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殺人者の記憶法は無責任な記憶喪失スリラー!感想とネタバレ

この記事は 約3 分で読めます。

無責任、無計画、無目的な韓国映画。アルツハイマーを都合よく解釈して殺人事件のストーリーに埋め込むとこういう映画ができる、という見本です。28点(100点満点)

殺人者の記憶法のあらすじ

かつて連続殺人を犯し、アルツハイマー病を患うビョンス(ソル・ギョング)は、接触事故に遭った後にテジュという男と出会う。その異様な雰囲気から彼が殺人鬼であると直感したビョンスは、警察に通報しようとする。

だが、テジュが警察の人間であったことから誰もまともに取り合おうとしない。たった一人でテジュの凶行を食い止めようとするが、アルツハイマー病による記憶の喪失に苦しめられるビョンス。そして、新たな殺人事件が発生し……。

シネマトゥデイより

殺人者の記憶法の感想

「セブンデイズ」で知られるウォン・シニョン監督による記憶遊びスリラー。アルハイマーのシリアルキラーと韓流アイドル風警察官のシリアルキラーの対決を描いたくだらない映画。

映像はきれいだし、演技も悪くないし、アクションや事故シーンなんかは迫力あるけど、肝心なストーリーがボロボロです。

散々を人を殺してきたおっさんが自分のことを棚に上げて警官のことを殺人鬼だといって警察に通報するという間抜けな話についていける人はよっぽど寛容なのか暇なのかのどっちかでしょう。

主人公のおぼろげな記憶の中を行ったり来たりするだけの2時間にも及ぶストーリーに途中で飽きずにはいられません。

そしてラスト5分で今までダラダラと見せてきたことを全て帳消しにするオチ。あれのせいで時間の無駄だったと思うこと間違いなしです。

認知症、記憶障害、アルツハイマーをテーマにしたスリラーやサスペンスっていつも最後は「あの記憶は間違っていた」で終わりでしょ。それって無責任なんだよね。

記憶がどうこう言い出したらなんでもありだし、今までのはなんだったんだよっていう気持ちになるんですよ。記憶が怪しいから主人公がわざわざパソコンに打ち込んだり、テープレコーダーに録音していたんじゃないの?

もしその記憶すらも間違っていたっていうなら全てのシーンに意味がなくなるじゃん。お願いだから間違った記憶じゃなくて正しいのを見せてよ。

記憶遊びをされると、結局内容が視聴者の記憶にも残らないんですよ。さっき見たばかりなのにロン毛のおっさんが髪を切ったぐらいしかもう覚えてないもん。

あと、犯人の記憶があいまいなのと警察が無能なのは関係ないからね。あんなにトロいおっさんが素手で犯した一連の殺人事件をなんで何十年も解決できないのよ? 皮膚とかDNAとか絶対残ってるでしょ。

記憶遊び映画で真っ先に思い出されるのは「メメント」でしょうか。でも「メメント」は記憶遊びがすごいんじゃなくて時系列を逆にしたストーリーテリングが見事だったんですよ。

それをよく理解せずに影響されてる映画って結構あるんだけど、まあもれなく失敗しますね。あわよくば「殺人の追憶」のようなスリリングな映画を期待したんですけど、見事に砕かれました。

奇しくもこの映画の英題は「MEMOIR OF A MURDERER)」で「殺人の追憶」は「MEMORIES OF MURDER」とかなり被ってるんですよ。韓国語だとどうなんだろう。やっぱり被ってるのかな? ダメだ、こりゃ。

>>「殺人者の記憶法」はTSUTAYAで視聴できます

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コメント

  1. コロナ侍 より:

    こんにちは!
    ちょっと別の映画の事で検索していたらここにたどり着きました。
    いくつかの批評を読ませていただいたのですが・・・
    「うんうん!それだよそれ!」
    って思うことがたくさん書いてあって、もう痛快!
    貴殿の映画評を(知らない映画も含めて)次々読んでしまいました。

    人気タレントが出てればいい、話題の原作を映画化したらそれでいい・・・そういう”映画もどき”は、もう要らないと私も思います。

    「良いものは本当に良い!」「ダメなものはやっぱりダメ!」といった、ハッキリとした貴殿の映画批評に今後も期待大!
    応援させていただきます!