワーを欲しがって奪いに来ると忠告した。

ロングクロウの言う通り、ある日、エチドナス族が彼のパワーを求めてやってきた。ロングクロウは自らの体を犠牲にしてソニックを守ろうとした。

エチドナスたちの攻撃を受ける間一髪のところで瞬間移動を可能にする魔法のリングを使ってソニックを地球まで送った。いつか地球でトラブルに見舞われたらマッシュルームの惑星に行けと告げた。

10年後、ソニックは地球での生活を満喫していた。彼はモンタナ州グリーンヒルでの洞窟で一人楽しく過ごしていた。

ソニックは地元の保安官のトム・ウォシャウスキーと獣医の妻マディーのことを気に入り、彼らの家にこっそり遊びに行っていた。

ところがある日、ソニックは野球場で一人で野球をしているとき自分の孤独さに気づき、音速で走り、電磁パルスを街中に放ってしまう。これによってグリーンヒルの町は停電になり、警察署には苦情や通報が殺到した。

ちょうどその頃、天才科学者のドクター・ロボトニックが軍の要請を受け、グリーンヒルでなにが起こったのか調査することになった。

一方、トムは自分の家の物置にいたソニックをびっくりした拍子に麻酔銃で撃ってしまう。ソニックはその勢いで魔法のリングを、リングの向こう側、サンフランシスコに落としてしまう。

そんな中、ドクター・ロボトニックはソニックの居場所を突き止め、トムの家にまでやって来る。

ソニックはドクター・ロボトニックから逃げながらトムの協力を経て、失くしたリングを取り戻すために一緒にサンフランシスコへと向かう。

ソニック・ザ・ムービーのキャスト

  • ベン・シュワルツ
  • ジム・キャリー
  • ジェームズ・マースデン
  • ティカ・サンプター
  • アダム・パリー
  • ニール・マクドノー

ソニック・ザ・ムービーの感想と評価

ジェフ・ファウラー監督による、日本のゲームキャラクターを基にCGと実写を融合させたアクション映画。

メガドライブをやっていた世代には懐かしいはずだろうし、任天堂よりセガ派だという人にも嬉しいでしょう。

ストーリー性は薄いものの、ユーモアたっぷりの脚本のおかげでかなり救われている子供も大人も楽しめる追いかけっこムービーです。

実はこの映画、予告動画が公開された際にあまりにもキャラクターデザインがひどいという声が殺到したせいで、デザインをやり直したいわくつきの映画だったんですね。

ファンメイドの予告のほうがよっぽど完成度が高く、笑いのネタにすらなっていたのを覚えています。

ちなみに最初に公開された予告動画がこれです。

'Sonic the Hedgehog' Trailer (Old)

手足がやたら長くて、なんかイケメンデザインになってますよね。確かに可愛らしさには欠けます。

でも別に批判をまともに受けて、変えることもないと思うんですよ。わざわざソニックの部分を全部作り直したっていうんだから、その分の損失は結構なものだったはずです。

ちなみにこちらが新しい予告。

Sonic The Hedgehog (2020) – New Official Trailer – Paramount Pictures

こっちのほうが万人受けする絵になっていますね。可愛らしさもあるし、愛着も感じやすいんじゃないでしょうか。

ただ、ファンの声が作り手に対してここまで影響力を持つってどう思います?確かに視聴者ありきのビジネスなんだけど、媚売りまくりも違うよなぁ。

どこまでファンの声を聞きつつ、どこまで自分たちのクリエイティビティに賭けるのか、というのは難しい問題ですよね。

どうせ両方作ったんだったら、両バージョンで上映するっていうのも話題になったんじゃないかなぁ。足長イケメンバージョンで見たらいまいち笑えないんでしょうか。

いずれにしろ、この映画に関しては作り直して正解だったかもしれませんね。単純にソニックを可愛いと思えたし、物語の中に没入していくためにもそれは必要だったでしょう。

フルCGのキャラと実写キャラのコラボって大概話に入っていけないんですが、この映画は違和感を覚えませんでした。

古くは「ロジャー・ラビット」に始まり、「アバター」や「名探偵ピカチュウ」などいろいろあるけど、どこかにアンバランスが生じて、どうしてもCGキャラ相手に演技をしている実写キャラがわざとらしくなるんですよね。

それにつけてこの映画は、わざとらしさは決して消えてはいないものの、映像技術もなかなかすごいし、なによりソニックをはじめとする登場キャラの憎めなさと、彼らのおバカな喋りによって、マイナスをプラスに転じている出来になっていました。

敵役のジム・キャリーすらもこの世界の中なら、変顔をしようが、大げさな動きをしようが、決して抵抗を覚えずに見ていられます。ジム・キャリーは現実世界より、ゲームやSFのほうが明らかに向いてますね。

また、ソニックを下手に子役俳優とかと絡ませなかったのが功を奏していますね。可愛いで売ろうとすると、さらにあそこに可愛い子供を使って来たりするのがパターンだけど、大人たちで十分でした。

脚本の中で一つ光っていた点は、多くのほかの映画をセリフに含ませ、笑いのネタに使っているところです。

超音速のソニックがハイスピードで動くときにスローモーションを使って表現していましたが、あれはマーベルのクイックシルバーのオマージュになっていましたね。

洞窟にはマーベルのフラッシュのコミックがあったり、ウサイン・ボルトのポスターが飾ってあったり、どんだけ速い奴らが好きなんだよって笑っちゃいました。

この映画もまた続編作る気ですよ。最後にお馴染みのキャラが出て来たし、まだまだユニバースを広げる気です。でもシリーズものにしたらどうだろうねぇ。このまま終わっておくのが一番いいような気もするけど。

コメント

  1. クラッカーのウッディ より:

    これ面白いんですね!見ることにします