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アリー/ スター誕生のネタバレと感想

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この記事は 約4 分で読めます。

1937年公開の映画「スタア誕生」のリメイク。レディー・ガガはいい仕事しているのに対し、ブラッドリー・クーパーは相変わらずの大根ぶりです。49点(100点満点)

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アリー/ スター誕生のあらすじ

ジャクソン・メインは、スタジアムを満員にするほどの人気歌手だった。しかし彼にはアルコールとドラッグ中毒の気配があるほか、難聴を患っておりミュージシャンとしてのキャリアも下り坂であることを感じていた。

ある晩、ジャクソン・メインは、ふらっと立ち寄ったドラッグクイーンのショーを売りにしているバーで魅力的な歌手アリーと出会う。

魂を込めて歌うアリーの歌声にすっかり惹かれてしまったジャクソン・メインはショーの後、彼女を飲みに誘い、二人は急接近する。

二人でいるときにアリーが口ずさんだ歌をジャクソン・メインは脳裏に焼き付けていた。翌日、大きなライブを控えていた彼はアリーを自分のバックステージへと招待する。そしてあろうことかアリーを舞台に立たせ、大観衆の前でデュエットをすることに。

その夜をきっかけにアリーはスターダムへと一気に駆け上がっていく。

アリー/ スター誕生の感想

世界にひとつのプレイブック」、「アメリカン・スナイパー」、「二ツ星の料理人」などに出演した俳優ブラッドリー・クーパーの初監督作品。キザでベタで予想通りのことが起こる恋愛ミュージカルです。

有名歌手役をブラッドリー・クーパー本人が演じ、新人スター役に歌手のレディー・ガガを起用しています。

この二人がイチャイチャするシーンが7割、音楽シーンが2割、トラブルのシーンが1割といった割合になっていて、よくもまあ自分を主役にした映画でこんなにキザなセリフを書いて、ロマンチックな演出を恥ずかしげもなくできるなぁって逆に感心しちゃいました。

日常生活でもずっとモテモテだろうからブラッドリー・クーパーはきっと普段からああいうこと言ってるんでしょうね。

例えば、レディー・ガガ扮するアリーが酒場で男と喧嘩をして手をケガするシーンがあるんですが、彼女を介抱するためにブラッドリー・クーパー扮するジャクソン・メインがスーパーで冷凍グリンピースとテープを買ってアイシングをしてあげるんですよ。

どう考えても、あの規模のスーパーなら普通に氷売ってるだろっていうスーパーなのにあえて即興で優しくしましたアピールをしたりと、何かとイケメンエピソードが多くて、もうちょっと普通にしてたらいいのにって思いましたね。

その流れでジャクソン・メインはアリーを自宅まで送って、翌日になるとヘリコプターを用意して自分のライブに連れていきます。

それでステージの端からジャクソン・メインが歌ってるところを見たら案の定アリーはイチコロで惚れてしまい、もうメロメロなわけですよ。ミュージシャンってずるいよなぁ。あんなことされたら惚れないほうがおかしいだろって。

さてその日を境に二人はベタベタ、イチャイチャしはじめ、公私ともに充実してますってな具合に小室哲哉と華原朋美みたいな関係をスタートさせます。

ジャクソン・メインはアリーを自分のツアーに参加させ、ときどき彼女に歌を歌わせ、やがてアリーは自分のソロとしてのキャリアを歩み始める、というのがストーリーの流れです。

どこの誰かも分からない女がツアーに急に参加しだしたら、バンドメンバーはどう思うんだろう。ジョン・レノンがオノ・ヨーコを連れてきてメンバーがぎくしゃくしだしだ、とかのレベルじゃないですよ。

だって舞台には上げるは、歌も歌わせるは、デュエットは始めるは、ライブ中にハグしたり、キスしたり、ライブはお前らのデートの時間かよって感じでしたね。

それで四六時中キスしたりっていうのが続くんだけど、これってもしやブラッドリー・クーパーがただレディー・ガガとイチャイチャしたかっただけじゃんって思わずにはいられませんでした。

レディー・ガガはよく演技してましたよ。裸にもなってたし、堂々としてますね。っていうかむしろ大根役者ブラッドリー・クーパーより上手かったぐらいです。

音楽シーンもレディー・ガガの歌は聞けるんだけど、ブラッドリー・クーパーが歌う曲はダサいんだなぁ。歌でも演技でも惨敗。

唯一、まともだったのはこの映画を一つにまとめた彼の監督としての仕事だったと思います。

突っ込みどころは多々あるし、キザだし、ベタだし、先が読めるんですが、笑えるシーンもあったし、最後まで見れる映画に仕上げているのはすごいと思いました。

今後ブラッドリー・クーパーは監督業に専念したほうがいいんじゃないかなぁ。

コメント

  1. もも より:

    楽しみにしていたし、みんなから「絶対好きだと思う!」と言われてきた映画でしたが、本当に同じ気持ちです。ブラッドリークーパーのいちゃいちゃするシーンは、「きゃー!憧れる!」ってなもんじゃなくてイライラしかしませんでした。ただやりたかっただけだろう…とわたしも思って、この映画好きだと思う!と言ってきた友人は私のことなんだと思ってるんだろう、と。。。映画館で見なくて良かった。女友達とメタメタに斬りながら見ておりました!

    • 映画男 より:

      「絶対好きだと思う」って言ってる本人が、イチャイチャシーンにキュンときたんじゃないんですかね。それにしてもなんですかね、あの嫌味なイチャイチャのやり方は。