トイストーリー4は安定の面白さ!感想とネタバレ

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トイストーリー3には敵わないけど、それなりのレベルに達している安定感抜群のアニメーションドラマ。できれば字幕版で見たほうがいいです。59点(100点満点)

トイストーリー4のあらすじ

「トイ・ストーリー4」日本版予告

9年前のある晩、何者かがアンディの家に来て、ボー・ピープと羊のおもちゃを箱に入れて持って行ってしまった。それ以来、ウッディはボー・ピープと離れ離れになってしまった。

やがて時がたち、ウッディたちもアンディの家から卒業するときが来た。アンディはすっかり大人になり、玩具を手放すことにしたのだ。

アンディはウッディたちを少女のボニーに託した。ボニーはウッディをそれほど可愛がらなかった。その代わり、自分でゴミとフォークで作ったフォーキーを特別可愛がった。

ある日、ボニーの家族は幼稚園が始まる前の1週間を利用して、旅行に出ることにする。ボニーはフォーキーをはじめ、ウッディたちを一緒に旅に連れて行った。

しかしフォーキーは自分はゴミだとばかり信じ込み、ボニーのもとを離れたがった。そして車が走行中で車外へと脱出してしまうのだった。

ウッディは仕方なく、逃亡したフォーキーの後を追いかけて、後からボニーたちと合流することにする。

ところが立ち寄ったアンティークショップでフォーキーが捕まってしまい、ウッディは偶然再会したボー・ピープをはじめ、仲間たちの力を借りて、なんとかフォーキーを救い出そうとする。

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トイストーリー4のキャスト

  • トム・ハンクス
  • ティム・アレン
  • アニー・ポッツ
  • トニー・ヘイル
  • キーガン=マイケル・キー
  • クリスティーナ・ヘンドリックス
  • キアヌ・リーブス

トイストーリー4の感想と評価

インサイド・ヘッド」の脚本家のジョシュ・クーリーが監督した、トイストーリー3に続く、人気シリーズ第四弾。

カウボーイの人形ウッディが仲間とはぐれた、フォークの手作り人形フォーキーを救うために奮闘する愛と友情の物語です。

トイストーリー3がかなり面白かったし、すごくよくまとまっていたのでわざわざ続編を作る必要があるのかなぁ、と思っていましたが、しっかり一定のレベルはクリアしていますね。

ストーリーは同シリーズのパターンをなぞっているだけに過ぎませんが、それでも玩具の可愛らしさとユーモアとちょっとした友情&感動ドラマで一本の映画に仕上げるのは見事です。

一見、ヒーローが悪者と対峙する内容のようでいて、実は悪い奴が一人もいないっていうのもピクサーらしいです。

これまでの作品との違いは、友情の物語に恋愛要素が加わったことでしょうか。そう、ウッディとボー・ピープがいちゃいちゃするのです。

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人形同士であまりイチャイチャすると問題が起こるのか、さすがにキスシーンまではありませんでした。

絵的な問題なのか、人形同士だから口と口がうまく合わないのか、なぜかボー・ピープがウッディのハットを触る、というのが愛情表現になっていたのか可笑しかったです。ボー・ピープってあんなキャラなのにシャイなのかよ。

いちおう悪役もいるにはいますが、なんだかんだいって最後はみんないい奴じゃん、っていうオチになるのもトイストーリーらしいですね。

あと、何気にトイストーリーって歌がいいんですよ。かっこいい曲ではないんだけど、ほのぼのする歌詞にやられちゃいます。

Randy Newman – You've Got a Friend in Me (From "Toy Story 4"/Audio Only)

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The Ballad of the Lonesome Cowboy (From "Toy Story 4"/Official Lyric Video)

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ディズニー映画なので、子供と吹き替えで見に行く人も少なくないでしょう。でもやっぱりトム・ハンクスをはじめとするオリジナルキャストの演技は安定感が違うので字幕版がいいですよ。

キアヌ・リーブスまで出ていて、カナダ人スタントマンの玩具というアホなキャラを演じていて、ちょっと笑えます。「Yes, I can.」を「Yes, I Canada」とか言ってて、すごくバカなのが良かったです。

中でもボー・ピープの声を演じたアニー・ポッツの声が特に格好良かったです。男勝りな強い女の感じが出ていて、頼もしいキャラクターに仕上がっていました。

ウッディは、ああいうタフな女がタイプだったんですね。あれ絶対尻に敷かれるパターンじゃないですか。ボー・ピープって羊飼いだからね。飼われちゃうんじゃないの?

