天才の頭の中: ビル・ゲイツを解読するは男前!感想とネタバレ

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ビル・ゲイツの過去と今をさくっと知るための情報が詰まっているドキュメンタリー。天才が何を考え、何のために今働いているのかが分かって面白いです。66点(100点満点)

天才の頭の中: ビル・ゲイツを解読するのあらすじ

『天才の頭の中: ビル・ゲイツを解読する』予告編 – Netflix

世界長者番付で長年首位の座に就き、マイクロソフトの元CEOとして知られるビル・ゲイツ。

そんな彼は今、ビル&メリンダ・ゲイツ財団を通じて健康問題や環境問題に取り組んでいた。

世界からポリオを根絶するためにナイジェリアの社会問題と取り組む一方で、よりクリーンなエネルギーを製造するために全く新しい原子力発電所の建設に力を入れるなど、誰もが羨む富みを手に入れ、第一線から身を退いてもなお、彼は忙しい毎日を送っていた。

天才の頭の中: ビル・ゲイツを解読するのキャスト

  • ビル・ゲイツ
  • メリンダ・ゲイツ
  • デイビス・グッゲンハイム

天才の頭の中: ビル・ゲイツを解読するの感想と評価

「不都合な真実」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞に輝いたデイビス・グッゲンハイム監督による、世界を代表する大富豪ビル・ゲイツの素顔を追った記録ドラマ。3エピソードからなるミニシリーズです。

そういえばマイクロソフトのCEO職を辞めたビル・ゲイツって今何をやってるの?という疑問に答える内容になっていて、彼の幼少期から現在に至るまでの経歴をつづっていきます。

話の中心は、いかにビル・ゲイツが妻のメリンダと立ち上げたビル&メリンダ・ゲイツ財団を通じて慈善活動に没頭しているかにフォーカスしており、コンピューターの天才であり、大富豪の彼が考えていることのスケールの大きさが分かります。

例えばアフリカでは長年ポリオによって全身麻痺してしまう子供たちが後を絶たなかった事実を知ると、彼は莫大な資金を投じて撲滅に動きます。その甲斐あって世界中のポリオの発症件数は激減します。

ところがナイジェリアでは、テロリストや過激派グループがワクチンは西側諸国の陰謀で、体に毒だから打つな、といって市民に恐怖を与えたりするなど、一筋縄では行きません。無償で人助けをしていても邪魔する者が必ず出てくるのです。

そんなときもビル・ゲイツは自らナイジェリアに出向き、地域のリーダーたちと直接対話をしてポリオの根絶のために戦ったのでした。

下手すれば殺されるリスクもあるし、実際ビル&メリンダ・ゲイツ財団のスタッフの中には活動中に殺された人もいたそうです。

そんな状況下でも自分とはおよそ無関係のアフリカの人々のため、いや世界の人々のために昼夜問わず働き続けるってなかなかできないですよ。

また、全く新しい原子力発電所のプロジェクトも優れたアイデアに溢れていて、なんでも最新のテクノロジーを駆使して、事故のリスクを最大限に減らしたうえ、捨て場所に困っているウラン廃棄物を再利用できるほどの優れものらしいです。

そんな優れたプロジェクトを中国と一緒に共同で進めていたらトランプ大統領が中国と貿易戦争をおっぱじめたせいで計画が白紙に戻るなど、どこかで政治的な邪魔が入るのが人間社会らしいですね。必ずしも正しい行動が、あるいは優れたものが形になるとは限らないということです。

一般市民の僕からすると、あそこまでお金を持っていてなんでも好きなことをできるなら、難しい問題に首をつっこまずに悠々自適に毎日映画でも見ながらのんびりしたらいいのにとか思っちゃうけど、やっぱり立場が人を変えるんでしょうか。

それにしても日本の金持ちとは全くスケールが違うよねぇ。資産額ももちろん桁が違うけど、それよりなにより、視野の広さが比べ物にならないじゃないですか。

ビル・ゲイツの興味深いところは、世界の問題をまるで数学の問題、あるいはプログラミングのコードを解くかのように捉えていることですね。タイトルの「ビル・ゲイツを解読する」というのはそこから来ているんでしょう。

子供のときから数学の試験では全米1位の成績を取るほど頭が良かったようで、まだ生徒だったときに学校の全生徒のクラススケジュールを管理するアルゴリズムを考案したり、といった逸話もどんどん出てきます。早い話が生まれたときから天才で、そんな男の頭の中を覗けるのは実に有意義です。

しかしそんな天才でも好きな食べ物は、ハンバーガーなんだって。さすがアメリカ人って感じですよね。健康問題に人生捧げている人がハンバーガーだよ?

さらにかなりの読書家で、ときどき1週間読書をするだけのために別荘にこもったりするんだそうですが、そのときに飲むのがコカ・コーラだからね。冷蔵庫の中、コーラだらけ。

ビル・ゲイツは世界一の投資家ウォーレン・バフェットとも親友で二人して、油ギトギトのハンバーガー食べたりしてるからね。ウォーレン・バフェットは毎日マクドナルドのハンバーガー食べるらしいね。

ああいうところ見ると、ほっとすると同時に味覚だけはアメリカに生まれた時点でどうにもならないのかな、という気になってきます。

あるいは美味しいものを食べすぎて、一周してハンバーガーとコーラにたどり着いたのでしょうか。ほかのエピソードは全部男前なのに、あの部分だけはとても解読できませんでした。

コメント

  1. みつばち より:

    世界中の問題が解決しない原因は、今の社会システムが間違っているか、と言うことをまず認識すれば良いのでは?
    選挙に、でない人がもし、国(世界の)の問題を考えるリーダーに選ばれたら?そんな視点で考えてみると問題は案外簡単に解決するかも?
    たとえば、あかちゃんからお年寄りまで無作為に?

  2. RenoBank より:

    ついつい観てしまう。
    ビルゲイツと同世代(あちらがちょっと先輩)の自分は、生きてきた業界も
    同じとあって、スティーブ・ジョブスとともに忘れられない存在です。
    天才ぶりと偉業は何度も語られてきて、聞かされてきて、この目で見てきた
    ので、いまさらドキュメンタリーを見る必要もないくらいですが、それでも
    観ちゃうんですね。
    ビルゲイツがBASICという言語を発表したときのことは忘れられません。
    古今東西、天才は短命と言われますが、彼のように比較的長生きしてくれて
    熟練した天才の今をこうやって知ることができるのは嬉しい限りです。

    でも、ここで紹介されなければ恐らく観てなかったでしょうね。
    個人の描写もさることながら、番組構成ですか脚本というのでしょうか、
    さすがNetflixですね。
    他社のドキュメンタリーとは映像品質も含め一線を画しています。

    • 映画男映画男 より:

      Netflixのドキュメンタリーはレベル高いですよねぇ。もっとどんどん偉人、変人の番組を作ってもらいたいです。