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スターウォーズエピソード3・シスの復讐は最低!感想とネタバレ

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この記事は 約4 分で読めます。

作らなくてもよかった新三部作シリーズの最終エピソード。ところどころ手抜き感が半端ないです。29点(100点満点)

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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐のあらすじ

クローン大戦が勃発し、アナキン(ヘイデン・クリステンセン)とアミダラ(ナタリー・ポートマン)の秘密の結婚から3年後、分離主義者の勢力はますます拡大。共和国側は窮地に追いこまれていた。アナキンはシス卿のダース・ティラヌス(クリストファー・リー)を死闘の末に倒すが……。

シネマトゥデイより

読者のすかーれっとさんのリクエストです。ありがとうございます。

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐の感想

スターウォーズ・ファントム・メナス」、「スターウォーズ/クローンの攻撃」のジョージ・ルーカス監督によるCG頼りの手抜きスターウォーズシリーズ三部作の最終章。

全てのスターウォーズ作品の中で最もひどい作品といってもいい出来の悪さにヘッドフォンをつけて鑑賞しても普通に寝れるほどの睡眠効果を発揮します。

画面一杯に出てくるごちゃごちゃの戦闘機と敵キャラが目障りで、バイトクリエイターに丸投げしただけでジョージ・ルーカスが現場にいたかどうかも疑わしい作品ですね。あるいは第一線から離れていたせいで単純に腕が落ちたのかもしれません。

敵キャラのほとんどがロボットっていうのもイケてないですね。フルCGのロボットと実写のバランスが悪く、どうせだったら人間たちもフルCGにしちゃえばいいのに。映画というより操作のできないゲームですね、これ。

あと、ジェダイがやたらと飛び跳ねるんですよ。必要のないところで宙返りしたり、いつからジェダイってあんなにアクロバティックになったんだよ。その動きがまたカクカクで初代のファミコンみたいなことになってましたね。

思えばスターウォーズシリーズが無残にも砕けていったのはこのシリーズからですよ。よくディズニーのせいにされがちだけど、ディズニーがルーカス・フィルムを買い取ったのはこのシリーズの大分後なんですね。完全にジョージ・ルーカス本人の自爆じゃないですか。

物語は、アナキン・スカイウォーカーがダーク・シディアスことシスの帝王パルパティーンにそそのかされて悪の道へと落ちていく様子を描いていきます。

その描き方がまた極端すぎて、善悪で揺れるアナキン・スカイウォーカーの葛藤が全く伝わってきません。いきなり怒り出しちゃうおっさんみたいで、なんでキレてるのか分からないんですよ。

その間、アナキン・スカイウォーカーの恋人パドメ・アミダラが妊娠し、二人のダラダライチャイチャシーンが宇宙戦争のシーンの間にちょこちょこ割り込んで来ては、甘ったるい時間が続きます。

上映時間が約2時半もあり、二人の会話シーンとアナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービの対決シーンだけで1時間くらいあるんじゃないかなっていうぐらい編集をミスってますね。これは30分の短編映画にしないと。

シリーズ最低作品なだけでなく、ナタリー・ポートマンの演技もキャリア最低レベルのパフォーマンスでした。今思えば彼女は「レオン」がピークだったんじゃないのかなぁ。

一番笑えるシーンはナタリー・ポートマン扮するパドメ・アミダラが双子を出産して、赤ちゃんの顔見ながら「この子はルークで、この子はレイアね」ってその場で名前をつけるところですかね。どこでインスピレーションをもらって、あの名前にしたんだろう。

それもあんなに顔色も良くて意識がはっきりしてるのにその直後に死ぬっていうのが意味不明すぎますね。

その一方で両脚を切断されてマグマに焼かれたアナキン・スカイウォーカーは助かるんだから辻褄合わないじゃないですか。パドメ・アミダラには誰も救命装置を使おうとしないっていうのが笑えます。こいつは死んでもいいかってことなのかな。

スターウォーズファンである僕の中ではエピソード1から3はすでにないものになっているのか、この映画を見るのは二回目だったけど、全く内容を覚えていませんでした。それぐらい記憶に残らないです。あれ、サミュエル・L・ジャクソンなんて出てたっけ、とかそういうレベルです。

実をいうと、ジョージ・ルーカスが監督してたってことすら忘れていました。てっきり他の監督だと思ってた。

旧シリーズのファンにとってはやはりスターウォーズっていえばエピソード4から6なんですよね。

あれ以外はかけなくてもよかったフリカケみたいなもので、せっかくの美味しいご飯を台無しにするだけなんです。あの感動と興奮を超えられる作品は今後一切出てこないでしょうね。

とはいいつつ続編が出たらついつい見ちゃうんですよけどね。ある意味、洗脳ですね。

コメント

  1. eggmobile より:

    エピソード1-3通してヨーダが全く活躍しないところが残念でしたね。
    特に責任も取らず最後はトンズラ、という。最低な上司だなあと思いました。

  2. danny より:

    こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいてます。
    ぼくはこのEP3がシリーズ全作を通じていちばん好きですが、あんまり好きじゃない、という人がいてもぜんぜん苦じゃないです。よくいますよね、そういう人。いいじゃん、人になんて言われたって自分が好きなら。
    というわけでヨーダのこともいいじゃん、とも思うのですがヨーダが活躍したの(ライトセーバーを持って、という意味で)、全シリーズを通してこのシリーズだけですよね。特にEPⅡのラストシーン。だれもが「あーこりゃもうダメだ」と思った時のあのヨーダの躍動。「おじいちゃんだと思ってたのに!」みたいな。劇場に拍手が起こりました。あのときの一体感は忘れられません。かわいいヨーダもかっこいいヨーダも両方大好きです。最後のジェダイは大嫌いですが。
    映画男さん、がんばってくださいね。

    • 映画男 より:

      ヨーダが主人公のシリーズ作ってもらいたいぐらいです。コケるかもしれないけど。

  3. koalden より:

    パドメにはもう自分から生きる意思が無いって描写があったんだから、生命維持装置なんて使ったらパドメの「アナキンへの絶望感」というものが描けないのでは?
    より悲劇にする為には、単に「アナキンのせいでパドメが死ぬ」ではなく「アナキンのせいで、本当は生きれたのに死を選ぶパドメ」というシーンを描くのが適当だろうし「意識がはっきりしているのに死ぬ」というのもパドメが自ら生きることを放棄した表現としてベストなのでは…?

    あくまで一意見としてお受け取り下さい、これからも応援しております。