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かもめ食堂は話題にもしたくない映画!ネタバレと感想

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この記事は 約4 分で読めます。

話題にも出したくないほどおぞましいエセ欧州日本映画。普通の精神状態なら最後まで見ることはまず不可能です。2点(100点満点)

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かもめ食堂のあらすじ

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フィンランドのヘルシンキで「かもめ食堂」を営むサチエはある日、旅行者のミドリと出会い、食堂を手伝ってもらうことに。

さらに別の日には両親の看護を終えて息抜きにフィンランドを訪れたマサコが食堂に顔を出し、3人は意気投合する。3人で一緒に働きだしてからというもの全く客の入らなかった「かもめ食堂」が少しずつ賑わいを見せ始める。

シネマトゥディより

かもめ食堂のキャスト

  • 小林聡美
  • 片桐はいり
  • もたいまさこ
  • ヤルッコ・ニエミ
  • マルック・ペルトラ

かもめ食堂の感想と評価

トイレット」などの作品で知られる荻上直子監督によるフィンランドを舞台にした、文句が言いたくなるほのぼのドラマ。

監督の荻上直子、原作者の群ようこ、この二人のどちらかでも実際にフィンランド語を話せる人はいるんでしょうか?

あるいはフィンランドで生活したことがある人はいるんでしょうか? あるいはフィンランド文化を勉強したことがあるんでしょうか。少しでもフィンランドのことに興味を持って真面目に調査したのかよ、おいこら!って言いたくなりましたね。

答えは映画を見ればはっきり分かります。あまりにも無知な人間がろくな情報も収集せずに海外を舞台にした映画を作るとこういうことになるっていう出来だからです。

アメリカ人が日本を舞台に映画を撮るとこんな感じになるよっていうのを欧州でお返しした感じですね。

この映画を見ていてまず一番気になったのは、舞台は別にフィンランドじゃなくてもどこでもいいじゃん、ということです。

のどかで、景色がきれいなところならどこでもいいや、でもせっかくだから欧州にしたい、という投げやりな臭いがプンプンするのがむかつきます。

言ってみれば外国じゃなくても、日本の田舎でもストーリーは成り立つんですよ。それなのにわざわざ外国にするところがなんとも憎たらしいですね。

欧州=オシャレみたいな感性の人しか作れない映画なんですよ。欧州を美化しまくり、まるで理想郷のように描いているのが笑えます。そこには差別もなければ、移民問題もなく、みんなあなたが日本から来た日本人であることなんて気にしません。

現実はそんなわけねえだろって。事前にちゃんとその国についてしっかり勉強してから作れと言いたい。

経営ド素人、料理の腕ド素人の日本人がフィンランドの首都でレストランを開いてとんとん拍子に成功できるほど外国で商売するのは甘くないんですよ。あんなカタコトのフィンランド語で客商売が成り立つわけがないじゃないですか。フィンランド舐めんなよって話なんですよ。

世界各国どこの国でも日本料理が一度は流行った、あるいは現在流行っているのはそこに根を張って長年苦労に苦労を重ねた日系移民の人たちの努力の結果なんですよ。

それをプー太郎同然の日本人旅行者がなんとなく外国でレストランを手伝ったら軌道に乗っちゃって、成功しちゃいましたなんていう話はふざけすぎです。フィクションを通り越した、ファンタジーだから苦労話とかも全然出てこないしね。だって海外で苦労した経験がないんだから。

だいたい旅行者をレストランで働かせたら不法就労になるのになんで捕まらないんだ? 外国人が日本を舞台にした、でたらめな映画を作ったら怒るでしょ? じゃあなんでこれを見て怒らないんですかね? もっと怒りましょうよ。ああ、腹立つぅー。

コメント

  1. ? より:

    この映画に限らず荻上直子の映画は見てられないです。
    まだこの映画はましです、めがねという映画はもっとひどいです
    違う意味で見ることをおすすめします。

  2. バイファム より:

