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アナと雪の女王2は平凡でつまらない続編!感想とネタバレ

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この記事は 約4 分で読めます。

最初から最後まで大した見せ場がなく、盛り上がりに欠けるアニメーションドラマ。作る必要のなかった続編です。31点(100点満点)

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アナと雪の女王2のあらすじ

その昔、アナとエルサは両親から魔法の森にまつわるストーリーを聞かされた。

それによると、北の彼方にある魔法の森は、風・火・水・地による4つの精霊によって守られていた。また、そこには自然と共存しているノーサルドラ族が住んでいた。

ノーサルドラ族はアレンデール王国と友好関係にあり、アナとエルサの祖父にあたるルナード国王は友情の証として魔法の森とアレンデール王国をつなぐ橋を建設し、プレゼントした。

ところがある日、突然ノーサルドラ族はアレンデール王国との間で争いが起き、魔法の森は精霊たちによって深い霧に囲まれ、誰も近づけなくなってしまった。

アレンデール王国の女王になったエルサは、その話を今でもはっきり覚えていた。そして不思議な歌声を聞くようになっていた。そのたびにエルサは魔法の森に呼ばれている気がしてならなかった。

そんなある日、エルサは自分の魔力によって魔法の精霊たち呼び覚ましてしまう。それによってアレンデール王国は嵐に包まれ、国民は丘の上に避難せざるを得なくなってしまう。

このままではアレンデール王国に危険が迫っていると感じたエルサはアナ、クリストフ、オラフ、スヴェンたちを連れて、魔法の森へと不思議な歌声の主を探しに行くことにする。

アナと雪の女王2のキャスト

  • イディナ・メンゼル
  • クリステン・ベル
  • ジョナサン・グロフ
  • ジョシュ・ギャッド

アナと雪の女王2の感想と評価

アナと雪の女王」に引き続きクリス・バックとジェニファー・リーが共同監督した続編映画。

前作が世界的に大ヒットを飛ばし、多くのファンを6年も待たせたくせに疑問や謎を解消するほどのアンサーを用意していない駄作。

プロットのなにもかもが抽象的で、なんとなく森に冒険に出かけて帰ってくるだけの話で見た後に全然すっきりしませんでした。

やれエルサの魔法の謎が分かるとか、両親の行方がはっきりするとか、エルサとアナのルーツが明らかになるっていう触れ込みだったけど、その全てがサプライズなしのしょうもないエピソードでがっかりです。

これでいきなりターザンが出てきたり、ラプンツェルがアナからクリストフを奪ったりしたらまだ良かったんですけどね。ほかの作品とクロスオーバーさせないんですね。

何一つ思い切ったことに挑戦するわけでもなく、すごい保守的な内容で終わったなぁ、というのが印象です。こんな当たり障りのないの話をわざわざこのタイミングで続ける理由が見当たりません。

北の彼方に行く、という割にはアレンデール王国から近所みたいな距離だったし、登場人物は前作とほぼ変わらないし、なにより明確なヴィランが一人もいないのがダメですね。ディズニーの名作って必ずインパクトのあるヴィランの存在があるのに、今回はそれを完全に無視しましたね。

悪い奴って結局お祖父ちゃんだけだったじゃん。お祖父ちゃんも何を血迷ったのか分からなかったし。

精霊もノーサルドラ族もみんないい奴なら、じゃあ何をエルサはあんなに追い込まれてるの?って話になるじゃないですか。

この映画を一言でまとめるならば「ダムを壊す話」ですよね。なにやらいろいろ説明してたけど、ほかの要素全く不必要じゃないですか。

あるいは幻聴が聞こえるようになった女の子が自分探しの旅に出て森から帰ってこなくなる話と解釈できなくもないです。

こんな話でもまだ名曲を投入していれば救われたでしょう。しかしさすがに「Let it go」を超える曲はありませんでしたね。

そこそこ聞けるのはこれらの曲ですかね。

ほかの曲は聞けたもんじゃないし、前作と比べてミュージカル要素がアップしているのがきつかったです。前作から6年もあったんだから曲作りに全身全霊かけないと。

オラフが滑りまくったのも失敗の要因の一つでしょう。前作ほど可愛げがなかったし、オラフに限らず、どのキャラクターもほとんど掘り下げることなく、終わっていった感があります。特に精霊たちは結局なにがしたかったんですかね。

ラストのクリストフのプロポーズもいらないです。自分を森の中に置いてさっさと先に行ってしまう女王と結婚したってうまく行くはずがないです。

関連記事 【ネタバレ】アナと雪の女王2にトトロがいた!トリビアまとめ

コメント

  1. なにもの より:

    このライターは物語をわかっていないと、思う。私は観てよかった。

    • 名無し より:

      このライターさんは感想を書いてるのか客観的な評価を書いてるのかどっちなんですかね。
      「この作品は、自分が思うような型にハマってないからイヤだっ!」みたいな稚拙な文章に見受けられます。
      自分の世界観をディズニー映画に持ち込むのってナンセンスだと思います

  2. どんちゃん より:

    私は綺麗なエルサと可愛いアナで大満足でしたが、おっしゃる通りですね。
    想像させる謎はいいですが、この謎は語り切れてないのかすっきりしませんでした。
    このライターの総評にて、エルサ達の愛についても書いてほしかったですね。異性間の愛、家族愛はたまた同性愛をディズニーなりに描写していたのか・・・色々な考えを見たかったです。

    • 映画男 より:

