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シャザムは個性がなくてつまらない!感想とネタバレ

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この記事は 約5 分で読めます。

決して格好よろしくないヒーローが活躍する、笑い重視のベタな物語。キャラクターに個性がなく、見ても見なくてもどっちでもいい映画です。35点(100点満点)

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シャザムのあらすじ

少年のサデウス・シヴァナが家族と車に乗っていると、ある日突然、永遠の岩に送られてしまう。

そこでサデウス・シヴァナは魔術師シャザムと出会い、自分にピュアなハートがあるか試される。

魔術師シャザムはピュアなハートの持ち主に自分のスーパーパワーを授けようとしていた。

しかしサデウス・シヴァナには邪悪な心があったためにストーンに触れようとすると、弾き飛ばされてしまった。

魔法の力を手にしたいサデウス・シヴァナはもとの世界へと戻されたが、このときの悔しさは大人になっても忘れなかった。

一方、孤児のビリー・バットソンはフィラデルフィアで母親を探し回っていた。彼はいくつものフォスターファミリーのもとで生活したが、自分の母のことが忘れられずにいた。

ある日、ビリー・バットソンは警察のパトカーに忍び込み、システムから母親の住所を突き止める。しかしそこには母親は住んでいなかった。

新しい家族に養子に迎えられることになったビリー・バットソンは義理の兄弟のたちとともに地元の学校に通う。

そこではいじめっ子たちがフレディ・フリーマンをターゲットにしていた。ビリー・バットソンは彼を助けようとしていじめっ子たちを自分のほうへとおびき寄せた。

地下鉄まで逃げたビリー・バットソンは突然、永遠の岩へと導かれる。そこで彼は魔術師シャザムと出会い、「シャザム」と唱えたことで、彼のスーパーパワーを委ねられる。

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シャザムのキャスト

  • ザッカリー・リーヴァイ
  • アッシャー・エンジェル
  • ジャック・ディラン・グレイザー
  • マーク・ストロング
  • ジャイモン・フンスー
  • グレイス・フルトン

シャザムの感想と評価

アナベル 死霊人形の誕生」や「ライト/オフ」で知られるデヴィッド・F・サンドバーグ監督によるDCコミックのスーパーヒーロー「シャザム」の実写化。

体は大人、中身は子供のヒーローが家族や町を救うために立ち上がる、コメディー色の強いアクションドラマです。

従来のヒーロー映画との違いは、主人公が全然格好良くないところとだいぶコメディー寄りにしている点ですね。コテコテのアメリカンコメディーだからかアメリカ人にはかなり評価が高かったようです。

シャザムを演じたザッカリー・リーヴァイは、『塔の上のラプンツェル』のフリン・ライダー役やマイティ・ソーシリーズのファンドラル役で知られる俳優ですが、これまでのイケメンヒーローたちのイメージとはかなり離れるキャラじゃないでしょうか。

それならそうと、全く違った路線で行けばいいのに、一応筋肉だけはムキムキにしているところがなんともアメリカらしいですね。頭脳で戦うとかじゃダメなの?

たとえ顔は二枚目俳優じゃなくてもヒーローに筋肉は欠かせないという思考がバカだよなぁ。

特に目立ったキャラはおらず、シャザムの友達のフレディ・フリーマンがちょっと面白かったかな、というぐらいです。

あと敵役には、いつも必ず悪役として登場するマーク・ストロングが起用されているというベタなキャスティングになっていました。また、こいつかよって思いましたね。

一方で最近のヒーロー映画で目につくごちゃごちゃのCGや爆発シーンにそれほど頼っていなかった点には好感が持てました。

全体的にコミカルなので、コメディーとして見れば、日本のティーネイジャーぐらいまでなら楽しめるはずです。海外ではおっさんたちが普通に見に行くけどね。

コメディーヒーロー映画というだけあって、マーベルの「アントマン」や「デッドプール」に対抗しているのかなという気がしないでもなかったです。

ヒーローのくせにATMを壊してお金を奪ったり、自動販売機からコーラを盗んだり、未成年なのにビールを飲んだり、子供の教育に良くないことばかりしていて、またそれを笑いのネタにしています。アメリカではモンスターぺアレントから苦情とか来ないのかなぁって心配になっちゃいました。

結局のところシャザムはスーパーマンにライトニングや瞬間移動の能力を加えただけであまり個性はなかったですね。もっとオリジナリティー溢れるスーパーパワーがないと、わざわざ映画にする必要があるのかなぁと疑問に思いました。

そんでもってラストにはスーパーマンが登場します。でも契約の問題で顔は出てこないっていう中途半端なボーナスシーンになっていて、DCユニバースはマーベルと比べると、どうしてもまとまりがない印象を受けるのは気のせいでしょうか。

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どうでもいいけど、マーベル映画とDC映画をまたいで同じ俳優を出演させるのは反則ですよね。

ほかにも何人かそういう俳優たちがいるけど、ザッカリー・リーヴァイはマイティ・ソーに出てるんだったらDC映画は自粛しようよって思います。

だってそうでしょ。スターウォーズのハリソン・フォードとかマーク・ハミルが、スター・トレックにも出てきたら嫌じゃないですか。

ソフトバンクのCMに出てる俳優が、docomoのCMにも出てくるみたいな話ですよ。アメリカ人にはそういうタブーがないんですかね。

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コメント

  1. jt687 より:

    初めまして!感想拝読させていただきましたが、少し気になる点が。「マーベルとDCで役者またぐのはやめようよ」と仰っていますが、今回に限らず結構どっちのシリーズにも出てる役者さんいますよ。しいていえば今回最初のシャザムやってた人も、マーベル映画に二本出演してますし。
    そこら辺はあまり気にせず楽しむのがいいと思います。どっちにも出てるってことはそれだけいい役者さんってことですし