    こんにちは!
    荻上作品は、人を選びますからね。この人の思想・考えにほとんどマッチした人には吸い込まれるようにはまっていき、そうじゃない人間にはアナフィラキシーショックでも生じさせそうなほどに拒絶反応を見せる作風になっていますね。
    この作品は比較的ましですが、ここからめがね、レンタネコはさらにこの人の主観的かつ差別的な価値観が如実に出ているので、余計嫌いな人間の癇癪にさわる作品となっています。
    ある種主人公は人間臭く、ダブルスタンダードに基づいた不条理な行動をとってしまうのが原因だと思いますが・・
    人それぞれ意見は異なりますが、僕はこの人の作品はそこまで嫌いではないですね。なんというか全体的なゆったりとした雰囲気がまあ、主人公の性格のひどさよりも個人的に上回っててそこまで嫌いにならなかったです。

    • 映画男 より:

      荻上直子監督って女性好みかなって思ってましたが、男性でも好きな人は好きなんですねえ。

  3. RenoBank より:

    なんでしょ?

    とにかく気持ち悪い映画ですね。

    アキ・カウリスマキ監督へのオマージュなんでしょうけど、ただ猿真似してずっこけてますよっていいたい。

    過去のない男は大好きですが、日本人がやってもなぁ・・

    • 映画男 より:

      アキ・カウリスマキ監督へのオマージュなんですか。それすらも気づかなかった。

      • RenoBank より:

        ただ「フィンランドで映画を撮ろう」と、プロデューサーの提案で撮影が開始された・・みたいなことを荻上直子自身がインタビューで語ってました。

        だから、はじめにフィンランドありきの映画ってことですね・・どおりで違和感あるはずです。

  4. より:

    そこにある間を切り取るのではなく、
    そこに存在しない間をねじ込み、それをコントロールしようとするエゴのようなものを感じました。

    ナチュラルに見えるカラコンを入れて、カラコン?なんですか?と素知らぬ顔をするような、背伸びをしている作品と捉えるはごく少数で、大多数の人間はナチュラルビューティーと賞賛している。ここに最ももどかしさを感じるわけです。

    監督さんは欲張りすぎたかな。
    大衆には受けましたが、空回りしましたね。

  5. さこ より:

    上映当時、予告を見た時点で、これは残念な映画では?と思ってしまいました
    フィンランドが好きなので、イメージを壊されたくなくて、ずっと敬遠していたのですが…
    最近になって観る機会ができました

    感想は、教訓のないおとぎ話みたい

    地に足ついた見方をすれば、なんじゃこりゃってアホらしくなりますが、
    赤ん坊が桃から産まれた、竹から産まれたような話と同列に観れば、個人的にはふーん、で流せるストーリーでした

    感動はしないけど、腹も立たない
    「フィンランド」という名を借りた誰かの夢の国のお話って感じ

    正直、好みの器や調理器具が気になってしまって、ストーリーはあまり頭に入って来なかったです

    女性に人気というのは、ストーリーよりもフィンランドの日用品や器、ムーミンなどの「ブランド」が持つ力の強さや、料理への親近感によって、多くの男性にはあまり縁のない独特な世界観を作れるからでは…という気がしました

    • 映画男 より:

      `フィンランドをお手頃に利用したファンタジーでしたね。

      • さこ より:

        そう、ありふれたファンタジーですね

        でも、ひとつだけ肯定できるのは、多くの女性たちの共感目線です

        女性に人気のイッタラ、アラビア、マリメッコなどの北欧ブランドが、
        「かもめ食堂」という映画の中に上手く収納されているんです

        プロというにはちょっと甘いけれど、そこが逆に親近感へのフックになる
        ハイセンスな主婦並みに収納上手な映画だと思います

  6. 鰻満歳 より:

    『めがね』は性役割や社会的責任から逃れて丁寧な暮らしを実現するとそこには死を待ち焦がれるだけの無間地獄しかない…という惨状を示した名作です。

    「あの時(=死)」を待つだけと言い切る去勢されたような男性や自我が無いかのように好都合なおばあちゃん等、醜悪なまでにフェミニンな癒やしアイテムで世界構築したら地獄になるってのは理屈では判っても体験することは難しいので映像化したのは貴重です。

