ミッション:8ミニッツ(原題SOURCE CODE)

同じようなシーンの繰り返しと、出来損ないのストーリーによって作られた、お馬鹿SF映画。やってることも言ってることもすごく馬鹿なのに登場人物は終始マジだから救いようがないです。14点(100点満点)

ミッション:8ミニッツのあらすじ

シカゴで乗客が全員死亡する列車爆破事故が起こり、事件を解明すべく政府の極秘ミッションが始動。爆破犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込み、犯人を見つけ出すという任務遂行のため、軍のエリート、スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)が選ばれる。事件の真相に迫るため何度も8分間の任務を繰り返すたび、彼の中である疑惑が膨らんでいく。

シネマトゥデイより

読者のホサさんのリクエストです。ありがとうございます。

ミッション:8ミニッツの感想

「ウォークラフト」や「月に囚われた男」などの駄作でお馴染みのダンカン・ジョーンズ監督による失敗作。無理やりな設定と辻褄の合わないストーリーのせいで途中で見る気をなくすこと間違いなしです。

人の脳には死んだ後も8分間の記憶が残っているという、全く説得力のない設定の下で進んでいく記憶遊び映画で、電車の爆破テロの被害者の記憶と死亡した軍人の意識を同期化してテロ事件の犯人を突き止める、というくだらない内容です。

主人公スティーヴンスに与えられた時間は8分間。その短い時間だけ主人公が乗客の記憶だか、意識だかに入り込んで、車内にいる犯人を探していくんですが、何度失敗してもOKだし、何回もやり直しがきくという緊張感のないミッションのどこに興奮が生まれるんでしょうか。

失敗してもOKなら、成功したところだけ見せてくれるかな。つまり途中経過はまるで無駄な時間帯ということだからラストのオチだけ見たらいいと思います。

犯人を突き止めるために主人公スティーヴンスがやることといえば、テロの犯人に見える怪しい乗客に片っ端からいちゃもんをつけたり、殴りかかったりするだけで、まるで頭を使っていないのが笑えます。

そもそも乗客が同じ車両にいるという前提で話が進むのがいけませんね。あの列車に犯人が乗っていた証拠だってないのになんであの中限定で犯人探しをしているのかも意味不明です。

スティーヴンスが教員のショーン・フェントレスの脳と同期化できるのもおかしいですよね。だってスティーヴンスはまだ上半身が無事だったからいいとしても、ショーン・フェントレスの遺体はテロの爆発で粉々になったはずなんだから脳が無傷で残っているはずがないじゃないですか。

この映画を楽しむにはそういったもろもろの無理やりな空想上のルールや自ら創り上げたルールに脱線していく話に付き合えるかどうかが重要です。

要するに優しくて寛大な心か、言われたことをなんでも信じれる無垢な精神性が必要です。僕はとてもじゃないけどそういうのは持ち合わせていないので無理でしたね。

ラストはもう笑うしかないでしょう。あれだけ過去は変えられない。起こってしまったことは取り戻せないって博士が散々説明していたのに結局は歴史を塗りかえちゃうんだからお手上げです。

自分で開発したプログラムをよく理解していない博士ってなんだよ。ぽんこつにもほどがあるだろ。

>>ミッション:8ミニッツはU-NEXTで視聴できます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
ただ文句が言いたくなる映画ハリウッド映画
映画批評ブログ、ただ文句が言いたくて | レビュー|ランキング

コメント