レッド・ライト(原題: RED LIGHTS)

redlightsストーリー

科学者のマーガレット(シガーニー・ウィーヴァー)とトム( キリアン・マーフィ)は、超常現象の科学的解明の研究に没頭していた。そんなある日、30年前に引退したはずの超能力者サイモン(ロバート・デ・ニーロ) が復帰するというニュースが世間を騒がせる。マーガレットはその昔、サイモンの超能力のうそを暴くため彼に挑んだ経験があり……。

シネマトゥディより

50点(100点満点)

文句
ロバート・デニーロ出演映画の中でワースト1位と噂されるミステリー。結論から言いますと、ワーストと言うほどはひどくなく普通に最後まで見られました。質的にはよっぽど「フリーランサー」のほうがひどいです。

まあ、この映画はこの映画で色々な突っ込みどころがありました。序盤はシガーニー・ウィーヴァー扮する科学者マーガレットが超能力者と言われている人たちのインチキやタネを暴いていく対決が普通に面白く、こういうのを日本の番組でやっても盛り上がりそうだと思いました。ところが中盤からそれまでの主役マーガレットがいなくなり、視点が急に助手のトムになります。そこから雲行きが怪しくなりました。現実路線を脱線し、急に非現実路線を進みだし、なんだかこれまでとは違う映画を見ているかのような感覚でストーリーが展開します。

一番の疑問点は、なぜマーガレットしかり、トムしかり、あれほどまでに人生を賭けて超能力者や超常現象のインチキを暴こうとしているのかということです。別にタネがあってもいいじゃん、と言いたくなるのです。パフォーマンスする人がいて、それを見て楽しむ人がいる。なにがいけないんだと。彼らは超能力や霊能力で金儲けしたり、病気が治せるなどといってエセ治療をするのが気に入らないみたいですが、それなら病院だって治療によっては大金取るし、かといって確実に治せるわけじゃないのに、それはいいんですかね。

僕は個人的に占いも、超能力も、霊能力も特に信じないけれど、その一方で医学や科学にも強い疑いを持っています。「これは科学で証明されている」などという言いかたがなんとも傲慢で嫌ですね。この映画に足りないのは、科学者と超能力者という1対1の図式にさらに超能力者のタネを暴こうとしている、科学者の理論を壊そうと試みる、破天荒学者の存在です。1対1だと視聴者はどっちかに味方に付くことになりますが、三つ巴にしたらもう結局誰が正しいのか分からないみたいになって面白かったと思います。

中盤以降マーガレットに代わって大活躍する若手有能科学者のトムですが、いつのまにやら大学のかわいい女子生徒と同じベッドで寝て、すっかり恋人関係になっちゃっていたのにはびっくりしましたね。お前が一番インチキしてんじゃねえかよって。それもあんなにかわいい子をよお。超能力者のインチキは許せても、あれは許せません。

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