  7. くじら丸 より:

    嫌なら見なければ良い!カモメ食堂で検索したら、引っかかってつい読んでしまっ。ネットハラスメントのような文章。あなたの評こそ、独善的で気持ち悪いです。

    • 清見 より:

      本当にそう思います。
      私も海外に住んでいましたが、日本人で、現地に馴染めないから家で日本の映像見まくって評価してる人いましたね。痛い感じで可哀想でした。

    • 名前 より:

      こういう雰囲気の映画を「映画として」楽しめる人も多い。
      かもめ食堂はあくまで映画ですからね。
      嫌なら見なくていいし、わざわざネットでレビューする意味もない。
      人の価値観、感じ方は多種多様。

  8. アオヤンマ より:

    ちっきしょー、そんなふざけた仕事で儲けてんのがいるのがムカつきますね。 
    ここでこの監督知った。
    この監督は監督クビだな。

  9. とんみ より:

    原作を知っての評価でしょうか。
    サチエは宝くじで当選した資金を元にお店を開きたいと思い、それが日本である必要はないとの理由で色々考えた上でフィンランドを選んでいますよ。
    作品が生まれた当時、女性の社会進出やグローバル化で日本が賑わい、サチエはお店を開くなら日本にこだわる必要はないよね、と。
    観ていて勇気の湧く、そしてどこか落ち着く、素敵な作品だと私は思います。

  10. ワビサビ より:

    かもめ食堂大好きです。100点満点中、2点の方がいれば、
    、、私は100点満点中、100点。
    なぜなら、おそらく人生のうちで観てる回数が最も多い作品だからです。

    おそらく人によって、映画って捉え方が違うのだと思います。
    男性でも女性でも、年齢も関係なく。
    ただ、それだけのことだと思います。
    私は、この監督の映画が身体にフィットしています。
    人それぞれ、意見が違うのは面白いことだと思いますねぇ。

  11. cho. より:

    この映画は家族皆が大好きで
    DVDは時々止まるほど再生しました!
    流れているだけでゆったり気分を味わえる
    今も定期的に見る作品です!

    心が穏やかな人向けなのか
    気性が荒めの私の旦那が唯一
    「うーん、、」っと言っていました(笑)
    貴方様と似てるのかも(笑)

    観る人によって視点や感想が変わるって
    やっぱり映画は素晴らしいですよね☆

  12. より:

    原作を読まずに映画だけ観たんだろうなぁ…

  13. すずめはすずめ より:

    原作を読まずに映画だけ観ればそういう感想になるかもしれませんね。
    もともとドキュメンタリーではなく、おとぎ話なんですから、現実離れしているとかいう感想は的はずれです。
    私はほのぼのしている原作が好きで、映画もそれなりに楽しめました。

    • Alison より:

      的外れではないと思います。
      これはおとぎ話です。そのため現実離れをしている。

  14. かもめ食堂 より:

    私は好きでしたよ!この映画。

    ストレス発散みたいに、ここまで悪く書くのはどうかな。
    かもめ食堂って検索したら、このウェブページが1番上にきて開くと、このありさま。映画ってフィクションですよね笑 

    事実を元にリアルに作らなきゃいけない映画もあるかもしれないけれど、基本「つくりもの」。この記事を書かれた方は、きっとリアルとフィクションの境界線が分からなくなっているのですね。

    ただ純粋に観ればいいのでは?

