KonMari人生がときめく片づけの魔法はちょっとシュール【感想】

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近藤麻理恵がアメリカ人に自分の片付け哲学を教える様子を映した、ちょっとシュールなドキュメンタリーシリーズ。数エピソード見てみるにはいいかもしれません。48点(100点満点)

KonMari 人生がときめく片づけの魔法のあらすじ

Tidying Up with Marie Kondo | Official Trailer [HD] | Netflix

片付けのカリスマ、 近藤麻理恵は、家の整頓ができずに悩むアメリカ人の家庭を回り、丁寧にコンマリメソッドを指南。

そのおかげで今まで全く片付けができなかった参加者たちが自分たちの物と向き合っていくうちに家や家族とまで正面から向き合うようになっていく。

KonMari 人生がときめく片づけの魔法の感想と評価

ミリオンセラーになった著書「人生がときめく片づけの魔法」でお馴染みの近藤麻理恵による、お掃除ドキュメンタリー。

片付けを通じて近藤麻理恵がアメリカ人家族に物や家に対する考え方を教えていく教育番組ともいえる内容になっています。

日本の視聴者にとっては、近藤麻理恵が日本ではなく、アメリカで文化も哲学も違う国民に自分のメソッドを広めようする姿は、どこかシュールで挑戦的に映るはずです。

近藤麻理恵ってエレン・デジェネレスのトーク番組とかにも普通に出演しているんですね。米「TIME」誌の「最も影響力のある100人」にも選ばれているし、アメリカでも相当な知名度ありそうですね。

Ellen and Ellie Get Organized with Marie Kondo

そんな近藤麻理恵は通訳を伴って各家庭を訪問します。参加者はもちろん彼女のことを本やテレビを通じて知っているため、みんな彼女を尊敬し、素直に従います。

いい歳した大人たちがアメリカではひときわ小さく見える近藤麻理恵の言うことをまるで子供のようにちゃんと聞いている姿はちょっと笑えますね。

参加たちが自らお願いしているから当たり前といえば当たり前なんだけど、もっと全く言うことを聞かない人がいてもよかったかなぁという気がしましたね。

あと、ネットフリックスがあえてそういう路線にしたのか、依頼者たちは基本的にみんな裕福なんですよ。

だから片付けられなくて困ってますって言っても、歩くスペースもないほど深刻な家はないし、そもそも家が広いから貧乏臭さがないのが特徴です。

インパクトがあったのはエピソード1の日系人家族ぐらいですよね。ほかの家族はわざわざカリスマを呼んでまで頼むことかなぁ、っていう程度の散らかり具合でした。

演出としては片付けを通じて家族が幸せになっていく過程を描こうとしているのでハリウッドのファミリードラマみたいで、闇がないのが物足りなく、話のパターンもいつも決まっています。

1エピソード30分程度なのでサクっと見れちゃうものの、1シーズン全て見たくなるかどうかは微妙なところですね。これ今後シリーズ化するのかなぁ。

ただ、アメリカ人には物に感謝するとか東洋の思想が混ざっているコンマリメソッドは逆に新鮮で受けるのかもしれませんねぇ。

家に入ると、まず近藤麻理恵が正座してその家に挨拶をするのがいいパフォーマンスになっていて、ああいうのにぐっと来る薄っぺらいアメリカ人多そうだもん。

それでもほとんどの人は近藤麻理恵だけ正座させて自分は近くでそれを見ているだけっていうのがアメリカ人っぽいですね。あれ全員に正座させなきゃダメだろ、あいつらの家なんだから。

近藤麻理恵がすごいのは、片付けられない人たちの家に行っても、決して説教臭くならないところですね。基本怒ったり、上からものを言ったりしないし、押しつけがましくせずに自立を促すことに成功しているから指導者としてかなり優れてますね。あの忍耐力は半端ないですね。

あれが細木数子キャラだったらアメリカでは受け入れられなかっただろうなぁ。そっちのほうが絵的には面白いんだけどね。

炎上覚悟で「いいかお前たちの国はなぁ、そもそも歴史が浅いんだよ。だから片付けられないんだよ」ってルーツから否定する際どいキャラにしてもいいかもしれませんね。。コンマリの悪魔バージョン作ってくれないかなぁ。

それにしても物を溜めてしまう性質って日本人特有のものなのかなぁっと思っていたらアメリカ人にも同じような人たちがいるんですね。

日本人はやたらと物を捨てるのがもったいないとか、物を大事にしないとか言われて育つので余計に捨てられなくなる傾向にありそうですよね。

一方、アメリカ人は消費するのは好きでも物に対する執着心が日本人よりは少ないかなあという印象があるけど、人によってはベースボールカードを山ほど集めては捨てられなくなったり、不必要な洋服がいつまでもクローゼットの中に眠っていたりと、国は変われど消費社会の現代においてはそんなに違いはないようです。

ただ、捨てられないレベルでいったらやはり日本人の片付けられない人のほうが病的な人がたくさんいて面白いんですけどね。

僕の友達にもしょうもない物をため込んでしまうアホがいるんですよ。もういい歳したおっさんなんなんだけど、新聞紙すら「いつか読むかもしれなから」とか言って捨てられない性格で、自分の家に収まらないものは貸倉庫を借りて保管したり、挙句の果てには友人、知人の家にまで段ボール箱を保管してもらっているというクズっぷりです。

あいつこそ近藤麻理恵先生にお願いしたほうがいいのにって思います。そういう人、あなたの周りにもいませんか?

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