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ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~(原題BEASTS OF THE SOUTHERN WILD)

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ベン・ザイトリン監督の子供の可愛さだけが売りの家族ドラマ。はっきりいって見る価値なしです。1点(100点満点)

ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~のあらすじ

世界の果て、バスタブ島にすむ少女ハッシュパピー。ある夜、嵐は少女の前からすべてをさらっていった。大好きな場所、大好きな音、大好きな人たちまで も…。だけど、あの日パパがくれた言葉とママがくれた温もりが、少女を誰よりも強くする。少女の勇気と優しい野獣たちがバスタブ島に奇跡を起こす。

goo映画より

ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~の感想

アカデミー賞作品賞にノミネートされている、世界を代表する凡作。

物語の世界観や設定がはっきりせず、今何が起こっているのかも想像しずらく、ファンタジックな映画かと思った次の瞬間には現代風の建物や風景が出てきたりして、統一感がゼロ。

映像が安っぽく、ロケーションやセットが日本のお笑い番組のコントみたいな雰囲気さえあった。ハリウッドが芸術ぶるとこうなる、という悪い代表例みたいな映画で、この作品をしのぐ凡作はなかなか出ないんじゃないかと思わせるひどい出来でした。

子供を主人公にして、可愛さで売るような映画が僕が大嫌いです。子供目線で進んでいくドラマものにはいい作品も多いですが、その一方で凡作も多く、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」、「ぜんぶ、フィデルのせい」、「フランシスコの二人のこども」、「カミーノ」と挙げればきりがありません。

また、その多くは劇中で主人公の子供、もしくは家族が不幸に遇い、それでも最後は子供がたくましく立ちあがり、視聴者を感動させる、といった具合に出来ています。

この映画でも主人公のハッシュパピーはやけに勇敢で、賢く、同時に親思いで優しい、といった大人が描く理想の子ども像みたいなものに仕立て上げられていました。

子供はアホで、残酷で、自分勝手で、生意気で、それでいてどこか可愛げがある、ぐらいのほうが現実的でいいのに、アメリカ人はそういう発想で勝負できません。

ほとんどのシーンがパパと主人公ハッシュパピーの二人の会話に時間が割かれているのも問題でした。この二人の会話がさむいさむい。特にパパがさむい。

ハリウッド映画の中では、「下層階級の教養のない黒人」はみんな型にはまった、ああいうキンキン声でまくしてる系のアホな喋り方をさせられてて、もっと他にあるだろう、という気がします。娘にしろ、オヤジにしろ、いかにもステレオタイプの監督が作りあげた設定です。

恥ずかしいシーンが次から次へと飛び出してくるので見るときにはかなりの注意が必要です。

パパがハッシュパピーにカニの殻を素手で割らせるシーンなんかは体中が凍りつきます。また、パパとハッシュパピーで家の物を倒し、お互いに投げ合うシーンは赤面必至です。

ああ、もうこれを書いているだけでも恥ずかしくなってきたのでこの辺で書くのをやめたいと思います。

コメント

  1. kskbe より:

    怖いもの見たさで見てしまいそうです笑