    • 猫が好き より:

      私もこの映画大好きです
      実際に今も見ています
      この映画でもあるように実際にはこの世の中には知らないことがありますし、その人自身の感性があります
      だからこそ、ここぞとばかりに悪く書く必要は無いと思います
      私にも感性がありますのでこの文章を見てこういう人もいるんだな〜と感じることが出来ました
      だからこそあなたもフィンランドが、とか資金が、とかではなくひとつの映画として見てみてはいかがでしょうか

  15. 睡眠学習 より:

    わたしはこの作品好きです。

    この映画って例えばマッサージ屋とかで流れるヒーリング音楽みたいなもんで、ストーリーがどうとか現実はこうとか一切考えず頭空っぽの状態で観るのが正解なのかなって思います。

    良くも悪くも波風の立たないストーリーをフィンランドという国の何となくほのぼのしたイメージでサンドして、仕上げに何か良い感じの料理映像で周りをコーティングした、チョコパイ的な映画です。

    わたしは現実世界の嫌なことや面倒なことを一旦忘れてリフレッシュしたい時にこの映画を観ていたので考えもしませんでしたが、確かに物語を現実世界に当てはめて考えると、本ブログ記事のような感想になるのも分からなくはないなと思いました。

  16. バーサ在住 より:

    フィンランド在住ですが綺麗なフィンランド語だと思いますよ
    逆にフィンランドの何を知ってるんです?w

  17. なのはる より:

    映画はエンターテインメントのはず。
    エンターテインメントとは現実から逃れる事の出来る唯一のオアシスなのだと誰かが言ってました。
    映画評論をする方全てに申し上げたいのですが、オススメしたい映画だけを取り上げるようにしましょうよ。
    観ようとしてる人がこういう批判を読んで観る気を失い、出会えたはずの物に出会えなくなる事は非常に寂しいです。

  18. いであ より:

    不思議な映画です。何よりこの映画が嫌いなことをムキになってこと細かく述べ立てる人が一定数いる一方、この映画を評価し癒やされる人が全体で言えば多数派(Amazonの数字を見たら分かりますね)てこと。僕は嫌いな人も好きな人も分かりますね。何度も何度も見かけては続けられなかったのだけど、友人のべストフィルムであるのとフィンランドに関して調べることがあったことから今回一気に見て…良さがとても分かりました。不自然さを1つずつ積み重ねて全体として自然な世界を作っている…。これから何度も見る映画になっていく気がします。

  19. かもめ より:

    これ書いてる批評家気取りが、攻撃性と敵意に満ちてて、自分の価値観以外には目を向けれない視野の狭い、いけんヤーツだというのはよくわかりました(´∀`*)

  20. 日本を舞台にしたでたらめな映画に怒らない人 より:

    この映画が現実味度外視のほのぼのぶっ飛び系ファンタジーだってこと、誰でも一目で分かると思ってたんだけど、そういう類いのものへの好みを超えて、こんなにも憎悪むき出しでリアリティについて突っ込む方もいるのねえ……。と驚いたけど……

    >外国人が日本を舞台にした、でたらめな映画を作ったら怒るでしょ?

    この一言で理解した。そういうのがどうしたって許せないタイプの方なのね。
    多分怒らない人は結構いる気がする。悪意ない限りは。私も怒らない。そういう場合、悪意はないけど高いリスペクトもあんまりないだろうから、ただ「ふーん」ってなるだけ。「あーイメージで作ったんだなあ」って。もちろん雰囲気が気に入ればデタラメな日本描写でも「なんかいいねえ」となるだろうし。
    この映画も同じ。説教臭い妙なメッセージちらつかせてこれなら怒りも湧きそうだけど(特に移民とか差別の問題は私も大切に扱うべきだと思う)、でもそもそもそんな映画じゃないじゃない?これって。

    • クラム より:

      まったく同意見です。
      タイトル通り「話題にもしたくない」ならブログに書かないで欲しい。
      数日前に「かもめ食堂」を見てググったらここに来ちゃって、公共の場でストレスぶちまけてるひとに会っちゃって…この記事の方がよっぽど不快。

  21. ナナナ より:

    これはおばさん向けのなろう小説みたいなもんです。
    おいおいそんなやり方で成功するわけねえし、世の中なめすぎだろって思うのは当然の意見ですが、現実逃避用アイテムなので仕方がないことです。
    タイトルを、かもめ食堂〜宝くじ当たってフィンランドで店開いたらオシャレな毎日で店も繁盛してウハウハな件について〜にするべきだっただけです。

