【動画】15時17分、パリ行きはフリの長い本人主演実話映画!感想

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見どころはただ一つ数分のアクションシーン。それ以外はおまけというフリが長い映画です。42点(100点満点)

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15時17分、パリ行きのあらすじ

2015年に起きたパリ行きの特急列車内で554人の乗客全員をターゲットにした無差別テロ襲撃事件。極限の恐怖と緊張感の中、武装した犯人に立ち向かったのは、ヨーロッパを旅行中だった3人の心優しき若者たちだった。

なぜ、ごく普通の男たちは死の危険に直面しながら、命を捨てる覚悟で立ち向かえたのか!? 本作では、なんと主演は“当事者本人”という極めて大胆なスタイルが採用された。

実際の事件に立ち向かった勇敢な3人がそれぞれ自分自身を演じている。さらに乗客として居合わせた人たちが出演し、実際に事件が起こった場所で撮影に挑んだ究極のリアリティーを徹底追求した前代未聞のトライアル。

公式サイトより

15時17分、パリ行きのキャスト

'The 15:17 Train to Paris' Cast on Who They Would've Chosen to Play Themselves
  • スペンサー・ストーン
  • アンソニー・サドラ
  • アレク・スカラトス
  • ジョイス・エスケル
  • ハイディ・スカラトス
  • アヨブ・エルカザニ
  • マーク・ムーガリアン
  • イザベラ・リサチャー・ムーガリアン
  • クリス・ノーマン

15時17分、パリ行きの感想と評価

運び屋」、「ハドソン川の奇跡」、「アメリカン・スナイパー」、「ジャージー・ボーイズ」などでお馴染みのクリント・イーストウッド監督による実録ドラマ。

フランスのパリ行きの列車でテロに遭遇した幼馴染3人の生い立ちから事件発生まで描いた伝記映画です。

事件に巻き込まれた本人たちを起用したことで話題になり、素人俳優とプロを混ぜて一本の作品に仕上げています。

ただ、3人のドラマというより、スペンサー・ストーンのドラマといってもいいでしょう。生い立ちから大人になるまで物語は、ほぼほぼスペンサー・ストーンしか追いかけません。

それもそのはず事件が起きたとき真っ先に犯人に飛び込んでいったのは彼だったからです。ちなみにスペンサー・ストーンとは彼のことです。

Spencer Stone, Hero of the 15:17 to Paris (Full Interview)

スペンサー・ストーンは体が人一倍大きく、正義感が強く、怖い物知らずで、見るからにアメリカ軍人という井出たちの青年です。

子供の頃は学校で問題ばかり起こしていたようですが、根は真面目で心がピュアなのが分かります。

そんな彼はやがて母国のために身をささげる軍人に憧れを抱くようになり、空軍に入隊します。そこでも決して特別優秀な軍人ではなかったようですが、友達思いな性格は変わらなったようです。

幼馴染3人が大人になってからも連絡を取り合い、お互いがどこにいてもスカイプなどで話すような仲だった、というのは素敵な関係ですね。アメリカ人って人間関係にドライな感じがするけど、あんなにマメで友情に熱いタイプもいるんだねぇ。

そんな仲良し3人組は仕事の休暇を同時期に取り、一緒に欧州に旅行します。最初はベタな観光地を巡り、夜はお酒を飲んで、クラブで踊るという典型的な若者の旅行コースだったのが、パリ行きの列車に乗り込んだことで一転します。

テロ犯は単独でライフルを持って列車に乗り込み、乗客を無差別に殺そうとしたのか300発あまりの銃弾を持っていました。

そんな相手に正義感の強いスペンサー・ストーンは、ひるむことなく突っ込んでいったんだから、もうすごいとしかいいようがないですね。

運よく、犯人のライフルの弾が詰まったことでスペンサー・ストーンは撃たれなかったものの、もしあそこで彼が死んでいたら乗客は皆殺しにされていた可能性が高いですね。

不思議だったのは犯人の男を取り押さえても彼らがその場で犯人を射殺しなかったことです。

あれだけ抵抗して、ナイフで切り付けて来たりしたら普通殺すしかないと思うけど、生かしておいたのは彼らの良心だったのでしょうか。

3人のうちスペンサー・ストーンとアレク・スカラトスの二人は軍人なので、なおさら自然に体が反応して殺しそうなものですけどね。最後まですごい冷静なのがびっくりしました。

けが人の応急処置も欠かさないし、いざという時にあれだけ的確な行動できるのは尊敬しかないです。

ただ、この映画が残念なのは、ストーリーの割合が9割前フリで事件のパートが1割にも満たない構成ですね。欧州旅行の下りもっとカットしてもいいでしょ。

また、いかんせん素人俳優の演技なのでセリフは棒読みだし、それゆえに全体のレベルや雰囲気がぶち壊しになってしまい、アメリカで酷評されたのも分からないではないです。

結局、本人たちを起用したのは成功だったのか、という議論に行きつくんだけど、難しいところですよね。この映画に関しては本人じゃなくても良かったかなぁ。スペンサー・ストーンとアンソニー・サドラの会話とかひどいしね。

しかしリアリティー重視の僕からすると、それでも最後まで見れる映画ではありました。ボロクソいうほどのひどさではなかったです。

それにしてもクリント・イーストウッド監督の最近の映画はテーマがなんであろうと全部ヒーロー映画になっちゃいますね。本当にクリント・イーストウッドはアメリカ大好きなんだなぁ。どうせならマーベル映画の監督になればいいのに。

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