スポンサーリンク

ヤング≒アダルトは痛すぎるバツイチ女の話!感想とネタバレ

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
この記事は 約3 分で読めます。

キャスティングミスによって生じた放送事故ともいえる完全に滑った映画。笑えるところがなくイライラさせるだけです。17点(100点満点)

スポンサーリンク

ヤング≒アダルトのあらすじ

37歳でバツイチ、恋人もいない、執筆中のヤングアダルトシリーズは終了間近で新作の予定も決まっていない自称作家のゴーストライター、メイビス (シャーリーズ・セロン)は、うかない日々を過ごしていた。

そんな中、高校時代の恋人バディ(パトリック・ウィルソン)の妻から子どもが生まれたという内 容のメールが届く。バディとヨリを戻し青春時代の輝きを取り戻そうと考えた彼女は、故郷の町へ舞い戻るが……。

シネマトゥディより

ヤング≒アダルトの感想

マイレージ、マイライフ」のジェイソン・ライトマンによる痛い女の話。バツイチ、中年女が自分勝手なことを繰り広げるだけのドタバタ劇で、登場人物も視聴者も誰も幸せにならないネガティブ映画です。

下手なアメリカ人監督が中年のダメ女を描くと必ずこの映画のメイビスのような女を作り上げます。

口うるさい、ヒステリック、わがまま、自分勝手、トラブルメーカー。見ている人をただただ不愉快にさせるだけのこういう女の人生に誰が興味を示すのか疑問です。

これでひどい性格だけど、なぜか憎めない、笑えるキャラを生み出せるならまだ話は変わってきますが、この監督は見事にコメディーの枠内で失敗し、その結果、寂しい女の痛い話で終わってしまいました。

他にもメイビスのような痛い女が出てくる映画は五万とあります。そのどれもが主人公は金髪で、早口で、キンキン声でまくしたてるキャラと決まっていて、アメリカ人監督のくせにアメリカ人の女をステレオタイプにしか描けないところに観察力のなさを指摘せざるを得ません。

バツイチにだって、痛い女にだって、もっといろんなタイプがいるだろうよ、と言いたくなるのです。

シャーリーズ・セロンは結構いい映画に多く出ている女優ですが、今回は完全に外しましたね。痛い女、嫌味な女、性格の悪い女はイメージと合ってるっていちゃあ合ってるんですけど、コメディーの才能はないのかもしれません。

演技が上手い、下手ではなく笑いを取れるというのはまた別の分野なんでしょうね。

コメント

  1. 兼六園 より:

    僕以外にも、「秘密と嘘」を高評価する方がいるのだ、と気になっていろいろ見せていただきました。 
    この映画、低い評価なのですか。僕は、シャーリーズ・セロンのリアルな演技に十分、魅了されましたよ。
    あれだけリアルなダメ女の演技(どうでもいい深夜番組みながらジャンクフード食べながら、自分の髪の毛を意味なく抜くなど)は、セロンのような絶世の美女でないと大画面的に成立しないので、キャスティングがナイスだと思いましたが。
    セロン演技スゴイな、が感想です笑

    • 映画男 より:

      シャーリーズ・セロンは演技は上手くてもコメディーには向いていないですね。