ほかには、ダッキーとバニーの掛け合いも漫才みたいで面白かったし、フォーキーの自虐キャラも意外性があったし、新旧キャラクターたちが共にいいパフォーマンスを見せていました。

とはいえやっぱり子供向きの映画だし、大人がどこまで楽しめるかは、昔から同シリーズを見てるかどうかにかかってくるでしょうね。

トイストーリー1が上映されたのって1995年なんですね。このシリーズが変わっているのは、 続編の感覚がものすごい長い点で、トイストーリー2は1999年、トイストーリー3は2010年、そして本作が2019年っていう約5年から10年ぐらいのスパンでじっくり時間をかけて製作してるんですね。それでもファンの熱を冷ますことなく、毎回ヒットさせてるんだから、すごいシリーズだなぁ。

トイストーリー1の頃から見ている人なら懐かしさと哀愁を感じて大人になってもまだ見れるんじゃないでしょうか。

逆にこれから見ようっていう人にはどうってことのない映画なのかもしれません。玩具の世界となると、舞台が家の中になるか、あるいは外だとしても場所が限られてくるし、どうしても絵的に広がりがなくなるなぁ、という問題点も浮き彫りになっていました。

今回はアンティークショップと遊園地がメインの舞台だったけど、それらの限られた場所だけで繰り広げられるアドベンチャーにスケールの小ささを感じずにはいられませんでした。

ただこれだけはいえるのは日本のアニメ映画よりは断然完成度が高いってことです。

映像にしても、声優にしても、脚本にしてもクオリティーが高いし、なによりまずはしっかり伝えたいメッセージを伝えることができているんですよね。自己陶酔と芸術家気取りで作ってる日本のメンヘラアニメとはそこが違うんですよ。

ラストはウッディが意外な結末を迎えます。もしかすると、もうこれ以上続編を作る気はないのかなあ、という終わり方でしたね。ディズニー映画って子供の自立を描くことが多いけど、まさか玩具まで自立しちゃうとはね。

>>トイストーリー4のトリビア完全版

>>トイストーリー4のエンドロール後のラストシーンの意味

コメント

  1. とます より:

    あらすじのところですが、「ボニーはフォーキーをはじめ、アンディたちを一緒に旅に…」
    アンディではなくウッディかと。
    以下、2箇所ほどウッディ→アンディとなっています。

    3で完結したと思っていたので、どんな展開になるのか想像できず、結末も意外でした。

  2. りゅぬぁってゃ より:

    日本の観客からは賛否分かれてますね。
    前作までの価値観を否定されたとか、アンディはオモチャを譲る相手を間違えたとか云々…。

    • 映画男映画男 より:

      そうみたいですね。なんでもかんでも誉めがちな日本人が批判してるっていうのが面白い現象だなあと思います。

      • りゅぬぁってゃ より:

        「古い価値観の否定」を「シリーズもの」でやるのも、ある意味ギャンブルですね。
        『魔法にかけられて』みたいなセルフパロディ作品として作れば、まだ荒れなかったかな?

        • 名無しのあにまんchさん より:

          これまでの全シリーズで描いてきたものは何一つ否定されてないと思うんですけど否定された!って意見を散見しますね
          観る前から評価決めちゃってて、ちょうどラストがその思い込みと符合するので感情的になってるだけかと
          捨てられたオモチャ、迷子のオモチャではなく新しい旅に出たウッディの行く末に祝福を送りたくなるエピローグ的ないい映画でした

          • 映画男映画男 より:

            僕も特に否定されたとは思いませんでした。というかあまりそこまで深く考えずに見てましたね。僕にとってトイストーリーシリーズは、可愛い玩具同士の会話と、トリビアを見つけるのが面白いので、どこに重点を置くかでまた違うんでしょうかね。

  3. より:

    今までのトイストーリーを観てきた大ファンからすると出さないで欲しかった続編です。