  22. コンタクト より:

    現実では引っかかるいやな部分をことごとく排除してくれた夢を見ているような気分にしてくれる良い映画だと思います。ただ、見終わった後は一気に現実が押し寄せてくるような感じがします。

  23. 通りすがり より:

    フィンランドや北欧雑貨好きの飲食店従事者ですが、この映画を見て感じていたモヤモヤを全部言ってくれてスッキリしました!
    北欧はこんなんじゃない…店の経営ってこんな楽じゃ…って細かいとこが気になり過ぎて(そこが主題ではないとわかっているのですが)頭に入って来なかったです。
    ナナナさんのいう『おばさん向けなろう小説』に納得しました。
    理想は理想として、ファンタジーとして楽しめる人向けの映画だと思いました。

    • 映画男 より:

      どうせファンタジーにするならおばちゃんを主役にする必要がないんですよねえ。

  24. 結城 より:

    この映画に限らず、「原作もちゃんと読んでから評価しましょう」みたいなことを言う人がいるけど、原作小説は原作小説、映画は映画でそれぞれ単独の作品として評価すべきでしょ。原作を読んでなきゃ楽しめない、あるいは良さが分からない映画なんだったら、「原作未読者お断り」と最初から宣言しておけよ。
    およそ2時間の映像として表現できないような原作なら、そもそもそれは映画化すべきじゃない。

  25. ありまろう より:

    好きな映画を検索したトップにこのレビューが出てきたので大変不愉快でした。

    ファンタジーだと分かっているのに現実味がないと仰ってる意味がさっぱり分からないのですが、この方ご飯を食べても「飯を食ったらお腹がいっぱいになるムカつくぜえええ」って言うんですかね。
    ファンタジーだから現実味が無いのは当たり前なのでは?

    好みではない映画を好きになれとは言いませんし、文句を言うのもあなたの勝手ですが、万人が見てしまう可能性がある場で(僕は検索で一番目に出てきたこのページを開いてしまいました)作品を謎持論でコケ下ろし、果てはみんなで怒ろうぜと呼びかけるようなレビューをするその意図が分かりません。同士を集めて現実で何かする気だったのでしょうか?

    とりあえず検索トップに出てくるのが不愉快なので何とかしてくれませんか。

  26. はる より:

    当方、女です。
    この映画がとても嫌いで、なのにAmazon等では評価が高いことに疑問を持ち、私と同じ意見の人がいないだろうか…と検索してこちらのページに辿り着きました。
    言いたいこと言ってくれて、大変スッキリしました。
    主さん言語化能力高いですね。

    • 映画男 より:

      ありがとうございます。この映画を批判してることでいまだにいろんな人から怒られますが、こうやって共感してくれる人もいてくれて嬉しいです

  27. たなか より:

    このレビューを読んでの感想は、まあそういう人もいるだろう程度ですが、
    非難しているコメントにも返信した方が良いのでは?
    あと、主さんは暇な方なのかな?と思いました。

  28. どん より:

    仰る通りの映画で,ファンタジーとしては悪くないのですが,現実味がなさ過ぎて入り込めませんでいた。

    私はまず「海外で客がさほど集まらない店を維持する資金はどうやって得ているのか」が気になってしまいました。けっこう良い家に住んでいてプール通いもできてるし。多額の慰謝料でも得たのか過去に事業で大成功したのか風俗で荒稼ぎでもしたのかなどと邪推してみるも,主人公はとてもそんなキャラに見えません。

    そしてフィンランド人ってこんなじゃないでしょ。

    原作をモディファイして,日本の小さな商店街を舞台に,店を構えた背景を想像できる設定にしてくれた方が良かった気がしました。

  29. とおりすがり より:

    これ以上理解しなくて良いと思った作品に対して一生懸命に理解してほしいと懇願しても興味がないと思う…
    私は観てないけど、揃ってこういう反応する方たちが面白いと評している映画なんだなぁという印象

