危険なプロットは小説を読んでるみたいな映画!感想とネタバレ

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リアルな小説を読んでいる気になるフランス映画。高校生の書く物語に引き込まれていく感覚が面白いです。59点(100点満点)

危険なプロットのあらすじ

作文の添削ばかりで刺激のない毎日に嫌気が差している高校の国語教師ジェルマン(ファブリス・ルキーニ)は、クロード(エルンスト・ウンハウアー)という生徒が書いた同級生とその家族を皮肉った文章に心を奪われる。

その秘めた文才と人間観察能力の高さに感嘆したジェルマンは、彼に小説の書き方を指南する。かつて諦めた作家になる夢を託すようにして熱心に指導するジェルマンだが、クロードの人間観察は次第に過激さを増すように。そして、その果てにジェルマンを思わぬ事態に引きずり込んでいく。

シネマトゥデイより

読者ののんさんのリクエストです。ありがとうございます。

危険なプロットの感想

彼は秘密の女ともだち」、「17歳」などで知られるフランソワ・オゾン監督の斬新な文学的ミステリードラマ。

主人公の少年の小説を読みながらストーリーが進んでいく斬新な演出と先の読めない展開が面白くサスペンス要素の強い物語になっています。

さらに少しエロティックなエピソードを加えて、危険な香りと背徳感から来るドキドキを抱かせる内容ですね。

ストーリーは、国語の教師のジェルマンが自分の生徒の作文を読んで、その余りの面白さと 才能に惚れ込み、 先が読みたいばかりに彼に特別授業をし始めるところからスタートします。

クロードの文章は悲観的で皮肉混じりではあるものの人間観察力に優れ、読む者を魅了します。

ジェルマンはクロードの物語を妻に読んで聞かせ、 妻もまたすぐに彼の文章に夢中になるのでした。

クロードが書くテーマは友人とその家族のこと。クロードは平凡で理想的な家族の生活に好奇心を抱き、友人の家に入り浸り、友人家族をかきみだしていきます。

ついには友人のお母さんに近づき、その様子までを事細かく描写し、一部始終を読んで知るジェルマンを困惑させていく、というのがあらすじです。

途中からどこまでがクロードの実体験でどこまでが想像なのかが区別がつかなくなって、それがまたサスペンス要素を増幅させますね。

ただ、終盤になるとクロードの行動が大胆になりすぎて、ちょっとやりすぎ感がありました。同時に話がダレてきます。

もうちょっと短くまとめてもよかったかなぁ。特にジェルマンの奥さんが家を出ていく下りはいらないです。あんなに仲よかったのにいきなり別れないでしょ。

全体的にはジェルマン夫婦も友人家族も普通にいい家族ですよね。ジェルマンと奥さんが一緒に生徒の物語で盛り上がってる姿とか可愛いらしいし。

友人のお母さんが微妙に色っぽくて、微妙に綺麗なのもいいですね。あれで美人すぎたら嘘っぽいけど、本当にいそうなお母さんだからリアルでした。

いますよね、たまに友達のお母さんで綺麗な人。そういえば子供の頃は、なんで自分の親は普通のおばちゃんなのに友達のお母さんは違うんだよって人生の不公平さを嘆いたりしてたなぁ。

男なら誰しも綺麗なお母さんのいる友達の家に行くのを楽しみにしたことや、よからぬ想像を膨らませたこともあるんじゃないでしょうか?

だけど現実はこの映画みたいに友達のお母さんがすぐキスをさせてくれたりはしません。だから人は映画を見るんです、きっとね。

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