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私はあなたのニグロではないは退屈な紙芝居!感想とネタバレ

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黒人による黒人のための黒人差別映画。暗くて、悲しくて、苦しくて、そしてとってもつまらない作品です。30点(100点満点)

私はあなたのニグロではないのあらすじ

1979年、アメリカ人作家のジェームズ・ボールドウィンは、友人のメドガー・エヴァーズ、マルコムX、マーティン・ルーサー・キングをテーマにした新作の構想を練っていた。彼は30ページで止まったままの「Remember this House」という題名の本についてエージェントに手紙を書く。

シネマトゥデイより

私はあなたのニグロではないの感想

2017年のアカデミー賞ドキュメンタリー賞ノミネート作品で、ラウル・ペック監督による黒人差別の歴史を作家ジェイムズ・ボールドウィンの未完の原稿を基に描いたドキュメンタリー。

サミュエル・L・ジャクソンのナレーションに頼り切った、ストーリー性と見所に欠ける作品です。資料が足りなかったのか大部分が映像ではなく写真の上から声を吹き込んだだけでほぼほぼ紙芝居といってもいいでしょう。

さらに映像の多くのは昔のドラマや映画のワンシーンを切り取っただけという手抜きぶりです。確かにところどころで黒人に対する残忍な仕打ちをとらえた写真や暴力映像が出てくるけど、それにしたってネットにいくらでもあるもんね。

作家ジェイムズ・ボールドウィンに何かしらの思い入れがある人はそれでも見れるのでしょうが、彼を知らない人にとっては結構きつい1時間半になると思います。

ストーリーの大半はジェイムズ・ボールドウィンの友人だったマルコム・X、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、メドガー・エバースとの思い出やそれぞれが殺害されていった事件当時ことを回想しながらアメリカの暗黒の歴史をつづっていきます。

それがまた、そんなに仲良くなかったのかなぁ、と思わせるほど、それぞれの交流のエピソードが薄く、広がりがなく、それならマルコム・Xだったり、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアのドキュメンタリー見たほうがいいよってなりますね。どうせならジェイムズ・ボールドウィン自身のエピソードだけで勝負して欲しかったです。

系統でいうと、ブルース・リーのドキュメンタリー映画「アイ アム ブルース・リー」とかと同列にできそうです。本人の映像やストーリーがメインではなく、誰かが第三者について語るドキュメンタリー。

それも題材が題材だけにとことん暗くて、最後まで世の中に希望を感じさせないまま終わっていきます。唯一の光はオバマが黒人として初めてアメリカの大統領になった下りだけでしょうか。

アメリカの人種問題は根強く、いまだに黒人に対するひどい扱いは続いていて歴史を伝えることは大切なんだけど、伝え方が悪いと何も記憶に残らない、といういい例でした。

ジェイムズ・ボールドウィンが作家だけに語りが全て文学調なのもいけませんね。文学的で悲観的。ラストは黒人の首吊り写真を見せて幕を閉じるって落ち込むしかないです。

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