      エルサはレズじゃないかっていう説もあったんですけどね。そういうところまで踏み込む勇気がディズニーにはまだないみたいですね。

  3. もえ より:

    人それぞれ感じることは別だと思います。
    ただ私は、間違えなくこの映画はディズニーの中でも素晴らしい作品と言える1つだと思ってます。
    歌については、日本語で見た時は「ちょっと……」と思いましたが、英語で見た時は綺麗に韻を踏んであって解いても素敵な曲でした。
    作品全体としては、子供には夢を、大人には社会のマイノリティについて訴えかけているように思えました。
    あくまで私個人の感想ですので悪しからず。

  4. 通りすがりん より:

    この記事ほど罵倒する気はないけど(笑)、アナ雪の続編だからって、無条件に良作と思い込もうとしてる人が多すぎる印象です。

    話が全体的にぼんやりしすぎ。

    サラマンダーとか登場する意味あったのかレベル。

    エルサが唐突にこおり始めて????感マックスでしたからね。

    こんなにも置いてかれると思わなかった。

    でなんだろうこの感じ(既視感)?と思ったら、これFF15(ベルサス13のトレーラー)とまるっきり同じ。

    思わせぶりなトレーラーはほぼ意味なくて、
    手のひらを構えるとなんか結晶が空中にとまるシーンも狙ってやってる??とか。

  5. あまゆ より:

    ライターの方が書かれているのですか?
    日記かと思いました。
    そこにびっくりしました。
    私はアナと雪の女王2を楽しく観賞しました。

  6. 直樹 より:

    昨日観たが、正直どうにもピンと来なくて、他の方のレビューを読んでいたのだが、おっしゃる通りだと思う。言い方は辛辣だが、全く同意見だ。

    結局あちこちをウロウロして、色々よく分からない行動をみんながして、二番煎じの前回同様の行動を妹がして、それでハッピーエンド。

    何を表現したかったのか全くわからない。

  7. 1歳 より:

    僕はこの映画に見る価値があったと思います。レビューが低すぎるので信者として擁護しに来ました。

    最近あった続編の中でも飛び抜けて良かったのは目に見えて分かりました。
    ぼやっと見えたという気持ちも感じたのですが、雑に1本のストーリーと見ると、視点があっちこっち行って置いてきぼり感が否めません。
    しかし、一緒に共に旅をした4人のストーリーが混ざり合ってるから伝わりにくいのではと思いました。これを難なくミュージカルで昇華しきっているのは、流石としか言えません。

    安易にヴィランを出さなかったり、回想をほとんど使わない、子供向けに変化することの怖さ、変わらないものがあることを伝えるというギミックを詰めたエグい映画のどこが保守的なのかなって思います!
    (予告だけ見てレビュー書いたのかな?)
    (可愛いなって思います)
    とりあえず批判して、コメント稼ぎみたいな感じですかね…ここまでの話はディズニー映画に限ったことなので、ほかの映画の方が凄いから低い!って言うのは不問にさせてください。

    釣られちゃいました!!!!!

  8. 通りすがり より:

    「海外でも高評価!」みたく言ってる人が多いけれど、辛口評論家からは「駄作ではないが、特に必要性のない続編」とかいう評価が多いですよね。
    「画と曲はいいけど、ストーリーが…」っていう評価は、日本で最近やった「天気の子」に対するのと同じ評価ですね。

    • 映画男 より:

      結局前作の根強いファンがいるからこそ、まだ見てもらえてるって感じですね。

  9. もぴぷ より:

    確かにエルサが魔法を持った理由は分かった。
    あと祖父がガチな老害なのも分かった

    色々ツッコミ満載でしたが前作よりは楽しめました
    ただ、個人的にはクリストフの背景も掘り下げて欲しかった。海外からも彼の出生や親について知りたいと意見多かったのですがね
    クリストフさん本当に何処の人?

    • 映画男 より:

      クリストフに限らず、ほとんどのキャラの背景が薄く、中身ペラペラでしたね。

  10. high-low より:

    前作以上に脚本の粗さ、取り止めのなさが目立つ作品でした。
    スターウォーズシリーズに顕著ですが、ディズニーではプロダクションが大きいために、経営層やポリコレへの対応が複雑なのでしょうね。主人公(エルサ)にフォーカスして描けば良いのに、背景に家族のルーツや民族問題などをまぶしたために、テーマがぼやけ、完成度も落ちています。
    いっそ映画の冒頭で、エルサ以外の全員を氷漬けにしておけば、1人の女性の成長にスコープできたと感じました。

    あと、映画男が仰るように、ミュージカルシーンは口説い、ダサいの連続でした。

  11. ななし より:

    キャスト表記がおかしなことになっていますよ!修正したほうがよろしいかと。以後感想。

    個人的に1番えぇ…と思ったのはこちらでも触れられているクリストフの扱いの悪さです。姉妹愛と強いヒロインをクローズアップしてヒーローをないがしろにする新しいディズニー像…を強調したいんでしょうが、結局ピンチには駆けつけて助ける役割が与えられてるのだからもう少し丁重に扱ってあげてもいいんじゃないですかね。
    この扱いでピンチの時だけ召喚されているのを見るとなんだか都合のいい男のようでかわいそう。そんなに脱プリンスしたいなら2ではクリストフはお休みさせておけばいいのに…と思いました。
    1のアナも確かに我が道を行きクリストフを振り回す奔放さがあったけど、どこか憎めない無邪気さがありました。2のアナを見ていると「クリストフやめとけ。幸せになれんぞ」という気分にすらなります。置いてっちゃうのはないやろ…。