  30. 川野 耕平 より:

    素晴らしい映画と思います。観ていて現実にない世界で・・・それが映画なんですよ。
    人の付き合いでややこしい気持ちがないし、人の気持ちに土足で上がるようなことないしこのような現実にはない世界を作り上げた映画とてもいい映画と思います。役者さんも良かったです。

  31. ネコ より:

    人からおすすめされて評価も良いのに「どこが面白いのだろう…」と頑張って魅力を見出そうとしていました。
    ナナナさんの言う「おばさん向けのなろう小説」という表現が、腑に落ちました!
    北欧風ていねいな暮らしを提唱する女性誌みたいな感じでしょうか、好きな人にはきっと夢と憧れが詰まった映像なんでしょう。
    なろう系にハマる人もいれば苦手な人も居て人それぞれでしょうが、私は楽しめない方なので今後好みの映画かどうか判断する指標にしたいと思います。皆さま自分にとってお気に入りの映画が見つかりますように!

  32. ライコネン より:

    同感です。
    時間を返してくれって思いました。

  33. 長谷川 より:

    10年以上前に友人から面白かったよと聞いていて、いつか観ようと頭の片隅に置いてました。
    先日、テレビの番組表をチェックしていたら、NHKBSで放送予定がありました。
    なので、録画して今日観ました。
    特に、自分にとっては毒にも薬にもならない無駄な2時間弱でしたね。
    勿論、小説が原作でありファンタジックなのは批判しません。
    しかし、取り立てて映像化した意味が理解できません。
    まぁそれは他人の自由ですが。
    そして、この作品を具現化するには、映画よりも「かもめ食堂」のセットを中心に据えた舞台の方が良かったのではないかと思いましたね。

  34. 毎日の生活をフレッシに掴む より:

    > 普通の精神状態なら最後まで見ることはまず不可能です。

    と冒頭にある通り、まともに見れなかったことがわかる感想です。好きじゃないものを見るのは辛いですよね。でも見ないで書ける感想は「僕には見れませんでした」だけです。

    > そこには差別もなければ、移民問題もなく、みんなあなたが日本から来た日本人であることなんて気にしません。

    差別はありましたし、外国人であることを気にされていましたよ。

    > 料理の腕ド素人の日本人がフィンランドの首都でレストランを開いてとんとん拍子に成功できるほど

    成功してはいませんよ。なぜならあの後が描かれないことにはどちらであるとも言えないからです。

    > あんなカタコトのフィンランド語で客商売が成り立つわけがないじゃないですか

    成り立ってはいませんよ。なぜならあの後が描かれないことにはどちらであるとも言えないからです。

    あと、カタコトの日本語で客商売が成り立っている店は昔からそれなりにあります。日本にお住まいのころは、あまり飲食店で食事はされなかったのでしょうか。

    > それをプー太郎同然の日本人旅行者がなんとなく外国でレストランを手伝ったら

    いくらかお客さんが来てくれるようになった理由はそこではありませんよ。

    > だいたい旅行者をレストランで働かせたら不法就労になるのになんで捕まらないんだ?

    少なくとも現代のフィンランドはディストピア的な監視国家ではありませんので、即座に捕まったりはしませんよ。

    また、映画を見れていない以外にも、論理におかしな点があります。

    > 日本の田舎でもストーリーは成り立つんですよ。
    > 舞台は別にフィンランドじゃなくてもどこでもいいじゃん。

    フィンランドでもストーリーは成り立つんですよ。
    舞台は別に日本の田舎じゃなくてもどこでもいいじゃん。

    どこでもいいならフィンランドでいいですね。
    この映画は『かもめ食堂』であって『フィンランド物語』ではないので、無意味な指摘です。

    > あるいはフィンランドで生活したことがある人はいるんでしょうか? あるいはフィンランド文化を勉強したことがあるんでしょうか。少しでもフィンランドのことに興味を持って真面目に調査したのかよ、おいこら!

