映画ブリッジは自殺を映した衝撃のドキュメンタリー!感想とネタバレ

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自殺の名所にカメラをしかけて人々の動向を追った衝撃のドキュメンタリー。川に飛び降りる人々の映像に釘付けにされます。80点(100点満点)

映画ブリッジのあらすじ

サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジは多くの人々が集る観光名所である一方、自殺の名所としても知られている。

絶景が広がるこの場所で死んでいった人たちは何を思って橋をまたぎ、飛び降りたのか? 1年間に渡り橋の両端にカメラを設置し、自殺の瞬間を撮影。遺族や友人、そして自殺を図った本人にまでマイクを向ける。

映画ブリッジの感想

エリック・スティール監督による死を撮影するというタブーに挑戦した記録映画。誰かが自殺をする瞬間を見たことがあるという人はほとんどいないでしょうが、この映画を見れば誰もが嫌でも自殺の目撃者となります。

それゆえに内容は衝撃的かつ感動的。実際に決定的な瞬間を収めているだけに説得力があり、遺族や友人のインタビューからは多大な苦痛が伝わってきました。

これを見てまず思ったのは、なぜ自殺大国の日本が先にやらなかったのだろうかということですね。

世界で一番自殺について考えなければいけない国がほかでもない日本なのに、全くなんの動きもないのは一体なぜなのでしょうか?

正直日本政府は表向きには深刻に受け止めているフリをして、本当は自殺を歓迎しているんじゃないかという気がしてなりませんね。

「ブリッジ」は飛び降り自殺の記録だったけど、これが首吊りや練炭自殺だったら、もっとグロテスクになって逆に自殺防止にはいいかもしれないですね。

ぐちゃぐちゃになった死体を見せて、「こんなになるけど、それでも死にたい?」と視聴者に突きつけたら、中には考え直す人もいるんではないでしょうか。

死をタブー視せず、こんな時代だからこそ死に対する実感をあえて国民に与えることが大切じゃないのかなぁ。

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コメント

  1. Miranda より:

    はじめまして。私も遅まきながらこの映画を見ました。うん、ずしんと心に重く響く内容でした。見終わった後で何とも言えない”虚脱感”というか・・・。生きていることが”苦痛”な人たち・・・本当にこれしか結論がなかったのかなぁと、考えさせられる映画でした。
    監督のインタビューも見ましたが、この映画を作る勇気とか遺族にインタビューしてカメラを回すという仕事は・・・精神的に大変だっただろうなぁと思いました。”興味本位”で作ったという雰囲気はまるでない監督のインタビューの様子に、”自殺の意味を考えて欲しい”というメッセージがしっかり伝わってきました。しかし、なんと多いことか・・・。この橋から毎月誰かが飛び降りていると思うと、心がえぐられる思いですよねぇ・・・。

  2. eigaotoko より:

    Mirandaさん
    コメントありがとうございます。この映画は本当に衝撃的でした。カメラを設置して、自殺の瞬間を捉えるなんてすごいですよね。映画としてもとてもよくできていたと思います。僕は2、3回見直しちゃいました。

  3. Pelecanus より:

    今見終わったあとで、みぞおちを押されているような感覚がしています
    哀しいとも感動とも異なっていて、複雑な気持ちです
    何より複雑な気持ちにさせているのが、自分は明日にはこの映画でなくなった人のことなど頭にないだろうということです
    美しい橋の光景が何度も出ていましたが、同じ光景を全く異なる気分で見ている人がいるというのも、複雑です
    ”分からない”ということを、決定的に叩きつけられた感じがしました

    • 映画男 より:

      Pelecanusさん
      コメントありがとうございます。確かに複雑な映画ですね。よく考えさせられる映画だと思いました。