    フィンランドが舞台であることを非難しているにも関わらず、海外暮らしの一般論しか感想には書かれていません。
    まるで、フィンランドには興味がないにも関わらず、ただ非難するためだけにフィンランドを持ち出しているかのようです。

    > 苦労話とかも全然出てこないしね。だって海外で苦労した経験がないんだから。
    > 長年苦労に苦労を重ねた日系移民の人たちの努力の結果なんですよ。

    「日系移民の人たち」と聞こえよく言い換えていますが、ようは「自分」ですね。自分は実際に「海外」在住だ。自分の知ってる「海外」暮らしと違うのは許せない。もっとみんな苦労してなきゃおかしいんだ。オレは本物を知ってる。こんなのをありがたがってるやつらは何もわかってない。

    でも、そのまま本音を言ってしまったらただの幼稚な癇癪なのが自分でもわかっているから、許されてはいけない根拠をひねり出して義憤にすり替える。人が怒るとき、理屈は後付けなんですよね。

    もっと素直に自分を語っていいんじゃないでしょうか?

  35. halo より:

    私は2002年生まれの海外経験有り、現在は日本に住んでいるものです。
    4歳の頃にこの映画が公開され、もちろん劇場では見ていません。母親が小林聡美さんが大好きで、DVDを買っていて、私がこの映画を見たのは2010年の私が7歳だった時です。父親の仕事で海外に移住したものの、近所にある公立学校に空きがなくて、1ヶ月間浪人生活を送っていた頃に暇つぶしに見ました。もちろん、7歳の頃ですので、映画が伝えたいことや届けたいもの全ては理解できませんでしたが、そんな中でもこの映画は純粋に好きだなと感じました。
    今でもこの映画は必ずAmazonプライムで月1で見るくらい好きです。もはやセリフはほとんど覚えています。月1で見るのは高校の時からしていますので、もう6年です。飽きたことは一度もありません。

    このブログを書かれている方(名前は忘れましたが、)のことを私は正直しぬほどつまらない人、人生を送っている方なんだとこの感想ブログを読んで感じました。“映画はエンタメ”を全くもって理解していない。でも、自分語りはしたいし、知ったかぶりはしたいし、辛口コメントというものを描いてみたい、そんな自己顕示欲の塊のような人だと思います。
    旅行できている人が就労したら犯罪だとか言っておられましたが、そもそもサチエさんとミドリさんは賃金を一切発生させることなく働く、働かせる(実際はお手伝い)ので、就労にも値しません。仮に値するとしても、何度も言いますが、“映画はエンタメ”です。現実的な話をして何が楽しいのでしょう?
    そんなこと言っていたら、ハリーポッターで、魔法で人を吹き飛ばすなんて傷害罪にあたります。でもそんなことを考えたら、あの映画で誰も死ぬことはありません。死ぬことがなかったら、あの映画は成り立ちません。
    全てを現実的に考えたら映画というエンタメは何一つ成り立ちません。現実離れしてるから楽しい。面白い。まずはエンタメの本質を理解しませんか?

    最後に、あれはフィンランドでなくても成り立つと仰っていましたね。たしかにそれは言えてます。ただ、日本の田舎でも成り立つ、という言葉はあまりにも稚拙です。この映画の本質を理解していませんね。可哀想です。理解力なさすぎ。
    正直日本語以外を話す国であればこの映画は成り立つと思います。でも日本語を話す国ではダメなんです。つまり日本では成り立ちません。
    なぜなら、マサコさんが旦那さんが家を出ていってしまって寂しいフィンランド人女性の話をする際に、女性はフィンランド語を話していて、マサコさんは話せないにも関わらず理解しているからです。このシーンで伝えたいのは、お互いの言語が話せなくても、心が通じあっていれば言語の壁は越えられると伝えたいのだと思います。

    長くなりましたが、きっと頭の堅いおじさまには理解できない映画なのだと思います。もう少し物事を俯瞰して見られるようになってください^^令和の時代にもう1回見てみては?^^